隠居岳(670m)〜??山(571m)


2010年(平成22年)4月24日(土曜日)   曇り後晴れ   冷たい弱風


今回は長崎県と佐賀県の山で、まだ登った事の無い山へ行く事にした。

自宅を出発したのが7時10分で隠居岳の登山口に着いたのが9時30分だったので、87kmの走行に2時間20分も要していた。

と言うのも隠居岳の登山口が中々分からず 『里見トンネル』 付近を何回も往復していたからである。

最後は地元の方に尋ねてやっと分かった。



県道53号線からは登山口への標識等は無いので少し説明しておこう。

『里見トンネル』 を出て200m位?下ると左側に直角に曲がる道があり、その角に 『田舎の休日』 の看板がある。

 その道を1km位?進むと、右に分岐する道に 『烏帽子岳へ』 の道路標識がある。

 その道の上にグラウンドがあり、その横に写真のような駐車場があった。

 そのグラウンドでは今日は 『少年ラグビーチーム』 の練習か試合?が行われるようで、

 少年ラガー達が親の車に乗って続々と集結中だった。

 私達が写真の駐車場を出発した時刻は9時45分で、

 グラウンドの中を横切って行ったが、少年ラガー達は私達にも礼儀正しく、

 大きな声で 『お早うございまーす!』 と挨拶をしてくれたので、とても気持ちが良かった。









 グラウンドを抜けて道路を100mほど進むと、右側に写真のような登山口があった。















 登山道は照葉樹林の中を通り、写真のように広かった。













 駐車場を出発して15分ほど登った所で、写真のような舗装林道の終点が現われた。



 ここまで車で来れれば15分ほど時間短縮できる訳だが、こんな林道ある事を私達は知らなかった。







上写真から5分ほど登った左側には下・左写真のような石柱があり、それには 『昭和5年・海軍省』 等の文字が彫られていた。

そこから10分近く登ると右写真のような機器があったが、それが何なのか?分からなかった。

海軍省等の文字があった石柱
??機器

更に5分弱登った所が下写真の 『隠居岳=かくいだけ=670m』 の山頂で、そこには写真のような東屋とベンチ等があり、1人の同年代男性がおられ、

その方から見える山々の山名を教えて貰った。

山頂からはほぼ360度の展望だったが当時刻は雲が多く、景色はハッキリとは見えなかった。

隠居岳山頂
東方向の景色で、黒髪山や虚空蔵山等




 隠居岳山頂では風景写真等を撮りながら10分ほど休憩した。


 その後、写真の分岐標識にある 『上木場』 に向かって下山し始めた。


 写真では樹木に隠れているが、その方向に 『木場山』 と 『烏帽子岳』 の山頂が見えていた。






下・左写真は上木場への下山道の様子だが、石が多く歩き辛かった。

また登山道脇には、右写真のようなゼンマイが沢山出ていた。

上木場への下山道
沢山あったゼンマイ





 上写真のような登山道を20分ほど下りると写真のような道路に出た。



 出た所に標識があり、『烏帽子岳』 方面は右折だった。











 その道路を1分ほど進むと写真のようなT字路があり、そこの標識には直進が 『烏帽子岳5.4km』 とあった。



 尚、『木場岳』 に登った後はこのT字路まで戻り、写真で右折した道を歩いて駐車場に戻る予定である。










 上写真から5分強進むと右側に写真のように苔むした石柱があり、『左・日宇道』 の文字があったが

 日宇道とは何か?私は知らない。



 尚、写真に写っているように、道路はその先で左にカーブしているが、直進方向にも未舗装の林道があった。










 私達はその直進した未舗装林道が 『木場山』 への登山道と思い込み、何の疑いも無くその道を進んだ。



 その林道を5分弱進んだ所では右側に先程登ったばかりの 『隠居岳』 が、写真のように綺麗に見えていた。









