山田湧水〜経塚山〜七つ石山〜板川山〜古城山〜百合野山、周回 



2013年(平成25年)12月8日(日曜日)  快晴  弱風







 今回も特別に当日の朝食を紹介する。

     左の皿は、ソーセージとキュウリを挟んだパン、

     右の皿は、リンゴと柿、

     その外はバナナとミカンである。

     昨日の朝食には有った茹で卵が無いだけで、他は一緒である。

 自宅での朝食時には写真の外に、野菜サラダ、牛乳、ヨーグルトが付いている。








  高崎山      別府湾          鶴見岳   大平山(扇山)
    ↓         ↓             ↓       ↓









 朝食後に今日の登山口である 『山田湧水』 に向かっていると、

 途中の黒岩公園前で展望が開けていて、写真の様な素晴らしい景色が広がっていた。












1/25000地形図上でのGPS軌跡

白色の点線は10秒間隔の緯線・経線緯線10秒間の距離=約310m、経線10秒間の距離=約250m)、青色緯線・経線は1分間隔、水色の斜線は磁北線


 .

緯  度  .


33°23′40″




33°23′30″



33°23′20″



33°23′10″




33°23′00″




33°22′50″



33°22′40″


   131° 131°  131° 131° 131° 131° 131°  131°  131° 131° 131° 131°  131°
      29′  29′   29′  29′  29′  29′  30′   30′   30′  30′  30′  30′   31′
 度   00″  10″   20″   30″  40″  50″  00″   10″   20″  30″  40″  50″   00″






 これが 『山田湧水』 の駐車場で、十数台が駐車可能なスペースがあった。


 右の建物が水汲み場で、4本の蛇口から常時湧水が勢い良く噴出していた。


 私達がここに着いた時は、大量の容器を積んだ軽トラックが水を汲んでいたが

 私達が身支度をしている間に汲み終わって帰り、出発時には誰もいなかった。


 ここを出発した時刻は8時35分だった。














 上写真の奥で、道路は3本に分かれているが、写真の登山道は右側の道になる。















 登山道は少し進むとUターンしながら登っていて、数分で出発した 『山田湧水』 を右下に見ながら山中に入って行った。








山中に入っても暫らくは下写真の様に登山道は広かった。

最初は広い登山道
途中で石畳になった

出発して15分位進むと道はかなり狭く成るが、その付近には下写真の様な石切り場跡があり、登山道の両脇には切り出した石が数百mに渡って山積みされていた。

石切り場の説明
当時の石切り場
切り出した石が道脇に山積みされていた







 写真は山田湧水を出発して40分近く進んだ所の登山道(西鹿鳴越道)の様子だが、

 下山時に通った殿様道路(東鹿鳴越道)に比べると、こちらの道は全体的に広くそして良く整備されていた。







    アンテナ−2  アンテナー1
        ↓      ↓



 上写真から10分弱進むと、視界が開けている所があり、

 そこからは経塚山の山頂部に建つ2本のアンテナが見えた。


 当時刻は写真の様に雲一つ無い青空で、風も殆んど無かったので歩いていて汗を掻く程だった。







上写真から2〜3分登ると眼下の展望が開けていて、そこからは下・左写真の様な景色が見えていた。

 別府湾  高崎山   別府市街                      .
  ↓     ↓       ↓                        .
左写真の場所にあった説明板






 上写真から5分弱進むと、右側に分岐標識があり、ここで右折すると 『七つ石山〜古城山』 方面だった。


 私達はここでは直進してまず 『経塚山』 に登り、その後この場所まで戻り、『七つ石山〜古城山』 に行く予定である。














 上の分岐標識から2分ほど進むと左写真の様な道標があり、そこは広域農道の終点だった。















 その農道は写真の様に広く、そこにはタイヤの跡があった。








農道を8分ほど進むと下・左写真の様に舗装された道路(速見大田ふれあいロード)に突き当たった。

その合流場所には大きなグミの樹があり、上を見るとグミの実が下・右写真の様にビッシリ!と生っていた。

舗装道路に突き当たった
グミの実








 その道路を左折して4分ほど登ると、左側に経塚山への標識があった。








                     経塚山山頂
                        ↓



 上の標識からコンクリート道路を8分ほど登ると右側にゲートがあったが、その横に人が入る踏み付け道があった。

 そしてその道は写真のようなアンテナの横を通った。(尚、このアンテナは登る時に見えた、アンテナー2である)


