2015年 東北遠征エピローグ


2015年(平成27年)8月9日(日曜日)  晴れ  弱風





 写真は昨夜車中泊した 『道の駅・パティオ新潟』 である。


 撮影時刻は5時47分だったが、写っている以外にもキャンピングカー等がいて、

 昨夜この道の駅ではかなりの台数が車中泊したようである。










  『道の駅・パティオ新潟』 からは国道8号線で柏崎市に出、その後は日本海側を南下してして行った。


 その後に出て来た道の駅でトイレ休憩等をしながら、この 『道の駅・万葉の里・高崎』 に着いた時が

 ちょうど正午だったので、ここで昼食休憩にした。









 その後も道の駅に立ち寄りながら、途中で温泉に入ったり夕食を食べたりしていたので、

 写真の 『道の駅・若狭おばま』 に着いたのは19時45分と遅くなった。


 当夜、私達がこの道の駅に着いた時は、何かのイベントが終わったばかりで大勢の人が帰っていたが、

 イベント広場の前では子供達がまだ金魚すくいやヨーヨー釣り等をしていた。









2015年(平成27年)8月10日(月曜日)  晴れ  弱風






 これは昨夜車中泊した 『道の駅・若狭おばま』 を5時35分に撮影したものである。


 右側の建物の周りにも4〜5台の車があったので、昨夜この道の駅で車中泊したのは10台位だった様である。












 この道の駅は、行く時にも立ち寄った舞鶴市の 『道の駅・舞鶴港とれとれセンター』 である。


 この道の駅では生産者が農産物をちょうど搬入しているところだったので、『トマト、キュウリ、梨ウリ』 等を買った。












 その後は 『道の駅・神話の里 白うさぎ』 でお昼になったのでここで昼食にしたが、

 道の駅の直ぐ前は写真の様な海水浴場で、若者達が泳いでいた。













 その後は写真の 『宍道湖』 でも休憩したが、この湖も広いですね〜!


 波が打ち寄せ、まるで海みたいでした。










 この写真は翌朝に写したものだが、この 『道の駅・シルクウェイにちはら』に 着いたのは20時と遅かった。


 私達が着いた時、パトカーが2台停まっていた。

 暫らくすると、警察官がやって来て、何時頃から此処にいますか?と尋ねに来た。

 それで、先ほど着いたばかりだ!と答えると、この駐車場で車上荒らしが発生した!との事であった。









2015年(平成27年)8月11日(火曜日)  晴れ  弱風





 この写真は5時37分に写していた 『道の駅・シルクウェイにちはら』 からの日の出の様子である。


 この広い駐車場に昨夜は30台近い車が泊まったようだった。


 それにしても東北を始め本州の道の駅は、九州に比べるとその敷地面積が数倍ある道の駅が多かったですね〜!






右田ヶ岳


ところで新幹線で九州から東京に向かっていると、防府市の直前でトンネルから出ると直ぐ、左手にちょっとカッコ良くて目を引く岩山が30秒間位?だけ見える。

私は随分前からその岩山を見る度に、いつか登らねば!と思っていたが、中々その機会が無かった。

今回は帰路にたまたまその近くを通ったので(半分以上は意識的にそこへ行ったのだが、・・・ 笑)、良い機会なのでちょっと登ってから帰る事にした。

1/2万5千 地形図上でのGPS軌跡
白色の点線は10秒間隔緯線10秒間の距離=約310m、経線10秒間の距離=約250m)、青色の線は1分間隔、水色の斜線は磁北線
※ ハンディGPSの、トラックログの最大記憶容量(3000)を超えたようで?、ログが取れて無かった為、軌跡は後から手描きしたので、かなりアバウトです

 .

緯  度  .






34°05′10″







34°05′00″







34°04′50″








34°04′40″


 131°                          131°                          131°
    33′                           33′                           34′
 度 00″                           30″                           00″





 最初はこの 『右田小学校』 の直ぐ横にある、『右田ヶ岳登山者臨時駐車場』 に停めて身支度をしていた。

 そこに同年代の男性が軽トラで通り掛かり、私の久留米ナンバーを見て、この山は初めて?と尋ねられた。

 そうです!と答えると、少し先に駐車場があるからそこから登った方が楽ですよ!と言われる。

 そして、自分が案内するから後を付いて来て下さい!と先導して頂いた。(感謝!)





       山頂
        ↓



 先程の駐車場から数分ほど行った所にあったのが、この駐車場である。


 その方は、暇なら一緒に登って案内するのだが、今日はちょっと用事が有る!との事で、

 数年前までは40分で山頂まで登っていた!とも言われていた。


 この時点まで、私達は右側から登り始めてピストンする積りだったが、結果的には周回する事になった。











  この駐車場を出発した時刻は8時10分だったが、その時の気温は既に32度に成っていた。(フ〜ッ!)