 更に5分ほど進むと写真のような広場に突き当たったが、山中に入る目印も踏み跡も無かった。


 それでオカシイ?と思い、先程の道路まで引き返しその道路を数百m進んでみた。


 そうしたらその道路は段々下り始めたので、その道路の右側にある山が 『やはり木場山だろう?』 と思い直し、

 また写真の広場に戻った。





 そして上写真の広場から適当に山中に入り、後は高い所を目指して強引に登って行った。

 10分ほど登ると写真のような1番高い所に着いた。

 そこには山頂標識等は何も無く、朽ち果てた航空写真用の目印台が樹木に引っ掛かっていた。

 私は帰宅して調べ直してみる迄、そこが 『木場岳』 の山頂とばかり思っていた。(赤面!)

 帰宅して地図等を見ても、私達が登った山の山名は分からなかった。

 ところで私達が歩いた道路をあと数百m進めば、『木場岳登山口』 があったようである。(涙)

 そう云う事で、この木場山には何時の日かリベンジに行かなくては!と思っている。







 その後は先程のT字路まで戻り、舗装道路をゆっくり1時間ほど歩いてグラウンド横の駐車場に帰った。



 その道路脇には写真のような花(ナガミヒナゲシ?)が咲いている所があった。







隠居岳〜??山の山歩きをまとめると、

      駐車場(9:45)〜隠居岳山頂(10:15/10:25)〜??山(11:30)〜駐車場(12:30)で、万歩計は30127だった。



八天岳(707m)


グラウンド横の駐車場に戻った後は直ぐ、車で5分ほど離れた所にある、八天岳の登山口に向かった。

下・左写真が八天岳登山口のある 『郷美谷池=ごうびだにいけ』 で、思っていた以上に広い池で綺麗だった。

この日は風が冷たかったので私達はこの池の傍に車を停め、綺麗な池の景色等を見ながら車中で弁当を食べた。

そして右写真の登山口をスタートした時刻は12時55分だった。

郷美谷池
左写真の突き当たりが登山口








 写真は歩き始めて2〜3分の所で写したものだが、

 最近は雨が多い勢か?この郷美谷池の水位が上がっているようで、

 岸辺の樹木は写真のように水に浸かり、マングローブみたいだった。


















 5分ほど進むと、登山道には写真のような石が多くなり歩き辛かった。















 歩き始めて15分弱で写真のような林道を横切った。









上写真の林道から2分ほど進んだ所が、下・左写真のようにかなり広い平地のオサイ峠で、そこには写真の 『オサイ観音堂』 の他にベンチやテーブル等もあった。

私達はここのベンチに腰掛けて、喉を潤しながら5分近く休憩した。

オサイ峠の遠景
オサイ峠の説明板
オサイ観音堂の中







 その後は写真のように、左側が雑木林で右側が植林地の多い所を歩いて行った。















 上写真のような登山道を10分強歩くと、また写真のような林道を横切った。















 その後の登山道は写真のように車も通れるような広さがあり、そして平坦部分が多かった。









上写真のような登山道を20分弱進むと、山頂に着いた。

山頂には下・左写真のような説明板があったが、それによると 『国見山〜西海橋=30.5km』 のロングコースを縦走できるようである。

尚、説明板の直ぐ前には右写真のような電波塔が幾つも建ち、そこはフェンスで囲われて立入禁止になっており、防犯カメラも設置されていた。

フェンスの中には写真のように1台の車があり、人の姿は見えなかったが建物の横には布団が干されていた。

入口の看板には(財)違法電波監視所とあったが、この財団法人もこのところ毎日のようにテレビや新聞等で大々的に報道されている、

民主党政権の目玉政策の一つである 『事業仕訳け』 の対象になり、事業の縮減や廃止になるのだろうか?(縮減になったら電波塔の高さが半分になるかも?・・・笑)

