2015年(平成27年)7月30日(木曜日) 晴れ時々曇り 弱風
1/2万5千 地形図上でのGPS軌跡
白色の点線は10秒間隔(緯線10秒間の距離=約310m、経線10秒間の距離=約250m)、青色の線は1分間隔、水色の斜線は磁北線
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緯 度 .
40°40′00″
40°39′30″
40°39′00″
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経 140° 140°
140°
51′ 52′ 53′
度 00″ 00″ 00″
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これは 『酸ケ湯公共駐車場』 の早朝の様子だが、この広い駐車場には20台前後?の車が車中泊していた。
駐車場の直ぐ横にある 『大岳登山口』 を出発した時刻は5時20分だったが、登山口には写真の大きな標識があり、
それには 『青森県八甲田〜山口県秋吉台 5000キロ踏破 日本山脈縦断起点』 との文字があった。
『NHKグレートトラバース』 の田中陽希さんはもっと凄いですが、この縦走もスケールが大きいですね〜!
これは登山口から10分ほど歩いた所の登山道を写した物だが、この付近の登山道にはシュロの皮の様な物が敷き
詰められていて、その上を歩くとフワフワした弾力性が有りとても気持ちが良かった。
しかし、その付近には写真の様な看板があったので、私は息を止め早足で通り過ぎた。
この標識を見ると、登山口から1.2km登った事になるが、25分が経過していた。
上写真から15分進むと、今度は1.7kmの標識が出て来て、距離が500m増えていた。
上写真から今度は17分登るとと、距離がまた500m増えていた。
上写真から3分進むと、今度は土石流跡?の様な所を渡った。
上写真から1分登ると、距離が100m多く成っていた。
更に上写真から13分登ったが、距離はたった300mしか増えて無かった?
上写真から7分登ると、今度は綺麗な水が流れている小川の上を渡った。
上写真の直ぐ先から、写真の様な木道になった。
尚、少し先を歩いている人が写っているが、そこが 『八甲田清水』 の場所だった。
大岳
↓
私達が 『八甲田清水』 の場所まで行くと、上写真に写っている人が写真を撮っていた。
私がふとその人を見ると、お互いの視線が合った。
その直後、お互いが同時に 『オ〜!オ〜!オ〜〜〜・・・!』 との奇声を発していた。
何と!その人は今までに駐車場で2回、山中で2回、松島で1回、偶然に出会った玉名市のA氏だったのである。
お互いに奇遇に驚き、今後の予定等を暫らく話してから別れたが、本当にこんな偶然があるんですね〜?!
九州に住む私達が、遠く離れた東北の異なる山中等で6回も会う事等、そんな偶然はそう有るものでは無いと思う。
もしかしたらA氏と私は、運命の赤い糸で結ばれているのかも?(爆!爆!)
ところで私達はまだ朝食を食べて無かったので、この場所のベンチに腰掛けて食べる事にした。
木枠の中から水が湧いているようで、手前のパイプから水がチョロチョロと流れ落ちていた。
私はその水で手を洗ったが、結構冷たかったですね〜。
『八甲田清水』 の場所で、A氏と話したり、朝食を食べたりして、私達は20分ほど?休憩していたようである。
その後の木道脇には花が多く、下写真の様な花等を見掛けたが、記載している花名等には自信はありません。
『八甲田清水』 から25分ほどした所には下・左写真の様な説明板があった。
アオモリトドマツの説明
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左写真付近で写した景色だが、下方に見える山の左側には樹が無い
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上写真から15分弱登ると、鏡沼の説明板があった。
鏡沼の説明
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鏡沼
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その付近では下写真の様な花を見掛けた。
ウメバチソウ
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?1
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鏡沼の少し先からは、この様な登山道が続いていたが、上の方に山頂が見え始めた。
これが八甲田山の最高峰である 『大岳=1585m』 の山頂である。
私達が登頂した時は誰もいなかった。
山頂にはこの様な方位盤があった。
方位盤を北方向から順番に見てみると、
北北東方向には 下北半島
ほぼ南方向には 岩手山と八幡平
南南西方向には 鳥海山
西方向には 岩木山
北東方向には 津軽半島
北北東方向には 北海道
が、見える!との事であった。
しかし、上写真の様に当時刻は霞んで
いて、それらの景色は残念ながら
殆んど見えなかった。
その様に山頂では遠くの景色が良く見えなかったので5分位しか休憩せず、下山し始めた。
写真の中央部に小さく見えているのが、鞍部に建っている 『大岳ヒュッテ』 である。
山頂から 『大岳ヒュッテ』 まで15分弱で下りた。
この分岐標識は小屋の前にあった物だが、ここから 『井戸岳』 や 『赤倉岳』 へも登れるようである。
上の分岐標識の直ぐ前に避難小屋である 『大岳ヒュッテ』 が建っていた。
小屋の中に入ってみたが誰も居ず、室内は総2階建てで結構広くそして綺麗だった。
大岳ヒュッテ
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小屋の内部
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『大岳ヒュッテ』 から暫らくはこの様な登山道だった。
上の様な登山道を30分近く下りると、木道になった。
その木道は途中からはキンコウカが群生するお花畑の中に入った。
大岳
↓
木道の左側を見ると、キンコウカのお花畑はずっと向うまで続いていて、その上に先ほど登った大岳が見えていた。
木道の途中に下・左写真の様な説明板があったので、私もそれと同じアングルで写してみた。
説明板の写真
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赤倉岳 井戸岳 大岳 .
