2013年(平成25年)12月7日(土曜日) 曇り 冷たい中風 当朝は6時少し過ぎに起床した。 昨夜この道の駅に泊まった車は私達を含めて3台で、1台は徳島ナンバーのマイクロバス型キャンピングカー、 もう1台は福岡ナンバーのワンボックスカーだったが、両方とも7時前に出発して行った 写真に写っている乗用車は、その後にトイレ休憩に入って来た車である。 今回は特別に当朝の朝食を紹介する。 コーヒーからの湯気でレンズが曇り、すっかりボヤケテいるが、 中央はハムを挟んだパン、その左側は柿とリンゴ、 その他は、バナナ、ミカン、茹で卵と、 帝国ホテルの朝食にも負けないメニューだった。(食べた事は無いのだけどネ・・・笑) 不動山山頂 ↓ 朝食後は今日の第1山目の登山口である 『不動山』 の駐車場に移動した。 写真の様に不動山の山頂は駐車場から見えているので、 私達はスニーカーのまま手ぶらで出発したが、出発時刻は7時50分だった。 登山道の最初は疑似木の階段だった。 上写真の様な疑似木階段を数分で登り切ると、今度は岩を削った階段になった。 登り始めて8分程で駐車場から見えていた山頂部の直ぐ下まで登って来た。 姫島 ↓ 上写真の手摺の有る階段を登り切って振り向くと、 その方向は北北東で、そこには周防灘に浮かぶ 『姫島』 等が見えていた。 上写真から少し進むと、岩上に建つ本堂が見えて来た。 本堂の手前から更に上に登る道が続いていたので、駐車場から見えていたあの尖った岩の上まで行けるのかな?と 思って登って行ったら、直ぐ行き止まりになり、そこには岩をくり抜いて祀ってある祠とお釈迦様?があった。 小門山? 文殊山? 千灯岳 ↓ ↓ ↓ 上写真の場所から本堂方向を見ると、 そこには 『小門山?〜文殊山?〜千灯岳』 等の山々が見えていた。 下山時は、途中にある展望所にちょっと立ち寄った。 不動山の山歩きをまとめると 駐車場(7:50)〜山頂(8:00/8:10)〜駐車場(8:20)、所要時間は30分で、万歩計は1432だった。
2013年(平成25年)12月7日(土曜日) 曇り 冷たい中風 鷲巣岳 ↓ 『不動山』 から下山し、次の 『鷲巣岳』 に向かうと県道31号線に突き当たるが、私はここで曲がる方向を間違えた。 本当は右折(道の駅・くにみ方向)だったのだが、私は勘違いして左折してしまった。 左折して1km弱進むと道路工事中で、そこで停止させられた序でに作業員の方に 『鷲巣岳』 への林道を訊ねると、 その場所から右手に見えている山が 『鷲巣岳』 で、林道入口は200m位バックした所にあるとの事だった。 この写真が道路工事現場から200m位バックした所にあった林道入口である。 この林道からも確かに上の舗装林道に上がれたのだが、少し進むと舗装は切れ、物凄い悪路になった。 Uターン出来る様な幅は無く、仕方なくオバさんが降りて大きな落石等を取り除きながら上の舗装林道まで出た。 『鷲巣岳』 からの下山時に分かったのだが、『不動山』 から 『鷲巣岳』 に向かうと県道31号線に突き当たるが そこで右折して600m位?進むと、全部が舗装された林道入口があったのである。 その様に10分程かなり苦労して上の舗装林道に突き当たったのだが、そのT字路で私はまた曲がる方向を間違えてしまった。(今日は何故か?勘が悪い!・・・涙) 右折すると道路は下っているので、登山口は当然、道路が登っている左折した方向にある!と思い、私はそちらの方向に進んで行った。 その舗装林道は下写真の様に広く、まだ最近出来たばかりの様で?舗装面がまだ黒く綺麗だった。 しかし下・左写真の様にあちこちに落石個所が有るので、少し進んでは落石を取り除き、また少し進む事を繰り返していた。