 ここが駐車場から5分ほど歩いた所にあった登山口である。















 登山口から3分ほど登るとお地蔵様があったので、私は頭を下げてから前を通り過ぎて行った。















 その後の登山道は、雑木林の様な中を登って行った。















 上の様な登山道を10分ほど進むと、前方に山頂が見えて来た。








その後は下写真の様にロープを張った急坂部分が暫らく続いた。

ロープを張った急坂−1
ロープを張った急坂−2
ロープを張った急坂−3








 上写真のロープ場を過ぎて15分強登ると麓からも見える、写真の様に大きな岩の間を通って行った。















 しかし上の岩から10分ほど登るとまたロープ場が現れた。











 この日は兎に角蒸し暑くて、私は沢山の汗を掻いて少しくたびれていたので度々休憩していた。

 上のロープ場を登り切った所の日陰でも休んでいると、中年夫婦が下りて来た。

 その方達と話していると、ご主人から久留米市内にある町名の一つで、

 超ローカルな 『宮ノ陣町』 の名称が出て来たのでビックリ!した。

 尋ねると、小学生までは私達の直ぐ近くの宮ノ陣町に住んでいたとの事だった。(世間は狭いですね〜!)




その後もまだしつこく、下の様なロープ場が現れた。

また現われたロープ場−1
また現われたロープ場−2









 そして上のロープ場を登り切って少し進んだ所が、

 この 『右田ヶ岳=みぎたがだけ=426m』 の山頂だった。


 到着時刻は9時35分だったので、1時間25分の所要時間だった。














 私達が登頂した時は、地元の常連で同年代位の男性4人が休憩中だった。

 その方達と話していると、その中のお一人は何と!、日本二百名山は数年前に登り終え、

 現在は日本三百名山に挑戦している途中で、これ迄に70山近く登った!との事だった。

 本当にビックリ!したが、何処にでも一人か二人は鉄人と言うか?、超人と言うか?、こんな凄い人がいますね〜!





その方達からは山頂から見える下の景色を教えて頂いたが(感謝!)、天気が良ければ南方向には九州の国東半島の山々も見える!との事であった。

南西方向の景色で、西目山(奥は楞厳寺山)
南東方向の景色で、三田尻湾方向
東方向の景色で、矢筈ヶ岳(奥は大平山)





 山頂では行動食を食べたり、その方達と話したりして25分ほど休憩していたようである。


 登る時はピストンする積りだったが、その4人の方達からの薦めもあって、反対方向に下山する事にした。


 写真は下り始めてほんの少しした所で撮ったものである。











 私達が山頂から下りる時4人の方達に、そこから見ていて私達が道を間違えたら、

 『バカタレ〜!その道は違うぞ〜!』 と大声で教えて下さいね〜と頼んでいた。


 下り始めて10分位すると、山頂が見える所があった。

 そこで山頂を見ると、4人の方達が写真の様に大きく手を振っていたので、

 私達も手を振り返して応え、少しズームアップにして撮ったのがこの写真です。








      山頂
       ↓







 上写真から更に10分近く下りた所で振り返ると、もう山頂はかなり遠く成っていた。















 下山中には少し登り返す所もあった。








  山頂
   ↓











 更に20分ほど下りると、登って来た稜線が綺麗に見える所があった。












                  山頂
                   ↓






 下りている途中で小さなピークを越して行った。

 そのピークには写真の様な 『石船山』 と書かれた小さな山頂標識があっが、標高等の文字は読めなかった。












 上のピークの直ぐ下にあった岩には、般若心経が刻まれていた。


 ここは日陰だったので私達は石の階段に腰掛け、お菓子を食べながら5分ほど休憩していた。







駐車場







 上写真から下りている時に、新幹線が通ったので写したのだが、

 眼下が 『右田小学校』 で、私達がスタートした駐車場も左側に少しだけ写っている。







その後の下山中には、岩に彫られた観音様を沢山(全部で33あるとの事)見掛けたが、下にその中の三つだけを紹介する。

観音様−1
観音様−2
観音様−3

また下山中には、下のトンボや花を見掛けた。

アキアカネ?
ハギ
オニヤンマ?