↓ ↓ ↓ .
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これは上写真の反対側にあった 『丸沼』 である。
この時刻は風が全く無かったので、水面に景色が綺麗に写り込んでいるが、良く撮れてますね〜!(自画自賛・・笑)
その後もキンコウカが群生する、お花畑の中を通る木道は続いていた。
上の様なお花畑の中の木道を20分近く?歩くと、写真の様な木の階段を数分下りて行った。
尚、GPS軌跡図では 『毛無岱=けなしたい』 だけの表示であるが、
正確にはこの階段の上の湿原を 『上毛無岱』 、階段を下りた所の湿原を 『下毛無岱』 と呼んでいる様である。
上写真の階段を下りると、またキンコウカのお花畑が広がっていて、木道はそのド真ん中を通っていた。
お花畑の中の木道−1
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お花畑の中の木道−2
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赤倉岳 井戸岳 大岳
↓ ↓ ↓
下毛無岱の木道を歩いている時に左方向を見ると、大岳等がかなり遠くに見えていた。
またその付近では、下の様な花を見掛けた。
エゾシオガマ
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タチギボウシ
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木道部分が終わって15分ほど写真の様な登山道を下りていると、『城ヶ倉』 との分岐標識が現れた。
上写真から更に15分弱下りると、眼下に 『酸ケ湯温泉』 が、その少し上に 『酸ケ湯公共駐車場』 が見えて来た。
『酸ケ湯温泉』 の建物まで下りると、写真の溝に水が流れていて、そこにはブラシが備え付けてあったので
私達は靴の泥を洗い落としてから車に戻った。
今日の山歩きをまとめると、
酸ケ湯公共駐車場(5:20)〜八甲田清水(6:50〜7:10)〜大岳山頂(8:00〜8:05)〜
大岳ヒュッテ(8:20〜8:25)〜毛無岱通過(8:50?〜9:25?)〜酸ケ湯公共駐車場(10:10)
所要時間は4時間50分、GPSの積算距離は約9.6km、万歩計は20438だった。
下山後はまた 『酸ケ湯温泉』 に行った。
昨日は混浴風呂にも入ったが、今日は私も 『玉の湯』 だけにしか入らなかった。
今日は時間が早かったので、入浴後に2階にある下写真の 『日帰り休憩所』 でゆっくり休んでいた。
休憩所の中では地元の方も休んであり、話し声が時々聞こえて来たが、本当に全くと言って良い程、こちらの方言は分りませんね〜。(外国語みたい!)
私達が休憩室でゆっくりしていると、私達の前に下・右写真の方が座られたので、その方と30分近く?会話し、色々と楽しい話を聞いた。
この方は私より10歳ほど年上だったが凄く元気で血色も良く、八甲田山と酸ケ湯温泉は若い頃に来た事があり、今回が2度目との事だった。
その方からは名刺と元気を頂いたが、大阪のド真ん中の町会長等をしてある方だった。
酸ケ湯温泉の廊下に、JR東日本のポスターが額縁に入れて
飾られていた。
それを写したのがこの写真ですが、外国人も含めた大勢の老若男女が
混浴している。(驚!)
この写真は本物だろうか?、それとも合成写真?
酸ケ湯温泉からは 『岩木山』 の近くにある、写真の 『百沢キャンプ場』 に移動したが、到着時刻は18時半だった。
このあとは7月31日の 『岩木山』 に続きます。
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