そんな林道の右手には、写真の様な岩尾根が見えていた。 山名等は分からないが、この岩尾根も歩けるのだろうか? 邪魔な落石を取り除きながら上の舗装林道を15分ほど進むと、何と!林道終点に着いてしまった。 そこには登山口の標識や赤テープ等の目印は何も無かったので、仕方なく引き返す事にしたが、その途中では仔鹿が逃げ去るのを見掛けた。 暫らく進むと、オレンジ色のベストを着て猟銃を持った猟師さんがいたので、その人に訊ねてやっと 『鷲巣岳』 の登山口が分かった。 猟師さんの話では、この付近の山には猪と鹿が多い!との事だった。 その後、『鷲巣岳』 への登山口に向かっていると、林道の左側に写真の様な炭焼き工房があった。 その炭焼き工房から50m位進んだカーブ部分に、写真の様な説明板が有った。 き こ 何かな?、と思い見に行くと、そこが 『鬼籠列石』 遺跡だった。 その時は 『鷲巣岳』 から下山して、帰路にゆっくり見学しよう!との事になり、直ぐに進んだ。 そう言う事で 『鬼籠列石』 は帰路に見学したのだが、全体的に中小の岩が地面から少し頭を出している!と言った感じで、どこの山でも良く見掛ける様な風景だった。 私達は 『これらの石は本当に人工的に並べた物なのかな〜?、この様な岩なら方々の山にあるね〜!』 等と言いながら歩き回っていた。
『鬼籠列石』 から車で1分位?進んだ所が、 『鷲巣岳』 の登山口だった。 道路の右側が少し広く成っていて、そこに4〜5台分?の駐車スペースがあった。 写真の看板には左に登った所にも駐車場がある!との案内があったが、 その道は凄い傾斜だったので、私達はこの場所に駐車して登る事にした。 身支度をし、この場所をスタートした時刻は9時25分だった。 上写真の、案内板前の林道は凄い傾斜で、左写真の様に狭かった。 その林道は途中で未舗装になった。 スタートして15分弱で林道終点に着いたが、そこは4〜5台分の駐車スペースしかなかった。 その後は、下写真の様に広くて緩やかな傾斜の登山道が続いていた。 その登山道には落ち葉が積もっていたので、歩く度に落ち葉を踏み付けるサクサク!と言う音と、足に伝わる弾力感がとても気持ちが良かった。
上写真の様な、歩いていて気持ちの良い登山道を15分ほど進むと、 前方の樹間に目指す 『鷲巣岳』 の山頂が見えて来た。 更に5分弱登ると、石で出来た大きな鳥居が突然現われた。 更に5分弱進むと大中の岩が現れ始め、登山道はその岩間を蛇行していた。 わしのす 上写真の林を抜けた所が 『鷲巣岳=437m』 の山頂だった。 山頂にはススキが茂り、三角点と細い角材に山名が記入して有るだけの寂しい山頂だった。 また周りには樹木が有り、樹間から写真のような山々が見えるだけだった。 山頂の奥に踏み跡が続いていたので進んでみると、2分程で写真のような場所に出、 そこの石社の中には三体の仏像が祀ってあった。 そしてこの場所の樹木等に登頂記念板等が取り付けられていた。 上写真の奥にも踏み跡が続いていたので更に進んでみると、左写真の様に樹木にテープが巻き付けられていて、 そこから少し下りた所にある樹木にも赤テープが巻き付けられているのが見えた。 どうやら私達が登った登山口とは反対側にある登山口から、登って来る登山道が有る様である? 私達はこの付近の岩に腰掛け、行動食を食べながら喉を潤し、初めて10分ほど休憩した。 休憩後は一気に下山した。 鷲巣岳の山歩きをまとめると、 駐車地(9:25)〜林道終点(9:40)〜石の鳥居(10:00)〜山頂部(10:05/10:20)〜 駐車地(10:50)、総所要時間は1時間25分で、万歩計は6820だった。 帰路は舗装林道を下りて行ったが、写真の場所で県道31号線に出た。 この林道入口は、私達が入った林道入口から県道31号線を1.5km近く戻った場所だった。
『鷲巣岳』 から下山後は、次に登る 『文殊山』 の登山口である 『文殊仙寺』 に向かった。 写真が 『文殊仙寺』 の駐車場だが、数十台が駐車できる様な広さがあった。 此処への到着時刻が11時50分頃だったので、私達は車の中で菓子パン等の行動食を食べ、少し腹ごしらえをした。 写真のマイクロバスの中に運転手さんが座ってあったのでお訊ねしてみると、 北九州から文殊山に登りに来たグループとの事だった。 この駐車場を出発した時刻はちょうど12時で、何処からか正午を知らせるサイレンの音が聴こえて来た。 『文殊仙寺』 の建物は大規模な改造工事か?修復工事?が行われているようで、 建物の中や屋根の上では多くの大工さん達が大きな音を立てながら働いていた。 この山門は本殿に登る階段の直ぐ前にあるが、登山道はこの山門を潜らずに前を通り抜けていた。 