山頂にあった説明板
左説明板の前にあった、(財)違法電波監視所

八天岳の山頂で行動食と飲み物で10分近く休憩した後は一気に下山した。










 写真は登山口に着いて写した物だが、午前中に登った 『隠居岳』 が綺麗に見えていた。














八天岳の山歩きをまとめると、

      登山口(12:55)〜オサイ峠(13:10/13:15)〜八天岳山頂(13:45/13:55)〜登山口(14:40)で、万歩計は9193だった。


国見山(776m)


この国見山には14年前(1996年12月)に子供と一緒に登った事があったので、今回はどうでも良かったのだが、

次に登る 『岸岳』 へ行く途中の通り道沿いにあるので序でに登ってみる事にした。







 写真が林道の終点だが、そこには写真のように1台のバイクが停まっていた。















 林道終点からの登山道は写真のような階段部分が多かったが、その途中までタイヤの跡があった。













 写真が『国見山=776m』の山頂だが10分弱で着いた。



 展望台の上では1人の同年代男性が三脚を構えて風景写真を撮ってあった。



 その方に依ると、『展望台の周りは最近伐採されて見晴らしが良くなった!』 との事で、

 その方から四方の景色を教えて貰った。









展望台からは360度の眺望だったが、下に2方向だけの景色を掲載するが他は割愛する。

南東方向の景色で、黒髪山や虚空蔵山等
北方向の景色で、伊万里湾や名村造船所等

国見山の山歩きをまとめると、

      林道終点(15:20)〜国見山山頂(15:30/15:40)〜林道終点(15:50)で、万歩計は1705だった。

林道終点からは栗木峠を通る旧道を走ろうと思って栗木峠まで行ったところ、そこには通行止めのゲートがあり、旧道は廃道との看板があった。


岸岳(320m)


今日、最後に登る予定にしていた山は唐津市北波多村にある 『岸岳』 である。





 林道を進んでいると、写真のような駐車場の看板があったのでそこに駐車した。



 そこをスタートした時刻は17時ちょうどで、予定より少し遅くなっていたので少し気が急いていた。










 林道を5分ほど登ると林道終点にも駐車場があり(それならそうと前の駐車場部分に奥の方にも駐車場があります!

 と書いて欲しかった!・・・こちらは時間が無くて少し急いでいるのだ!・・・怒!)


