磐 梯 山


2015年(平成27年)8月6日(木曜日)  晴れ時々曇り  弱風


1/2万5千 地形図上でのGPS軌跡
白色の点線は10秒間隔緯線10秒間の距離=約310m、経線10秒間の距離=約250m)、青色の線は1分間隔、水色の斜線は磁北線


 .

緯  度  .



37°36′50″




37°36′40″





37°36′30″





37°36′20″






37°36′10″




37°36′00″
            140°                 140°                 140°                 140°
               03′                  03′                   04′                  04′
 度            00″                  30″                   00″                  30″

昨夜は 『道の駅・おおえ』 で車中泊をし、今日登る 『磐梯山』 の登山口である 『八方台登山口』 に向けて早朝から出発した。

その途中では、下の道の駅で休憩しながらゆっくりと進んで行った。

道の駅・田沢・なごみの郷
道の駅・裏磐梯

磐梯山近くの公園には、下写真の様な説明板があった。

手前の山の両奥に少し見えている山の稜線を
延長したのが爆発前の磐梯山で、
その部分が1888年の爆発で吹き飛んでいる
磐梯山の説明






 この駐車場が磐梯山への登山口の一つである 『八方台登山口』 である。


 ここへの到着時刻は9時半で、この広い駐車場には既に数十台の車が停まっていた。














 駐車場横の道路を渡った所に 『八方台登山口』 はあったが、ここを出発した時刻は9時50分だった。















 登山口から2分ほど進むと、登山者カウンターがあった。















 その後の登山道は、写真の様な林の中で、歩いていてとても気持ちが良かった、















 そんな登山道には、真っ赤に熟れたガマズミの実があった。















 登山口から20分近く歩くと、写真の標識に 『火山性ガスにご注意ください』 との張り紙があり、少し硫黄臭かった。















 上写真の直ぐ先はこの様に開けていて、奥の方には廃墟の様な建物が見えていた。


 この場所には昔、温泉宿があった様で、GPS軌跡図では 『中ノ湯』 になる。


 尚、ここまでの登山道は殆んどフラットで、途中に少しだけ緩い登り坂がある位だった。










この 『中ノ湯』 の横には短い木道があったが、そこには下の花が咲いていた。

尚、以下の花名には自信は有りませんので、予め御承知置き下さい。

木道脇に咲いていたウツギ
アカバナ
オトギリソウ








 上の木道を過ぎると山道になり、そこには写真の標識があった。(登山口から1.2km、弘法清水まで1.6km)















 上の標識から5分ほど登ると、登山道には中小の岩がゴロゴロしていた。








上の様な登山道では、下の花を見掛けた。

コバギボウシ
ハナニガナ
エゾシオガマ








 登山口から1時間ほど登った所の登山道脇に、展望所があった。


 そこから北方向に見えていたのが、この景色である。


 中央付近が下山後に行った 『五色沼』 で、左側に見えているのは 『桧原湖』 である。














 私達が上の展望所に着いた時は、写真の方が風景写真等を撮ってあった。


 その方(O氏)に景色や明日以降の天気を教えて頂いたのだが、タブレットで検索して確認してあった。(感謝!)


 現在は近くにお住まいとの事だったが、何と!福岡県新宮町出身で、お盆には帰郷する!と言ってあった。












 その後の登山道は、写真の様な中小の岩が多かった。








そんな登山道では、下写真の花を見掛けた。

ウメバチソウ
タマガワホトトギス
センニンソウ



 先程の展望所から30分ほど登ると、写真の分岐標識のある場所に出た。


 左折すると、『お花畑』 経由で 『弘法清水』 に行き、右折すると直接 『弘法清水』 に行く。


 尚、この場所がGPS軌跡図の 『お花畑・弘法清水、分岐』 である。


 私達はお花畑経由で登る事にした。




お花畑には下写真の花が咲いていた。

ミヤマシャジンとアキノキリンソウ
エゾシオガマ
マルバシモツケ











 お花畑を周回している途中では、写真の様に磐梯山が爆発した時の火口跡が見れた。













       磐梯山山頂
          ↓








 お花畑の周回道はこの様に成っていて、正面にこれから登る 『磐梯山山頂』 が見えていた。







その後のお花畑では下写真の花を見掛けた。

アキノキリンソウ
 
 ホタルブクロ

タカネナデシコ
ヤマハハコ
ベニイタドリ






 お花畑はそんなに広くなく、ゆっくり歩いても20分強で写真の 『弘法清水』 に着いた。


 この 『弘法清水』 の前はお土産店で、そこで休んでる人も多く、また殆んどの登山者がこの水をペットボトル等の容器に

 汲んでいたので、私達が着いた時はちょっとした行列が出来ていた。


 私もペットボトルに汲む時に飲んでみましたが、冷たくて美味しかったですね〜!