山門の直ぐ横に立っている樹木の幹に、登山道を示すオレンジ色のプレートがくくり付けられていて、 その先には写真のような道が続いていた。 上写真の道を5分弱進むと、左写真の様に広い作業道と合流した。 合流した作業道を5分ほど進むと作業道の終点になり、そこから樹林の中に入った。 樹林の中に入っても踏み跡はハッキリしているし、また目印も沢山有ったのでそれらに従って進んでいた。 そんな途中では復路時に通る予定の 『文殊仙境』 の岩峰が右手の樹間に時々見えていた。 後から考えると、既にこの時は間違った登山道を歩いていたようである。 作業道の終点から十数分進むと、崖のような所に突き当たった。 そこで見渡すと、その崖の中腹を巻いていく様な所の樹木にテープが巻き付けられているのが目に入った。 それで、この道で間違いないんだな〜!と思い、更に登っていった。 その後も踏み跡やテープは有るのだが、そのまま進むと何だかUターンしている様な気がしたので、途中で戻る事にした。 それで絶対に間違いの無い、作業道の終点部分まで戻り、そこからまた歩き直す事にした。 そこに戻る時も踏み跡やテープが方々に有り、来た時とは違う道(もう1本内側の道)で戻っている様な気がした。 写真の作業道終点まで戻り、もしかしたらこの入口が違うのでは?と思い、二人で周辺を探したが無かった。 それでまたこの場所から進み直す事にした。 今度は二人で慎重に踏み跡やテープに注意して進んだのだが、やはり先程と同じ場所に出たのである。 今度は崖の様な所に突き当たった所で、その周辺を二人で探索してみた。 そうすると写真の様な道標が先程の崖を巻いて進んだ方向とは反対方向にあったのである。 この時は本当にホッ!としたが、ここまで約45分間のロスタイムだった。 この様に作業道終点から入った登山道は迷い易いので、十分な注意が必要である。 尚、写真の左奥に写っている祠は 『紫竹観音』 である 上写真から踏み跡とテープを辿って行くと、6分程で写真の様な分岐標識のある場所に出た。 私達は作業道終点からこの場所まで、三角形の二辺を通って辿り着いたが、 作業道終点から直接この場所に出る登山道が有ったのである。 復路時も1度この場所に戻ったが、その後は 『紫竹観音』 の前を通り 『文殊仙境』 を経由して下山したので、 作業道終点から入った登山道の何処で間違ったのか?、私達は今でも分からないでいる。 その後の登山道には標識が要所に有り、迷うような所は無かった。 先程の分岐標識から10分程?登ると、登山道にはロープが張って有るような急坂の連続になり脚が少し痛く成った。 下写真はそんな急坂を登っている時に、登山道横の傾斜を写したものである。 間伐木が良く滑り落ちずに停まってるな〜!と思う位だったので40度近い傾斜が有ったのでなかろうか?
上写真のような急傾斜地を20分ほど登ると尾根道に出、そこには 『山頂まで10分』 のプレートがあった。 そこから少し進んだ所で、下りて来る十数人の中高年グループと擦れ違った。 訊ねてみると、駐車場に停まっていたマイクロバスの方達だった。 更に訊ねてみると、その方達も作業道終点から入ってから道に迷い、私達のちょうど倍の時間になる1時間半も 山中をウロウロしていた!との事だった。(笑) 上写真のプレートから約10分で、下・左写真の 『文殊山=616m』 の山頂に着いた。 山頂標識の正面(東方向)に展望が有るだけで、他の方向は樹木で覆われていた。 山頂は寒風が吹いていたので寒く、歩いていた方が暖かい!ので、下の写真を2枚撮ったら直ぐに下山する事にした。
下山途中で先程のグループを追い抜いたが、その方達は文殊仙境は通らず、往路時と同じ道で下山するとの事だった。 その後は登る時に通った分岐標識地点まで戻り、そこからはまた写真の 『紫竹観音』 の前を通って進んで行った。 『紫竹観音』 から10分ほど?進むと、前方に丸太で作ったハシゴが見えて来た。 そのハシゴ段は写真の様に不揃いで、また段が斜めに成っていたので登り辛かった。 上のハシゴから5分弱進むと、写真のように狭い岩尾根が続いていた。 そんな岩尾根の途中でふと振り返ると、そこには登って来たばかりの 『文殊山』 山頂が見えていた。 その後も岩尾根部分は断続的に現れた。 風神岩の上に建つ祠 ↓ 上掲写真の様な岩尾根を10分ほど進むと、前方に 『風神岩』 の上に建つ祠が見えて来た。 上写真から7分程で風神岩の上に着いた。 下写真はその風神岩の上から見えていた各方向の景色である。