 その手前に写真のような登山道があった。




















 写真は上写真の登山道脇に写っている説明板である。























 登山道は少し進むと写真のような疑似木の階段になり、途中にはシャガの花が咲いている所もあった。













 登り始めて20分弱で写真のような 『三の丸』 に着いた。



 その後は山頂まで少しアップダウンのある尾根道歩きになった。












 写真が山頂だと思うが、三の丸から10分弱で着いた。

 そこには山頂標識は何も無く、広場の一角に 『二の丸』 との標識があった。



 GW本(Vol.17)では写真の樹木の洞の中に 『鬼子岳=320m』 との標識が埋め込まれた

 写真が掲載されていたが、今日はその洞には何も無かった。










下山時に 『三の丸』 の反対側にある 『旗竿石』 に寄る事にした。

下・左写真の旗竿石先端からは遠くに唐津湾も見えた。

それからそこの樹木には孟宗竹が結び付けられていて、旗を上げるようなロープも見えたが当日は旗は上がっていなかった。

旗竿石からの展望
樹木に孟宗竹が結び付けられていた

岸岳の山歩きをまとめると、

     駐車場(17:00)〜三の丸(17:20)〜山頂(17:30)〜旗竿石(17:45)〜駐車場(18:00)で、万歩計は5373だった。


下山後は15km近く?離れた所にある、『道の駅・伊万里』 に移動した。

道の駅は既に閉まっていたが、駐車場にはまだ20台近い車が駐車していた。



 写真が当夜の宴会料理だが簡単に説明すると、


 上段の左容器は、チンジャオロースー(牛肉、タケノコ、ピーマン、人参)、


      右容器は、(魚のみりん焼き、カマボコ、高野豆腐、小松菜と油揚げのおひたし)、


 下段の左容器は、生野菜(きゅうり、キャベツ)、


      右容器は、はがくれ漬(野菜の粕漬け)、


 他は魚のソーセージを1本ずつで、飲み物はビール1缶ずつと焼酎・ウイスキーである。






当夜の宴会は19時過ぎから20時半近くまで続き、21時前にはシュラフの中に潜り込んだ。

当夜は明け方近くになってかなり冷え込み、何度か目覚めた。



2010年(平成22年)4月25日(日曜日)   快晴   微風


腰岳(488m)


今朝は6時15分ごろ起床した。

今回は道の駅の写真を撮り忘れていたが、今朝も10台以上の車が駐車していた。

しかし、実際にこの道の駅に泊まった車は私達の他は2台だけだった。

車内に人が居る場合は窓ガラスが結露して曇るので直ぐ分かるのである。

他の10台位の車は昨夕から駐車したままだったので、私達は不思議に思った。



お湯を沸かし、『ホットコーヒー、パン、ゆで卵、バナナ、リンゴ』 で朝食にした。




 朝食後は 『道の駅・伊万里』 から15km程?離れた所にある 『腰岳』 の登山口に向かった。



 『腰岳』 の登山口は3ヶ所あるようだが、

 私達は車で行き易い 『トラピスト修道院』 の前から登る事にしていた。



 写真が 『トラピスト修道院』 の入り口前だが、この前に広い駐車場があり、

 ここを出発した時刻は、8時5分だった。














 登山道は写真のように広い林道で、右側には 『トラピスト修道院』 のフェンスがずっと続いていた。















 『トラピスト修道院』 の敷地は大変広く、中はフェンス越しに見えるのだがとても静かだった。



 私はシスターの姿が見えたら写真に撮ろうと思い、中を覗きながら歩いていたのだが

 人影はおろか物音一つ聞こえなかった。

















 出発して5分強進み修道院の上まで登ると、そこには写真のように大きな樹木が2本あり石碑もあった。















 上写真から5分弱登ると、林道の右側に写真のような標識があり、そこから山道に入った。














 山道はいきなりの急登でそこにはロープが張られていたが、このロープは大分前に張られたようで、

 そのロープの最初は右写真のように樹に喰い込んでいた。












 ロープやワイヤーの張られている急登を10分弱登ると、そこには写真のような3体のお地蔵様が祀られていた。



 このお地蔵様が居られるので、この登山口を 『地蔵登山口』 と言うのだろう?と思った。













 上のお地蔵様から5分弱登った所で、写真のような展望台が現われたが立入禁止になっていた。


















 上の展望台からほんの少し登った所が写真の 『腰岳=488m』 山頂だった。














腰岳からは東方向の景色が樹木で見えないが、他の方向の景色は素晴らしかった。

西方向の景色で、国見山等
北方向の景色で、名村造船所や伊万里湾等

私達は上・右写真のベンチに腰掛け、写真のような景色を眺めながら行動食と飲み物で25分ほど休憩してから下山し始めた。

下山中にトラピスト修道院から9時を知らせる?鐘の音が聞こえて来たが、それ以外は下山中にも人影も物音も全く無かった。(隠れていたのだろうか?・・・笑)

下山中には下写真のような山菜と花を見掛けた。

ミツバ
ツルニチニチソウ

腰岳の山歩きをまとめると、

    修道院前(8:05)〜地蔵登山口(8:15)〜腰岳山頂(8:30/8:55)〜修道院前(9:20)で、万歩計は5792だった。


黒岳(368m)


