2009年(平成21年)1月20日 快晴のち曇り 無風 4〜5日前、NHKニュース(全国版)の最後で 『宝満山の難所ヶ滝』 が紹介された。 その時の映像では見事な氷瀑が出来ていた。 その2〜3日後のインターネット画像でも 『難所ヶ滝の氷爆』 が紹介されていた。 その後は暖かい日が続いたので 『もしかしたら融けたかも?』 と一抹の不安はあったが、明日から天気が崩れるとの予報を見て今日見に行く事にした。 宝満山 三郡山 ↓ ↓ 写真は久留米から三郡山に向う途中で、車内から写した 『宝満山〜三郡山』 である。 右側の山頂に小さく白い建物が写っているが、そこが三郡山の山頂である。 この写真は 『宝満山〜三郡山』 の南面を写しているが、今日の大きな目的である 『難所ヶ滝の氷瀑』 は 写真の裏側に当たる北面にある。 その為にその登山口である 『昭和の森公園』 へ久留米方面から行く場合は山裾を大きく回り込む事になる。 私達が 『昭和の森公園』 に着いた時には、既に数十台が駐車していて、ちょうど出発し始めた団体もいた。 『昭和の森公園』 は280m前後の標高地にあり、『難所ヶ滝』 の標高が724mなので、その標高差は約440mあり、その間の距離は約2.5kmである。 近年、私達は毎年 『難所ヶ滝』 の見物に行っている。 例年だと途中から登山道が凍結しているのでアイゼンを着けて登るのだが、今年はかなり登っても全く雪が無い。 それで 『今日の氷漠はダメかな?』 と思っていた。 登り始めて1時間5分で 『難所ヶ滝』 に着いたが、下・左写真のように氷は殆んど無かった。 尚、下・右写真は4年前に登った時の 『難所ヶ滝』 だが、その時の様子は 『ごましお山荘ー新館』 の 『山行記』 中、2005年1月の 『宝満山』 で紹介しています。
4〜5日前にNHKのテレビ画面で見た、見事に氷結していた大つららは左写真のように その後の暖かい天気により約20mある高さの岩壁の根元部分に剥がれ落ちていた。 私達はこの 『難所ヶ滝』 で写真を撮ったり、コーヒーを飲んだりして20分ほど休憩した。 その後、『三郡山』 までの登山道にも雪は殆んど無かったので、今回はアイゼン着ける事は無かった。 左写真は 『宝満山〜三郡山』 の縦走路に出た所の積雪の様子であるが、ここが1番雪が残っていた。 その後、三郡山までの縦走路には日蔭部分に少し残雪がある位だった。 この建物が1枚目の写真で、三郡山の山頂部に白く見えている物で、『三郡山 航空路監視レーダー局舎』 である。 尚、建物の右側後方が三郡山の山頂部である。 下写真が三郡山の山頂だが、山頂に着いた時刻はちょうど12時だったので、この山頂部の周囲では30人前後の登山者の方達が昼食中だった。
英彦山 古処連峰 ↓ ↓ 三郡山の山頂部からは360度の展望で、この日は上掲写真のような快晴だった。 しかし、低い所は左写真のように光化学スモッグ?が掛かり、ハッキリ見えなかった。 左写真は東南東方向の景色で、英彦山や馬見山〜屏山〜古処山等が見えていた。 雲仙岳とジェット旅客機 ↓ 左写真は山頂部から南西方向に見えていた景色である。 小さいので見辛いと思うが、中央部で雲の上にほんの少し頭を出しているのが 『雲仙岳』 で、 撮影時にはその少し上を福岡空港を飛び立ったばかりのジェット旅客機が飛んでいた。 『今日の山頂は寒いのでは?』 と予想して、オバさんは豚汁を準備して来ていたが、 山頂は予想に反して無風の快晴で暖かかった。 昼食は左写真のように私の大好物で、具沢山のとても美味しい豚汁を、360度の展望を楽しみながら お腹一杯食べてすごく満足だった。(シ・ア・ワ・セ〜・・・笑) 山頂部で1時間ほど休憩してから帰路に就いたが、復路も往路と同じ 『難所ヶ滝』 経由にしたので、朝と同じ撮影場所から 『難所ヶ滝』 の様子を写したのが下の右写真です。
山頂では雲一つ無い快晴だったが、下山してから上空を見ると、見渡す限りの空に雲が広がっていた。 今日の山歩きをまとめると 昭和の森公園(9:35)〜1時間5分〜難所ヶ滝(10:40/11:00)〜25分〜縦走路分岐(11:25)〜35分〜三郡山山頂(12:00/13:05)〜 40分〜難所ヶ滝(13:45/13:55)〜55分〜昭和の森公園(14:50)で、万歩計は17401だった。 今回は残念ながら例年の様な氷瀑は見れなかったが、今週末に今迄以上の寒波が来るとの事なので、来週はもしかしたら見事な氷瀑が見れるのでは?と思っている処です。 |