 平地近くまで下りると、写真の大きな石灯籠があった。



















 上写真から10分弱で、『天徳寺』 の境内に下りた。








天徳寺の境内には大きな銀杏の樹があり、その下にはもう大きく成った実が数個落ちていた。

天徳寺の境内にあった、大きな銀杏の樹
その下に落ちていたギンナン

               山頂
                ↓






 その後は右田小学校の横を通って駐車場に戻って行ったが、

 その途中では写真の様に、右田ヶ岳の全景がずっと見えていた。



 尚、この姿が新幹線から見える山容であるが、

 今日は右側から山頂に登り、左側に下りて来た訳である。











 今日の山歩きをまとめると、

     駐車場(8:10)〜登山口(8:15)〜途中休憩(度々)〜山頂(9:35〜10:00)〜

     途中休憩(度々)〜石船山(10:40)〜天徳寺(11:25)〜駐車場(11:40)

     所要時間は3時間30分、GPSの積算距離は4km、万歩計は10723だった。

 今日の山は低山で距離も短かったのだが、兎に角蒸し暑くて汗を沢山掻き、下りた時は少し疲れ気味だった。

 しかし今日は以前から気に成っていた山に登ったので、ちょっとした達成感もあった。






 下山後は山頂で教えて貰った、周防灘に面した山の上に建っている、国民宿舎の 『海眺の宿・あいお荘』 に行った。


 そこは右田ヶ岳から二十数km離れていて1時間近く掛かったが、小高い山の上にあり見晴らしが良かった。


 写真がその 『秋穂(あいお)温泉・あいお荘』 であるが、

 平日の昼間と云うのに駐車場はほぼ満車の状態だった。(550円/1人)










 これが浴室であるが、私はこの内風呂のジェット水流にふくらはぎや足裏等を暫らく当て、
                       ねぎら
 酷使に耐えて良く頑張ったそれらを労っていた。










 上の浴室の左側にも少し写っているが、これが露天風呂である。

 周防灘が眼前に広がっていて、気持ちが良かったですね〜!


 温泉から上がり、レストランで遅い昼食を食べた。

 その後、私は休憩室に行き、暫らく昼寝をした。





昼寝のあとは自宅に向けて出発したが、北九州市で夕方の大渋滞に巻き込まれ、北九州市の中心部を抜けるだけで1時間以上を要した。(フーッ!)

北九州を抜けたあと、途中で夕食を食べてから帰宅したので、自宅に着いた時刻は22時を過ぎていた。

帰宅して、『計画の山+1山(右田ヶ岳)』 を無事に登り終えた事を祝し、キンキンに冷えていたビールでオバさんと何回も乾杯した後、寝た時刻は24時に近かった。





これまで紹介した東北遠征の山行記は全て、約1ヶ月前の写真を見て当時の事を思い出しながら書いている為、勘違いや思い違いが有るかも知れません?

又、今回の山行記には書き残した事が幾つも有る様な気がしますが、それらは思い出した都度、追記したり訂正するかも知れませんので予めご承知置き下さい。





2015年 東北遠征まとめ


今回は7月17日から8月11日まで、26日間で東北地方を一周し、『14山+1山(おまけの右田ヶ岳)』 に登って来た。
   ひにち
その日日毎の 『移動場所』、『その日に登った山』、『走行距離』 等を下に一覧表にしてみた。

尚、8月4日以降のGPS距離数の小数点以下が全てゼロに成っているが、これも気憶容量オーバーの関係で小数点以下が正しく計測されて無いのかも知れない?