腰岳からの下山後は国道202号線〜県道26号線と約15km?走り、黒岳登山口に移動した。

赤田集落の県道26号線沿いに九州自然歩道の案内板があったが、その前は道路が広くなっていて路肩に数台が駐車するスペースがあった。

そこに停めて良いか?を道路横の畑でタマネギを収穫中の方にお尋ねすると、『案内板横の道を進んで1番奥に停めても良いですよ!』 との返事だった。

下・左写真はその道を進んでいる途中で正面に見え始めた 『黒岳』 で、右写真は1番奥の駐車した所から反対側に見えていた景色である。

登山口の少し手前から正面に見えた、黒岳
登山口から後方に見えた、黒髪山等







 登山道は九州自然歩道で、写真のような植林地の中を歩いて行った。











 九州自然歩道を25分弱進むと、写真のようなプラスチック板が現われた



 その上部の赤い部分に消えかかった文字で 『黒岳→』 の記入があった。



 そこからは九州自然歩道を外れて、黒岳への登山道になった。











 それ以降は急坂部分が多く、またその登山道脇には写真のように大きなマムシ草が沢山生えていた。









そんな急坂を10分ほど登る間には、下・左写真のような 『岩屋』 や 『岩のトンネル』 があった。

2〜3人は雨宿りできる岩屋     .
何だか怖かった、岩のトンネル

岩のトンネルを潜ってほんの少し進んだ所で両側が高くなっていて、左側に下・左写真のような山頂標識があったが、周りは樹木で展望は殆んど無かった。

右側には写真のようなベンチがあり、その前方の視界が開けていた。

左側の黒岳山頂
右側の展望所

右側の展望所には下・左写真のような鳥居と祠があり、鳥居には 『保食稲荷大明神』 とあった。

尚、正面(西方向)には右写真のように黒髪山や青螺山等が見えていて、双眼鏡で見ると黒髪山山頂の天童岩の上を歩く登山者の姿も確認できた。

私達はベンチに腰掛け、行動食と飲み物で10分ほど休憩し、その後は一気に下山した。

保食稲荷大明神         .
正面に見えていた、黒髪山や青螺山等

黒岳の山歩きをまとめると、

    登山口(10:20)〜黒岳山頂(10:50/11:00)〜登山口(11:25)で、万歩計は4934だった。





 県道26号線まで下りると、先程のタマネギ畑では写真のようにまだ掘り出し作業中だった。



 そして道路脇でその掘り出したばかりのタマネギを販売していた。



 私達は先程登山口を尋ねた時に、タマネギを販売している事を知っていたので、

 下山後に購入する事にしていた。









100円を払うと下写真のようなビニール袋を1枚渡され、『そのビニール袋に入るだけ入れて良いですよ!』 との事だった。

それでオバさんと二人掛かりでビニール袋からこぼれ落ちるほど山盛りに入れて持ち帰り、自宅で撮った写真が下・左写真です。

ビニール袋から出して数えたら右写真のように、何と!43個もあった。

そう言う事で、これから我が家ではタマネギ料理が暫らく続きそうです。(笑)

ビニール袋の上を結べなかった程入れたタマネギ
        全部で43個もあった


御船山(207m)