 尚、ゲート前の路肩に2〜3台が駐車できるスペースがあった。
















 これが 『経塚山=612m』 の山頂である。


 到着時刻はちょうど10時で、山田湧水を出発して1時間25分が経過していた。











山頂からは360度の展望で、快晴の上に今日はPM2.5も飛来していないようで?、かなり見晴らしが良かった。

私達は誰も居ない山頂の岩に腰掛け、360度の展望を楽しみながら行動食を食べ、喉を潤した。

下写真は山頂から見えていた各方向の景色である。

北方向の景色で、
鳥居岳〜唐木山等や杵築市方面

西方向の景色で、
アフリカンサファリ方面
西

東方向の景色で、
七つ石山  アンテナー1  .
↓   ↓   .
南方向の景色で、
鶴見岳    由布岳 .
↓       ↓ .

  高崎山 別府市街                鶴見岳      由布岳
   ↓     ↓                   ↓         ↓










 尚、南東方向は別府湾の他に、写真の様な素晴らしいい景色が一望出来た。


















 経塚山の山頂で360度の展望を楽しみながら20分程の休憩後は、次の 『七つ石山』 に向かった。


 その山に向かう途中の農道では次に目指す 『七つ石山』 の山頂が、写真の様に良く見える所があった。














 経塚山の山頂から、この 『七つ石山』 との分岐標識地点まで、ちょうど20分で戻った。








『七つ石山』 への登山道は、下写真の様な植林地と自然林が交互に現れた様な気がする?

植林地内の登山道
自然林内の登山道

分岐標識から上写真の様な登山道を15分強登ると、下・左写真の 『七つ石山=623m』 の山頂に出た。

山頂の後方は植林地で、正面の180度位しか展望はないが、その正面には下・右写真の様に別府湾等が綺麗に見えていた。



七つ石山・山頂
山頂正面の景色で別府湾
 日出町                      高崎山   別府市
 ↓                         ↓      ↓










