上 蒜 山



2014年(平成26年)8月3日(日曜日)  曇り後雨  中風


1/2万5千 地形図上でのGPS軌跡 (軌跡が少し乱れている所があります)
白色の点線は10秒間隔緯線10秒間の距離=約310m、経線10秒間の距離=約250m)、青色のは1分間隔、水色の斜線は磁北線

緯  度.


35°19′30″











35°19′00″











35°18′30″

      133°             133°               133°              133°              133°
        38′               38′               39′               39′               40′
 度     00″               30″               00″               30″               00″





 これは上蒜山スキー場駐車場であるが、上蒜山に登山する場合もここに駐車して良い様である。


 写真の様に広い駐車場には1台の車も無く、私達がここを出発した時刻は8時25分だった。










 出発すると、駐車場の直ぐ横にはこの様なポスターが張ってあった。


 描いてある熊のイラストが、ヒグマの様に図体がでかく、そして何だか?凶暴そうに見える。


 それで私はこのイラストの代わりに熊本県の人気ゆるキャラ、『くまモン』 を載せて欲しい!と思った。(笑)











 駐車場から50m位戻った所に分岐標識があり、そこで左折した道を登って行った。








その道には下写真の様な花が咲いていた。

尚、以下の花名には自信が有りませんので、予め御承知置き下さい。

ワルナスビ
(モモイロ?)シロツメクサ







 上写真の道を10分ほど登ると、前方に牧場の建物が見えて来たが、そこにはオオバギボウシの花が咲いていた。












 建物の横を通って2分ほど進むと 『コの字形』 のゲートがあり、そこから登山道に入った。


 尚、ここが最初のGPS軌跡図で、『登山道入口』 になる。











 上の登山道入口から山中に入るまでの道には、まだ食べ頃のワラビが何本も出ていた。


 しかし私達は採っても仕方が無いので、そのままにしてしていますので欲しい方はお急ぎ下さい。(笑)












 山中への入口には、

 この様な地図があった。


 天気が良ければ、

 上蒜山~中蒜山~下蒜山と

 縦走する予定だったが、

 今にも雨が降りそうな空模様

 だったので、今日は1番高い

 上蒜山だけをピストンする事

 に変更していた。


 尚、この登山口の標高が

 630mとの事なので、今から

 572mの標高差を登って行く

 事になる。












 上地図から山中に入ったが、少し進むと階段が続いていたので少し疲れた。














 上の長い階段を登り切って少し進んだ所が二合目で、登山口からの所要時間は22分だった。

















 二合目から5分ほど登った所から登山口方面を見ると、この様な景色が見えていた。


















 二合目から12分で三合目に着いた。








三合目を過ぎた所では下の花を見掛けた。

ママコナ
ホタルブクロ







 三合目から5分ほど登ると、ガスが吹き上げて来た。








その先では下写真の物を見掛けた。

クリ
キキョウ







 三合目から18分後に現れたのは四合目では無く、五合目だった。








その先では下写真の物を見掛けた。

ツリガネニンジン
ガマズミの実





 五合目から6分後に現れたのは六合目だった。


 何だか?この山は、合目の数字も、合目毎の間隔も、無秩序ですね~!(怒!)


 こちらも心の準備が有りますので、標識は1合目ずつ又は2合目ずつに、そして等間隔に設置して欲しいですね~。





六合目を過ぎた所では下の花達を見掛けた。

ナデシコ
アザミ
ヒヨドリバナ?

ヤマヒヨドリ?
シモツケソウ
イブキトラノオ

ワレモコウ
ヤマツツジ







 そして、六合目から23分登った所にあったのは八合目だった。(ここも時間・数字とも統一性が無い!・・・再怒!)














 八合目を過ぎた所で見掛けた花だが、名前は分からない。









 八合目から20分登ると、次に現れた標識は

 『上蒜山=かみひるぜん=1202m』 の山頂標識だった。

 六合目からは偶数だけだったし、その間の所要時間の誤差も何とか許せる範囲ですね~。


 山頂標識の文字が消えているが、右に進むと 『中蒜山』 方向である。

 尚、事前にネットで、登った人の記録を読んでいたが、それに依ると三角点は左方向へ5分位

 藪漕ぎをした所にあるが、そこの標高はここより低い!との事だったので行かなかった。


 この山頂では今にも雨が降りそうな空模様だったし、景色はガスで全く見えず、それに熊が又

 出て来るかも知れないので、山頂ではこの写真を1枚撮り少し休憩したら下山する事にした。










 下山時の所要時間も記してみると、山頂→八合目=17分。(登山時は20分)














 八合目→六合目=14分。(登山時は23分)














 下山時は登山時とは目線が違うのか?、登山時には気付かなかったウツボグサ?を見掛けた。














 六合目→五合目=4分。(登山時は6分)














 五合目を過ぎると、暗いガスの中に入った。








その付近を下山中には下の花を見掛けた。

シラヤマギク
オミナエシ?







