八 幡 平


2015年(平成27年)7月27日(月曜日)  晴れ時々曇り  弱風









 昨夜車中泊した 『道の駅・にしね』 から、次の目的地である八幡平に向かう途中、

 昨日の 『焼走り登山口』 の直ぐ近くを通ったので、ちょっとそこに立ち寄ってみた。


 そうしたら今朝の岩手山は、別名で 『南部富士』 と呼ばれている様に

 綺麗で穏やかな山容を見せていて、昨日の暴風は夢か幻だった様な気にさせた。









    八幡平?
      ↓







 その後、八幡平に向かっていると、前方に八幡平では?と思える様な山が見えて来たので車内から写してみた。














 更に車を走らせていると、写真の様な看板を見掛けたので写真に撮ったが、この様な看板や幟旗はその後

 東北地方を走っていると本当に方々で見掛け、最後の方ではそれらを見てもそんなに驚かなくなった。














 写真は 『八幡平頂上へ2km』 の道路標識であるが、この付近から濃いガスが掛かり始めた。














 そしてここが八幡平の無料駐車場であるが、私達が到着した時はこの広い駐車場には、

 他に3台の乗用車と、中央奥に霞んで写っている貸切バスが1台だけしかなかった。







1/2万5千 地形図上でのGPS軌跡
白色の点線は10秒間隔緯線10秒間の距離=約310m、経線10秒間の距離=約250m)、青色の線は1分間隔、水色の斜線は磁北線


 .

緯  度  .

39°57′30″








39°57′20″








39°57′10″









39°57′00″


       140°                              140°                              141°
          51′                               51′                               52′
 度       00″                               30″                               00″






 早速、身支度を整え、駐車場を出発した時刻は8時25分だった。


 尚、左側に見えている建物の所が有料駐車場で、その直ぐ前に登山口があった。














 無料駐車場から5分ほど道路を登って行くと、登山口が現われた。














 登山口からは写真の様な石造りの登山道を登って行った。













 登山口から上写真の様な登山道を15分弱登ると、GPS軌跡図の 『見返峠』 に出た。


 見返峠で登山道は写真の様に分岐していたが、私達は左折して八幡平山頂方面に進んで行った。


 尚、後方に見える建物はトイレである。





八幡平山頂への登山道脇には下の様な花が咲いていた。

ニッコウキスゲ
クルマユリ






 見返峠から5分強登ると、ガマ沼の岸辺に出た。


 ここでも登山道は分岐していて、八幡平山頂は左折だった。














 左折した登山道はガマ沼の直ぐ上を、沼の縁に沿って登って行った。


 そんな道を10分ほど進むと写真の 『八幡平=はちまんたい=1613m』 山頂に出た。


 駐車場から歩き始めて、ここまで35分しか経っておらず、何だかあっ気なかった。










上の展望台に登ると、そこには日本百名山の著者・深田久弥が八幡平に付いて記述した文章の一部が紹介されていた。



深田久弥が八幡平に付いて記述した一部
展望台より八幡沼の眺望
            陵雲荘       八幡沼               .
              ↓          ↓                .








 山頂からガマ沼まで戻り、今度は八幡沼の周りを歩きながら戻る事にした。


 ガマ沼から八幡沼の方に左折すると、前方に 『 陵雲荘』 が見えて来た。










 これが 『八幡平・陵雲荘』 の入口部である。


 尚、GPS軌跡図にはこの陵雲荘の記載を忘れたが、八幡沼の左上部分にある■である。














 これは 『陵雲荘』 の室内であるが、結構広い総二階建てで、20人位は泊まれそうだった?








その後は八幡沼の周りを大きく周回する、下写真の様な木道を歩いて行った。

八幡沼を周回する木道−1
八幡沼を周回する木道−2










 上の様な木道脇には、左写真の様な説明板があり、

 私達はそれらを読んでお勉強しながら歩いて行った。(笑)


















 途中には、ニッコウキスゲの群落の中を歩く所もあった。








更に木道を進んでいると、下の様な説明板もあった。

説明板−2
説明板−3

                            陵雲荘
                              ↓









 この写真は八幡沼を約半周した所で写したものだが、

 この時は上空の青空が水面に写って綺麗だった。












上の写真から10分強進むと下・左写真の 『展望台』 に出たが、当時刻のその方向は右写真の様に、昨日登った 『岩手山』 しか確認できなかった。(残念!)

今日の最初の写真で、早朝に焼走り登山口から写した岩手山を紹介したが、その時刻は見事に晴れていた。

しかしこの時刻になると、下写真の様に岩手山の山頂付近にはまた雲が掛かっていた。

あの山頂には今日も、昨日の様な暴風が吹き荒れているのだろうか?



展望台の説明
当時刻の眺望
   岩手山                                    .
    ↓                                     .

上写真の様に、当時刻は岩手山しか見えなかったが、晴れていれば八幡平からはこの様な眺望がある!との説明板が見返峠にあった。









 登山口まで下りると、有料駐車場横に写真のビジターセンターがあったので中に入り、

 八幡平の四季や花等の紹介写真やビデオ映像等を見てから駐車場に戻った。







八幡平を周回中に見掛けた花を下にまとめて紹介します。

尚、花名には自信はありません。

花後のチングルマ
ワタスゲ
イワイチョウ

モミジカラマツ
サンカヨウの実
トウウチソウ








 上掲のビジターセンターから無料駐車場に戻っていると、道路上に白線が引いてあり、

 そこが秋田県と岩手県の県境だった。













 今朝、私達が駐車する時は4台しかなかった無料駐車場は、下山時には写真の様に数十台に増えていた。









 今日の山歩きをまとめると、

     無料駐車場(8:25)〜見返り峠(8:45)〜八幡平山頂(9:00〜9:10)〜陵雲荘(9:20)〜

     展望台(9:55)〜ビジターセンター(10:15〜10:35)〜無料駐車場(10:40)、

     所要時間は2時間15分で、万歩計は8600だった。 

 八幡平はこの登山口から登る場合は、登山靴に履き替える必要は無く、またお菓子と飲み物を入れたナップサックで

 十分ではないか?と思った。 私達のように登山靴を履いてザックを担ぎ、ストックを持った登山者は他には数人しか

 見掛けず、散策している殆んどの人が観光客で、スニーカー等の軽装だった。


八幡平から下山後は明日登る予定にしている 『八甲田山』 に向かった。

その途中に 『十和田湖 』を一望できる展望所があったので、ちょっとそこに立ち寄ってみた。

そこからの眺めは下・左写真の様に素晴らしく、そこでは右写真のご夫婦の趣味と云う、ビデオカメラの微速度撮影をされていた。(色んな趣味があるんですね〜!)

そのご夫婦からは、その展望所から見える景色を教えて頂いた。(感謝!)

展望所から十和田湖の眺めで、正面奥が八甲田山らしい?
展望所から見える景色を教えて頂いたご夫婦










 その後、十和田湖の直ぐ横を通ったのでちょっと立ち寄って見た。


 湖岸には写真の様な遊歩道があり、遊覧船乗り場もあった。
















 これが当日の宿泊地 『道の駅・しちのへ』 で、ここへの到着時刻は18時半だった。


 この道の駅も結構広く、私達は隣接するAEON(イオン)の大型スーパーマーケットで

 色々な買い物をした。


 但し、私は医師から口唇ヘルペスが完治するまでアルコールを止められていたので、

 ビール無しの夕食と就寝は凄く辛かったですね〜。(涙!)








このあとは7月28日の 『下北半島一周』 に続きます。

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