タマネギ購入後は県道26号線を南下して国道35号線を走り、武雄市に入った。



 武雄市には低山であるが、写真のように目立つ山容をした 『御船山』 がある。



 この山には以前から 『何時かは登らなくては!』 と思っていたのだが、

 今日はまだ時間があるので両方の山に登ってみる事にした。



 武雄競輪場に行く途中に、写真のような御船ヶ丘梅林の入口がある。



 私達はその前の広くなった道路の路肩に駐車し、歩き始めた時刻は12時10分だった。







御船ヶ丘梅林に入ると下・左写真のように、正面に本峰を見ながら梅林の中を登って行った。

そこの梅の実は右写真のように、もうかなり大きくなっていた。

最初は御船ヶ丘梅林の中を登って行く
梅林に生っていた梅の実










 梅林の中を抜けると写真のような標識があり、登山道は写真の鳥居を潜った。




















 登山道は写真のような石段が 『稲荷大明神』 まで続いていた。









歩き始めて10分程で下写真の 『稲荷大明神』 が現われた。

お賽銭箱の前には今日奉納したばかりと思える、右写真のような線香とお稲荷様の大好きな油揚げがあった。

稲荷大明神
奉納されていた、線香と油揚げ






 『稲荷大明神』 から10分ほど登ると写真のような大きな岩が有り、

 その横はワイヤーで落下止めがしてあったが、登山道はそのワイヤーの下部に続いていた。














 上写真の大岩から岩の多い登山道を10分ほど登った所が

 写真の 『御船山=みふねやま=207m』 山頂だった。



 山頂には写真のような石の祠があった。











『御船山』 は低山ながら平野の中にあるので眺望は大変良い。

北西方面が樹木で見えないが、他の方向は良く見渡せた。

北〜北東方向には 『八幡岳』 や 『天山』 等が、南西方向に 『虚空蔵山』 等が見えていた。



私達はこの山頂で 『ホットコーヒー、菓子パン、よもぎ餅、バナナ、リンゴ』 で昼食にした。

私は昼食を食べながら競輪でも見物しようと思って、右写真のように眼下の競輪場を見ながら岩の上で食べていたのだが、観客も見えず競輪レースも始らなかった。

しかし競輪レースの実況放送がスピーカーを通して聞こえて来たので、どうやら他の競輪場で開催されているレースの場外発売を行っているようだった。(残念!)

東方向の景色
眼下に見えていた武雄競輪場のUP




 御船山の本峰で20分ほど昼食休憩した後は、北にあるもう1つの峰に向かった。


 その峰を何と呼ぶのか分からないので、ここでは便宜上 『北峰』 と呼ぶ事にする。


 本峰から下りる途中で写真のように 『10』 の数字が書かれた大岩に登ってみた。






そうすると、そこからは本峰からは見えなかった北西方向の 『黒髪山』 や 『青螺山』 等が見えた。

そして北方向には右写真のように、これから向かう 『北峰』 が見えていた。

北西方向の景色で遠くに黒髪山や青螺山等
           御船山・北峰

『北峰』 へはワイヤーで落下止めがしてある大岩下の鞍部に目印のテープ等があった。

その後の縦走路には大したアップダウンは無く、テープ等の目印も多いので迷うような所も危険な所も無かった。

しかしその途中には目印として下写真のような袋が枝に通してあり、それを見て二人とも笑った。

お菓子の袋
ベビーハムの袋

『北峰』 には 『本峰』 から15分程で着いたが、北峰の山頂と思える場所(下・左写真)には山頂標識等は何も無かった。

北峰の少し先に岩があったのでその上に立ったら断崖絶壁で、眼下には右写真のように武雄高校の校舎や武雄市内等が見えていた。

北峰の山頂?
断崖絶壁上から見えていた武雄高校等

北峰からは25分程で一気に登山口まで下りた。


御船山の山歩きをまとめると

      登山口(12:10)〜御船山本峰(12:40/13:00)〜北峰(13:15)〜登山口(13:40)で、万歩計は5643だった。



登山口に下りると、そこには小学校の高学年と思える?、男女6人の子供達が遊んでいた。

そして私の姿を見て、1人の女の子が 『ワ〜!、三蔵法師様みたい〜!』 と叫んだ。

登山帽を被りストックを突いて歩く私の姿が、その女の子にはテレビや漫画等で見た 『高貴な三蔵法師様』 と同じに見えた様である。(子供は正直だからね〜!・・・笑)

そして私の直ぐ後ろを同じような格好をして歩くオバさんは、私の弟子に見えた様である。(子供は正直だからね〜!・・・笑)