弘法清水の直ぐ横から山頂に登る登山道は、下写真の様な岩が多かった。

山頂への登山道の様子−1
山頂への登山道の様子−2
山頂への登山道の様子−3








 しかし、そんな登山道にも、写真のオトギリソウが咲いていた。








上写真の様な登山道を25分強登ると、下写真の 『磐梯山山頂=1816m』 に着いた。

到着時刻は12時35分だったので、山頂のあちらこちらで大勢の登山者が昼食中だった。

磐梯山の山頂にあった石祠
山頂で昼食中の登山者










 私達は写真の様な、爆発後の外輪山等の景色を見ながら昼食休憩をしていた。


 尚、この山頂にいる時は写真の様に雲が多く、遠景等を望む事は出来なかった。(残念!)
















 2つ前の山頂写真にも写っているが、この山頂にはトンボが沢山飛んでいた。


 そのトンボは私達の昼食中に、直ぐ傍の岩に何度も止まった。












 山頂で約40分の昼食休憩後に下り始めたら、山頂の少し下に山頂標識があった。


 尚、この山頂標識には 『1819m』 とあるが、国土地理院HPでは現在、『1816m』 になっている。







下山時も弘法清水に立ち寄り、ペットボトルに水を汲んだりして10分ほど休憩していた。

その後の下山中には、下写真の花を見掛けた。

マルバシモツケ
クルマユリ

                安達太良山
                   ↓









 下山時にも、登る時に風景写真を撮った展望所に立ち寄った。


 そうしたら登る時は雲で見えなかった東方向に、明日登る予定の安達太良山が見えていた。











下写真は、上写真から約25分で下りた 『中ノ湯』 である。

建物は崩壊し掛けていた
近くの登山道脇では、ブクブクとガスが出ていた








 中ノ湯以降には、歩いていて気持ちの良い登山道が続いていた。















 そして登山口の直ぐ近くまで下りると、登る時には気付かなかった、大きなヤマユリが咲いていた。















 この 『八方台駐車場』 に戻った時刻は15時15分だったが、駐車している車は大分少なくなっていた。











 今日の山歩きをまとめると、

     登山口(9:50)〜中ノ湯(10:15)〜展望所(11:00〜11:10)〜お花畑分岐(11:40)〜

     弘法清水(12:05〜12:10)〜山頂(12:35〜13:15)〜弘法清水(13:40〜13:50)〜

     展望所(14:25〜14:30)〜中ノ湯(14:55)〜登山口(15:15)、

     所要時間は5時間25分、GPSの積算距離は8km、万歩計は18618だった。







 下山後に荷物の整理等をしていると、隣の車のご夫婦も下山して来て、荷物の整理等をし始めた。


 その時に車内が見えたが、車中泊時に便利な様に自分達で色々と手を加えてあったので拝見させて貰った。


 かなり身長のあるご主人でも十分に手足を伸ばして寝れ、また後方の棚の構造など大変参考に成った。(感謝!)


 この方達も私達と同様に方々を山旅されている、東京都葛飾区にお住まいの山歩きが大好きなKさんご夫婦でした。




下山後は直ぐ近くにある五色沼の見物に行った。

五色沼の説明
毘沙門沼




 五色沼の見物後に次の目的地に向かっている時、前方に磐梯山の外輪山が見える所があったので、

 走行中の車内から撮ったのがこの写真である。


 両側に見える外輪山の稜線を延長させると、爆発前の磐梯山の高さを大体想像する事が出来ると思うが、

 爆発前は相当な高さがあったんでしょうね〜?











 明日登る予定の 『安達太良山』 麓の奥岳温泉にある、この広大な 『あだたら高原スキー場』 の無料駐車場に

 到着した時刻は18時半を過ぎていた。













 夜中にトイレに行った時に夜空を見上げると、そこには本当に満天の星空が広がっていた。


 それで、私のデジカメでは最高のISO感度にして星空の撮影に挑戦したのがこの写真だが、

 これ位しか写っていなかった。(残念!)


 私が肉眼で見た星の数は、これの数倍あったと思います。









このあとは8月7日の 『安達太良山』 に続きます。

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