 『七つ石山』 山頂では上写真を撮り、景色を眺めながら少し休憩後、

 山頂から左側に見えている次の 『板川山』 に向かった。



















 『七つ石山』 から下り始める登山道は直ぐ、写真の様なススキで覆われていた。











 そのススキのブッシュは下りるに連れて酷く成り、登山道が良く分からない程だった。

 そしてそこを通る人の多くが道を探したようで?、途中で道が分岐しているのである。

 私達も2度程その間違った道に入り、途中で踏み跡が無く成ったので引き返した事があった。

 1度は戻る途中で10mほど離れた木の枝に付いているテープが見えたのでそこを目掛け、

 背丈より高いススキ等を強引に踏み倒しながら戻った事もあった。









 その後の登山道では写真の様なサルトリイバラの赤い実がビッシリと生っている所があった。


 このサルトリイバラはクリマスリースに使用されるようである。

 先日、耳納連山を歩いている時に若い女性がこのサルトリイバラを探していたので、

 一緒に探して取って上げた事があった。

 その時は少ししか見付ける事が出来なかったので、

 この実を取って上げたら喜ぶだろうな〜!等と思いながら写真に撮っていた。













 その後も上写真の様なスズタケの茂った中にある薄い踏み跡を辿っていると、右側のスズタケ

 の中に突然、写真の様な 『板川山=いたごさん=603m』 の山頂標識が現われた。


 その山頂標識の前後には殆んど坂が無かった様な気がする。

 それで、『縦走路の途中に山頂標識がある!』 と言った感じで何となくあっ気なく、

 拍子抜けした感じだった。















 その後の登山道も暫らくスズタケが茂った登山道が続いていた。















 写真の 『鹿鳴越周遊ルート』 と印刷された小さなプレートは、『西鹿鳴越道』 や 『東鹿鳴越道』 の方々で見掛けた。















 その後の登山道では7〜8人のグループと擦れ違った。
















 『板川山』 の山頂から15分強で、写真の分岐地点に出た。


 私達はここではまず右折して 『古城山』 に登った後、またこの場所に戻り、

 『殿様道路』 方向に進む予定である。

















 『古城山』 への登山道の3割位?には写真のようなロープが張って有る様な急坂部分が多かった。












 『古城山』 の山頂は崖の上の様な所にあり、そこにも勿論ロープが垂れ下がっていた。


 私達がその崖下に着いた時は、崖上から団体がロープを伝って下りて来ているところだった。


 下りて来る方達に訊ねてみると、福岡から来た26名のグループ(あかり)との事で、私達とは逆回りだった。











 26人のグループが全員下りた後、ロープを握って崖上に出ると

 そこが写真の 『古城山=こじょうのやま=556m』 の山頂だった。


 山頂は昔の山城跡のようだが?、周りは写真の様に樹木に覆われていて展望は全く無く、

 私達はこの写真を1枚撮ったら直ぐに下りる事にした。
















 先程の 『古城山』 分岐標識まで戻り、『殿様道路』 方面に向かっていると途中に写真の様なヌタ場があり、

 そこにはまだ新しい猪の足跡があった。
















 『古城山』 分岐標識から7分程で写真の 『殿様道路』 に出た。


 写真の奥の方に舗装道路が見えていたので、ちょっと行ってみる事にした。















 そこには物置小屋?があり、写真道路の直ぐ右側が道路の終点部分で、

 そこには10台近くが駐車できそうなスペースがあった。


 またこの場所の樹の幹には、オレンジ色の登山口プレートがくくり付けられていた。






           百合野山
             ↓






 上写真からは 『殿様道路』 を歩いて行ったが、その付近の 『殿様道路』 は左写真の様に広く、

 その途中では次に目指す、『百合野山』 の山頂が見える所もあった。












 『殿様道路』 を5分強歩くと、『百合野山』 への分岐標識が現れた。


 私達は 『百合野山』 に登った後はまたこの場所まで戻り、再び 『殿様道路』 を歩いて下山する予定である。














 『百合野山』 への登山道は目印が少なく、また踏み跡が薄い所もあり、少し道を探す所もあった。








またこの 『百合野山』 は山名の様に、初夏には百合の花が咲くのでは?と思われるが、今の季節は当然百合の花は見掛けなかった。

その代わり、この山には下写真の様な 『フユイチゴ』 が凄く多かった。

その多さは登山道の周りを覆い尽くす程だったので、『野イチゴ山』 と山名を変更しても良いのでは?と私は思った。(笑)