日数  月 日   出 発 場 所  出発時刻 その日に登った山  到 着 場 所  到着時刻  走行km
山  名 所要時間 距離数km 万歩計
7月17日 自宅  9:00 移動日  道の駅・湯の川 18:40 414
7月18日 道の駅・湯の川  6:30 道の駅・メルヘンおやべ 18:20 546
7月19日 道の駅・メルヘンおやべ  6:30 大日杉駐車場 18:30 438
7月20日 大日杉駐車場  8:10    8.05  7.9  22907 切合小屋 16:15  
7月21日 切合小屋  5:55 飯豊本山 10.15 13.0  33967 道の駅・いいで 19:30 42
7月22日 道の駅・いいで  6:30 蔵王  4.55 12.8  19856 道の駅・上品の里 20:50 203
7月23日 道の駅・上品の里 松島&平泉観光  道の駅・はやちね 18:40 252
7月24日 道の駅・はやちね  4:45 早池峰山  6.10  8.2  18971 道の駅・にしね 17:55 92
7月25日 道の駅・にしね 病院&温泉で休養  焼走り登山口駐車場 16:50 23
10 7月26日 焼走り登山口駐車場  5:00 岩手山  7.00  29816 道の駅・にしね 16:40
11 7月27日 道の駅・にしね  6:40 八幡平  2.15   8600 道の駅・しちのへ 18:30 185
12 7月28日 道の駅・しちのへ  6:00 下北半島一周  道の駅・浅虫温泉ゆ〜さ浅虫 17:55 411
13 7月29日 道の駅・浅虫温泉ゆ〜さ浅虫 津軽半島一周  酸ヶ湯公共駐車場 17:05 249
14 7月30日 酸ヶ湯公共駐車場  5:20 八甲田山  4.50  9.6  20438 百沢キャンプ場 18:30 70
15 7月31日 百沢キャンプ場  7:10 岩木山  2.20  3.0   7782 白神岳駐車場 17:10 196
16 8月 1日 白神岳駐車場  6:00 白神岳  8.00 14.4  31028 道の駅・みねはま 19:10 72
17 8月 2日 道の駅・みねはま 移動日&男鹿半島一周  鉾立登山口駐車場 15:30 261
18 8月 3日 鉾立登山口駐車場  5:00 鳥海山  8.30 15.7  32039 月山八合目駐車場 19:10 101
19 8月 4日 月山八合目駐車場  6:00 月山  5.45 11.0  22741 古寺鉱泉駐車場 17:00 133
20 8月 5日 古寺鉱泉駐車場  4:30 大朝日岳 10.50 18.0  39650 道の駅・おおえ 18:30 40
21 8月 6日 道の駅・おおえ 磐梯山  5.25  8.0  18618 奥岳駐車場 18:40 222
22 8月 7日 奥岳駐車場  5:25 安達太良山  7.10 13.0  26136 道の駅・つちゆ 17:30 32
23 8月 8日 道の駅・つちゆ 東吾妻山  4.40 10.0  19386 道の駅・パティオ新潟 20:00 253
24 8月 9日 道の駅・パティオ新潟  6:30 移動日    道の駅・若狭おばま 19:00 471
25 8月10日 道の駅・若狭おばま  6:45 道の駅・シルクウェイにちはら 20:00 499
26 8月11日 道の駅・シルクウェイにちはら  6:00 右田ヶ岳  3.30  4.0  10723 自宅 22:10 278
合計       15山 99.40 148.6+?分 362658      5492

東北遠征期間の26日の内、雨が降ったのは3日(7月23日、7月25日、7月28日)だけだったので、その日は観光や温泉に入って過ごした。

他の日は晴れたので、殆んど計画通りに登る事が出来た。


東北地方では、大陸から吹いて来る風が日本海の上を渡って来る時に、水分を多く含んだ空気が上昇して雲に成り、それが奥羽山脈に当たる様である。

その為か?東北の山頂で遠くまで見えたのは大朝日岳だけで、近くの景色が見えた山は幾つかあったが、大半の山頂は雲に覆われ残念ながら眺望は全く無かった。


その外に残念だったのは、本場の新鮮なリンゴが食べれ無かった事である。

私はリンゴは大好物なので、本場物のもぎ立てリンゴを食べる事も楽しみの一つにしていた。

しかし2週間ほど早かったようで、残念ながら実はまだ熟れて無かった。


口唇ヘルペスは発症した当朝に直ぐ病院に行き、軟膏を処方して貰ったのでそれ以上広がらず、またオバさんにうつらずに済んで良かった。

しかし治るまで1週間近くビールが飲めなかった時は辛かったですね〜!


それから 『熊出没注意!』 の張り紙や幟旗は、登山口や東北地方を車で走ってる時等、本当に色んな所で見掛けた。

最初の方は怖いな〜!と見る度に思っていたが、しかし余りにも方々で見掛けるので、最後の方はそれを見ても何も思わなく成って仕舞った。


40食分準備していたマジックライスは一通り食べると飽きて仕舞い、半分以上が残った。

そのマジックライスは普通の湯量で作ると、何だかパサパサした感じでノドを通り辛く、お湯を多くして雑炊にした方が私は食べ易かったですね〜。


また今回の遠征中には方々の道の駅や山中で、何人もの九州人と出会ったり、多くの九州ナンバーの車を見掛けたりした。

道の駅が全国に沢山できて便利に成った勢か、車で長期に渡って遠征する人達が本当に増えた!と思います。


今回の遠征で走った距離は一覧表の様に5492kmだが、使用したガソリンは403リットルだった。

ガソリンが1番安かったのは新潟市近郊の131円で、1番高かったのは西津軽郡の146円であった。

それにしても5492kmの距離を無事故無違反で、それも一人で良く運転した!と、自分で自分を褒めてやりたい気分ですね〜(笑)


最後に、今回の遠征中には多くの方から親切にして頂き、そして色んな方との楽しい出会いが有り、大変思い出深い旅に成った事に感謝しています。

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