この風神岩の上はそんなに風が無かったので、私達は初めて休憩する事にした。 各方向の景色を眺めながら、行動食を食べ喉を潤して10分ほど休憩した。 風神岩から北東方向に向かって下りる時は写真の様な景色が見えていたが、 左端の奥に見える島は 『姫島』 である。 その後の登山道は写真の様にロープが張ってある急坂が多かった。 しかしそのロープには結び目が無かったので手が滑り、下り辛かった。 又この付近から文殊仙寺の改修工事で、材木を叩く音が段々大きく聞こえて来たので、 もう直ぐ下山する事が分かった。 下りている途中には、ここは本当に登山道?と思う様な崖もあったが、 その後の登山道脇に写真のような標識があったので、正規の登山道に間違いないのだと思う。 下りている途中では、岩の中に祀ってある仏像もあった。 その後も崖の様な所は何度か現われたが、 写真はその崖の様な所をロープを握って下りて来るオバさんの雄姿である。(笑) 上写真の崖のような所を下りた所は、『文殊仙寺本殿』 の直ぐ上だった。 崖上から下を見ると、本殿の直ぐ上に大きな銀杏の樹があり、 その落ち葉が周りの地面を黄色に染めていた。 観光客がその落ち葉を撮影していたが、崖上に突然現れた私達を見て驚いていた。 ここから登る登山道は、既にこのルートを通った登山者でない限り、 そこが 『文殊仙境』 に登って行く登山道だと気付く人はまずいない!と思う。 上写真の左端に写っているが、銀杏の樹の直ぐ下が 『文殊仙寺本殿』 なので、私達はちょっとお参りして来る事にした。 しかし私は入試等でお願いする事は何も無く、もし祈願してそれが成就したらお礼参りしなければ成らないので、 私は手を合わせ、『無事に下山できまして、ありがとうございました!』 と、心の中で言った。 『入試合格祈願』 の幟旗が何本もあったが、まだ受験生等は見掛けず、正月からがこのお寺の稼ぎ時だと思う。 その上がりを見込んで現在、建物の改修工事をしているのだろう。(笑)
本殿下の階段を下りた所が、登る時に前を通った山門だった。 駐車場に戻った時には北九州のマイクロバスは無く、観光客の車が4台停まっていた。 文殊山の山歩きをまとめると 駐車場(12:00)〜作業道終点(12:15)〜道迷い(13:00)〜文殊山山頂(13:50)〜 風神岩(14:35/14:45)〜駐車場(15:10)、総所要時間は3時間10分で、万歩計は11905だった。 文殊山から下山後は明日の登山口である、日出町の 『山田湧水』 を確認に行った。 その後、約6km離れた別府市亀川にある 『別府市営の浜田温泉』 に入りに行く事にした。 この浜田温泉には12年前(2001年12月31日)に子供と一緒に入った事があった。 その時は駐車場だった場所に、写真の新しい温泉館が建っていた。(入湯料=100円/1人) そして昔の威厳の有った建物は道路を挟んだ反対側に、温泉資料館として残っていた。 風呂から上がり、近くのスーパーに今夜の宴会料理を仕入れに行った。 昨日に引き続き、『和食』 がユネスコの無形文化遺産に登録された事を祝して、 今夜は 『和食』 の西の横綱格である 『寿司』 を宴会料理のメインにする事にした。 (な〜んダ!、いつもと同じ様な 『寿司』 じゃないか!等と思わないで下さい。 私は飽くまでもユネスコ登録をお祝いする気持ちで 『寿司』 を選んだのですから・・・笑) 他の料理を説明すると、 握り寿司の左の皿は、大学芋と枝豆、 巻き寿司の右の皿は、焼き鳥と唐揚げ、 飲み物もユネスコ登録を祝してビール2本ずつと奮発した。(笑) 当夜の宴会開始時刻は何時もより大分遅く成り、8時過ぎから1時間ほど続いた。 写真の宴会料理は途中で全て食べ尽くし、別に持って来ていた 『スルメ、イカ燻、ソーセージ』 等をツマミに焼酎を飲んだので私は又々酔っ払い、9時半頃に爆睡した。 この後は12月8日の 『山田湧水〜経塚山〜七つ石山〜板川山〜古城山〜百合野山』 に続きます。 |