そんな私達を見て、今度は1人の男の子が笑いながら 『三蔵法師様、私も弟子にして下さい!』 と言って来た。

それで私も笑いながら 『弟子にしても良いけど、入門料が要るよ!』 と言ったところ、その男の子は中々頓知の有る子で、

道端に咲いている黄色いウマノアシガタを1輪摘んで、『これで弟子入りをお願いします!』 と差し出して来た。

私はその男の子の頓知とユーモアが大変気に入ったので、『良かろう!、弟子入りを認めてやる!、、、それでは入門記念に飴玉をやろう!』 と言って

ザックの中の菓子袋から飴玉をやった。

そうしたらそれを見ていた他の5人の子供達も 『ワ〜!、私も弟子にして下さい!』 と花を摘んで持って来た。

それで皆の弟子入りを認めて各人に飴玉をやり、『入門記念に写真を撮ってやろう!』 と言って撮ったのが下の写真です。

弟子にした男の子3人
弟子にした女の子3人

そう言う事で、武雄市には私の弟子が6人います。(弟子達よ、日々修行に励めよ!・・・笑)


鬼ノ鼻山(435m)


弟子達6人の見送りを受けながら私達は武雄市を後にし、国道34号線で 『大町町=おおまちまち』 に入った。





 写真が 『鬼ノ鼻山』 の登山口がある、山麓公園の駐車場である。



 ここを出発した時刻は14時45分だった。
















 公園の中の道路歩いて行くと前方の上には、写真のように山頂の赤鬼が見えて来た。




















 歩き始めて3分程で、右手に写真のような道標が現われた。















 その後は写真のような階段の連続で、山頂まで九十九折りに登って行った。


















 写真が駐車場から10分で着いた山頂で、写真のような赤鬼の展望台があった。














展望台からの眺望は360度だが、その景色は先程の 『御船山本峰』 からの景色と似ているので割愛する。

下・左写真は南西方向に見える景色で、中央部分に先程登った御船山が写っている。

右写真は東方向の景色で、次に登る予定の 『聖岳』 の山頂と縦走路等が見えていた。

南西方向の景色で中央部に先程登った、御船山
東方向の景色で次に登る予定の、聖岳と縦走路

鬼ノ鼻山の山歩きをまとめると、

      駐車場(14:45)〜山頂(14:55/15:00)〜駐車場(15:10)で、万歩計は1601だった。


聖山(416m)



 予定では鬼ノ鼻山から聖岳に縦走周回する積もりだった。


 しかしその所要時間はガイド本に依ると、2時間ほど掛かるとの事だった。


 そうすると帰宅するのが大分遅くなるので、縦走周回は諦めて最短距離を登る事にした。


 写真が林道の終点にある、聖岳への最短登山口である。











 登山道は写真のように真ん中部分は階段になっている急坂のコンクリ道路で、右側はクヌギ林だった。
















 写真が登り始めて10分弱で着いた、『聖岳=ひじりだけ=416m』 の山頂である。



 写真のような赤レンガで作られた社には 『弁財天』 が祀られていた。












上写真の階段を下りた所が下写真の展望台で、そこからは南方向に諫早湾や雲仙岳等が見えていた。

右写真は東方向の景色で佐賀市方面である。

南方向の景色で遠くに薄く雲仙岳、右の山は五家原岳
東方向の景色で佐賀市方面

聖岳の山歩きをまとめると、

    登山口(15:45)〜山頂(15:55/16:00)〜登山口(16:05)で、万歩計は1313だった。


これで今回予定していた山歩きは全て無事に終了した。




ところで今日の山歩き中には、下写真のような 『ウド』 と 『タラの芽』 を採取していた。

ウド
タラの芽

下写真は帰宅して、晩酌のツマミで食べた山菜料理である。

ウドの酢味噌和え
ウドとタラの芽の天ぷら

昨今は今迄の温暖化現象とは逆の低温現象や日照不足に因る野菜価格高騰の折り、

このように新鮮で美味しい山菜をタダで食べられる事は、正に無上の喜びであります。(笑)

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