 五合目→三合目=12分。(登山時は18分)













 これは三合目を過ぎた所で写したオトギリソウであるが、花びらに付いている水滴で解る様に、

 三合目を過ぎた所から大粒の雨が降り始め 風も強く成って来た。













 三合目→二合目=8分。(登山時は12分)








二合目から最初の方で紹介した 『蒜山登山道案内図』 までは樹林の中だったので、そんなに濡れなかったが、それ以降は雨を遮る物が無く風が強かったので、

登山口の写真を撮る余裕が無かった。 その為に 『二合目→登山口』 の所要時間は分からない。

二合目以降は二人とも早足で下りたのだが、強い雨風の為にまたもや下着や靴の中までズブ濡れに成ってしまった。

今日は下山するまで、とうとう一人の登山者にも出会う事は無かった。



 今日の山歩きをまとめると

      駐車場(8:25)~登山口(8:45)~二合目(9:07)~三合目(9:19)~五合目(9:37)~

      六合目(9:43)~八合目(10:06)~山頂(10:26/10:28)~八合目(10:45)~六合目(10:59)~

      五合目(11:03)~三合目(11:15)~二合目(11:23)~駐車場(11:55)で

      総所要時間は3時間30分、万歩計は13087だった。










 下山時はズブ濡れに成っていたので、温泉に入ってから着替えよう!と思い

 近くにある 『休暇村 蒜山高原』 に向かった。


 その途中では大きな遊園地(ヒルゼン高原センター)の前を通ったが、

 こんな天気なのに夏休みの為か?沢山の車が駐車していた。















 これが 『休暇村 蒜山高原』 で、天然ラドン温泉(500円/1人)は3階にあり、

 湯船からは先ほど登った上蒜山等が見えていたが、中腹以上はまだ雲に覆われていた。


 この様にここでも運良く温泉に入る事が出来たので、お陰様で風邪をひかずに済みました。

















 ゆっくりと温泉に入った後は、次の目的地 『道の駅・湯の川』 に向けて出発した。


 その途中では 『道の駅・あらエッサ』 で休憩した。



















 『宍道湖』 を望める公園でも少し休憩した。




















 そして、その後にあったスーパーマーケットで今夜の宴会料理とビール等を購入後、

 今日の目的地である 『道の駅・湯の川』 に着いたのは18時25分だった。















2014年(平成26年)8月4日(月曜日)  曇り  弱風


予定では、その後も九州に戻りながら、広島県や山口県の山にも登る積もりだった。

しかし昨日、上蒜山からの下山時にまた靴の中までズブ濡れになり、その靴は今日の曇り空ではとても乾きそうに無かった。

それに天気予報を見ると、台風11号が日本に近付いており、その影響で今後暫らくは天気が崩れる!との予報だった。

それで緊急首脳会談を開いた結果、今回の山旅は今日で終わりにして自宅に帰ろう!との結論に至った。

そう云う事で4日に帰宅しました。





これで7月19日から8月4日に掛けて、17日間に及ぶ今回の山旅は全て紹介し終えましたが、今回の山旅を総括すると、

17日間の走行距離=3451km使用ガソリン=243Lで1番高かったのは岐阜県高山市の170円/L(税込み)1番安かったのは兵庫県豊岡市の160円でした。


今回の山旅では憧れの日本アルプスに登り、初めて3000m級の山にも挑戦した。

心配していた高山病には成りませんでしたが、最初の日にオバさんがバテたり、私の太ももが吊りそうに成ったのは、もしかしたら軽い高山病だったのかも知れない?

それにしても3000m級の山々から見る景色は雄大でしたね~!、また挑戦したいですね~!


今回の山旅で残念だったのは、

7月25日にタイヤパンクのアクシデントで、当日に予定していた 『美ヶ原』 に登れなかった事、

7月27日に濃霧と暴風に苦労しながら何とか乗鞍岳の山頂は踏めたが、景色は全く見えずまた下山時に突然の暴風雨でズブ濡れに成った事、

8月3日は天気が崩れそうだったので中蒜山~下蒜山に縦走できず、また下山時の強い雨風で再びズブ濡れに成った事、

そして、とうとう1羽の雷鳥にも逢えなかった事(これは、またお出で!・・・次回のお楽しみ~!!と云う事だろうか?)等である。


『梅雨明け十日』 と云う言葉がありますが、『関東甲信越地方』 の梅雨明けは私が予想した通りの7月22日で、

私達はその日から白峰三山縦走に入ると云う幸運にも恵まれました。

17日間の内、2回は山中で強い雨風に遭ってズブ濡れに成りましたが、他の日は好天が続き、ほぼ予定通りの山歩きや観光が出来たので大変満足しています。


それから今回の山行記は何しろ15日位前の出来事を書いた訳で、写真を見ると或る程度の事は思い出しますが、その時に感じた事や思った事等は忘れています。

やはりこの様な山行記は、記憶が鮮明な内に一気に書き上げないとダメですね~。

その為に今回の山行記には大分書き残した事が有るような気がしています。


最後に、今回の山旅でも、素晴らしい景色、初めて見る花々、様々な楽しい事、素敵な人との出会い等が有り、大変印象深いものに成りました事に感謝しています。

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