岩 木 山
2015年(平成27年)7月31日(金曜日) 晴れ時々曇り 弱風
1/2万5千 地形図上でのGPS軌跡
白色の点線は10秒間隔
(
緯線
10秒間の距離=約310m、
経線
10秒間の距離=約250m)、
青色の線
は1分間隔、
水色の斜線
は磁北線
.
緯 度
.
40°39′30″
40°39′20″
40°39′10″
40°39′00″
経
140° 140° 140° 140° 140° 140° 140°
17′ 17′ 17′ 17′ 18′ 18′ 18′
度
20″
30″ 40″ 50″ 00″ 10″ 20″
これは当朝に、昨夜車中泊した岩木山の麓にある 『百沢キャンプ場』 から岩木山を写したものであるが、
写真の様に岩木山の中腹からは雲が掛かり、山頂は全く見えなかった。
岩木スカイラインのゲート前に7時半頃に行ったが、ゲートが開くのは8時からとの事で、私は3番目に並んだ。
その後、ゲート前にはバイクも含めて10台以上が並んだので、8時前にゲートを開けてくれた。
岩木スカイラインのゲート
料金表
最初は下・左写真の様に前方は良く見えていたが、途中からガスが掛かり始めて見辛く成り、最後は右写真の様に殆んど見えなく成ってゆっくり走っていた。
岩木スカイラインは全長が9.8kmあって、GPS軌跡図に記載されている様な九十九折りのカーブが69回もあった。
当日は濃いガスの為に皆がゆっくり走っていたので、八合目の駐車場に着くまで25分位?掛かった。
最初は良く見えていた
途中からガスで見辛くなった
最後の方の視界は20m位?になった
八合目の駐車場の端にはリフト乗り場があり、それに乗ると九合目まで行く事ができるが、その営業時間は9時からだった。
リフト乗り場
リフトの営業時間&料金表
岩木山の 『八合目登山口』 は、上のリフト乗り場の直ぐ前にあった。
身支度をしてここをスタートした時刻は、8時半ちょうどだった。
駐車場で身支度をしている時に、私の久留米ナンバーを見て話し掛けて来られた方達(同年代の男性2人)がいた。
登山口からその方達と話しながら登っていたが、その方達は何と!福岡市在住で、
キャンピングカーで2ヶ月間を掛けて東北と北海道を回る!との事だった。(驚!)
25分ほど上の様な樹林帯の中の登山道を登って行くと、GPS軌跡図の 『リフト分岐』 に出た。
それから先には余り樹が無く、岩だらけの登山道が続いていた。
濃いガスの中を10分ほど登ると、前方に小屋が見えて来た。
その小屋が下の 『鳳鳴ヒュッテ』 で、入口には鐘が吊り下げられていた。
またその入口には右写真の様な由来があったので、私は鎮魂の祈りを込めて鐘を鳴らした。
鳳鳴ヒュッテの入口と鐘
その後の登山道は、下写真の様に大小の岩が多い所を登って行った。
登山道の様子−1
登山道の様子−2
そんな岩の間には、下の様な花が咲いていた。 尚、以下の花名には自信はありません。
シラネニンジン
アキノキリンソウ
その後も濃いガスの中を、下写真の様な登山道を登って行った。
登山道の様子−3
登山道の様子−4
そしてこれが 『岩木山=1625m』 の山頂である。
到着時刻は9時半だったので、登山口からちょうど1時間の所要時間だった。
山頂部には下写真の様な物があった。
岩木山神社・奥宮
大町桂月の歌碑
また山頂部には、下写真の様なトイレと避難小屋があったが、小屋の中は資材置き場の様な感じだった。
トイレと避難小屋
小屋の内部
私達は山頂部の岩に腰掛けて行動食を食べていたが、濃いガスで景色は全く見えず、その内に寒く成って来たので下りる事にした。
下山中の登山道の様子−1
下山中の登山道の様子−2
山頂から15分程?で下・左写真のリフト分岐まで下りて来たが、そこからは右写真の様にリフト駅が薄く見える時があった。
リフト分岐
薄く見えたリフト駅
上のリフト分岐からは、下写真の様な登山道を下りて行った。
上の様な登山道を下りている時に、下写真の花を見掛けた。
ヤマハハコ
イワオトギリ
八合目登山口に着いた時はリフトは動いていて、それに乗って行く観光客は結構多かった。
八合目のリフト乗り場
駐車場は車が増えていた
今日の山歩きをまとめると、
八合目登山口(8:30)〜リフト分岐(8:55)〜鳳鳴ヒュッテ(9:05)〜山頂(9:30〜9:55?)〜
鳳鳴ヒュッテ(10:10)〜リフト分岐(10:20)〜八合目登山口(10:50)
所要時間は2時間20分、GPSの積算距離は3km、万歩計は7782で、何だか物足りなかった。
岩木山山頂
↓
下山後は次の目的地に向かって岩木山の麓を走っていたが、
岩木山の麓には写真の様な広大なリンゴ畑が多かった。
私はリンゴも大好物なので、もぎ立ての新鮮なリンゴを2箱買って
自宅と東京の息子に送る積もりだった。
しかし1番早く収穫できるリンゴでもお盆前後との事で、私が見掛けた1番大きいリンゴは
まだ握り拳位の大きさで、写真の様にやっと紅く色付き始めたばかりだった。(残念!)
岩木山から下りている時に、リンゴ畑の他にも広大なトウモロコシ畑を見掛けたが、
後から訊くと、その付近は 『嶽きみ』 と云う名の美味しいトウモロコシの産地との事だった。
岩木山からの下山時にゲートの人に、次の 『白神岳』 に行く道を尋ね、その教えて貰った道を20km位進むと
『アクアグリーンビレッジ』 に着いた。
そこの職員の人に訊くと、去年から?この少し先の道は崩壊して通れない!との事だった。
そう云う事でこの 『暗門の滝』 の前で引き返したので、1時間ほど時間をロスした。(怒!)
その後は凄く遠回りして(鯵ヶ沢町に出てから国道101号線を走る)、やっと白神岳の近くまで行った。(フ〜ッ!)
時間に少し余裕があったので、『十二湖』 の近くにある 『十二湖エコミュージアムセンター湖郷館』 に立ち寄ったら、
写真の様な 『月の輪熊』 の剥製が展示してあった。
この熊は雌との事で、身長が私より大分低くて小柄だったので、これ位なら投げ飛ばせるかな?と思った。(笑)
尚、ここの女性職員の方と話していたら、先日この建物の外を熊が歩いていたそうである。(コワ!)
ここが 『白神岳登山口』 の駐車場であるが、私達が到着した17時少し過ぎには1台の車も無かった。
このあとは8月1日の 『
白神岳
』 に続きます。