フユイチゴー1
フユイチゴー2
フユイチゴー3

『百合野山』 への分岐標識からちょうど20分で下・左写真の 『百合野山=ゆりのやま=569m』 山頂に着いた。

山頂標識の前にあるマユミの樹には、下・右写真の様にマユミの実が沢山生っていた。

百合野山・山頂
山頂標識前のマユミの樹のUP






 また山頂標識の20m位前方には、写真の様に 『雲田山へ』 と印刷されたプレートがあった。


 私達はその山の存在さえ知らず、調べて無かったので行かなかったが、機会があったら登ってみよう!と思った。













 この 『百合野山』 の山頂は樹木が多く、南東方向の展望が有るだけだった。

                           ひ じ
 写真がその南東方向の景色だが、眼下は日出町の市街で、その向こうは別府湾である。


 私達はこの 『百合野山』 が今日最後の山となるので、山頂標識の前に傘シートを広げて座り

 ホットコーヒー、ホットドッグ、ドーナツ等で、ゆっくりと昼食休憩(45分間)をした。















 誰も居ない 『百合野山』 山頂でゆっくりと45分間もの昼食休憩をした後に下山に掛かったが、

 その途中では写真の様に、ルビーみたいに綺麗な 『ハダカホウズキの実』 を見掛けた。














 『百合野山』 山頂から下山時は15分弱で 『百合野山』 分岐標識に戻り、その後は 『殿様道路』 を歩いて行った。















 『殿様道路』 を少し進むと、写真の様な 『スミレの花』 を1株だけ見掛けた。















 また 『殿様道路』 では写真の様にオレンジ色に熟れた 『カラスウリ』 を方々で見掛けた。








『百合野山』 分岐標識から15分弱下りた所では、樹の幹に取り付けられた下写真の様なプレートを見掛けた。

駕籠立て場の説明
オレンジ色のプレート








 また 『殿様道路』 では、写真の様な樹に生っている黒い実を沢山見掛けたが、私は何の実か?知らない。















 野菊の群落もあった。














 小さな渓流にアルミ梯子を架け、それに板をくくり付けた橋もあった。









その後の 『殿様道路』 では下写真の様に、登山道が笹に覆われていたので、それを掻き分けながら進む所もあった。

この 『東鹿鳴越登山道=殿様道路』 は 『西鹿鳴越登山道=ザビエル道路』 に比べ、現在は歩く人が少ないようである。

笹の生い茂った登山道ー1
笹の生い茂った登山道ー2

『百合野山』 分岐標識から35分弱下りると、下・左写真のような広い道に出、そこには下・右写真のような説明文があった。

広い道に出た
左写真の場所にあった説明文

上写真から5分強で下・左写真の場所に出た。 この場所がGPS軌跡での 『長野登山口』 に当たり、『東鹿鳴越登山道=殿様道路』 の入口である。

      長野登山口(殿様道入口)
左写真に写っている案内板のUP




 上写真の長野登山口の前で道路は3本に分かれている。


 私達は真ん中の1番広い道路を下って行き、日出バイパスのガード下を潜って直ぐ右折した道を進んで行ったが、

 その道は行き止まりになり、少し戻ってまた日出バイパスのガード下を潜って正しい道に戻った。

 それで左写真の場所では、左右どちらかの道が正解なのだが、私はどちらが正解なのか?分からない。








 行き止まり地点からは、少し戻った所にあった日出バイパスのガード下を潜り、反対側の道路に出たが、

 その道路の路肩には写真のようなバスが停まっていた。


 運転手さんがいたので訊ねてみると、福岡からの登山グループ(26人)を乗せて来た!との事だった。


 それで 『古城山』 の山頂下で擦れ違ったグループの方達だと分かった。









 上のバスから1分ほど進むと、前方からそのグループの方達が歩いて来ていた。


 グループの方達も私達を覚えて有り、『またお会いしましたね〜!』 等と笑いながら挨拶を交わした。














 その後の登山道は日出バイパスの上を横切った。











 そして山田集落の中を通り、今朝出発した 『山田湧水』 に戻った。

 到着時刻は14時40分だった。


 駐車場は写真の様に湧水を汲みに来ている人達が多かった。

 私達も山田湧水から帰る前に水を汲んで帰ろう!と思っていたので、

 容器を2本車に積んで来ていた。

 水を汲んだ後、写真の奥に写っているマイクロバスに運転手さんがいたので訊ねてみると、

 長崎から来た登山グループ(21人)を乗せて来た!との事だったが、

 ちょうどその時、山田湧水の上のザビエル道路をそのグループの方達が下りて来ていた。







 今日の山歩きをまとめると

     山田湧水(8:35)〜七つ石山分岐(9:30)〜経塚山山頂(10:00/10:20)〜七つ石山分岐(10:40)〜

     七つ石山山頂(10:55/11:00)〜板川山(11:15)〜古城山分岐(11:30)〜古城山(11:45)〜

     古城山分岐(11:50)〜百合野山分岐(12:05)〜百合野山山頂(12:25/13:10)〜

     百合野山分岐(13:25)〜長野登山口(14:05)〜山田湧水(14:40)、

     総所要時間は6時間5分で、万歩計は24810だった。










 帰路に 『由布岳』 の前を通った。


 そして快晴の青空に映える 『由布岳』 を見ながら

 『もう随分長いこと御無沙汰している様な気がするのでので、近い内に登ろうか!?』 等と

 オバさんと話しながら通り過ぎて行った。









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