牛斬山(580m)


2010年(平成22年)4月16日(金曜日)   晴れ   微風


今回は 『筑豊の山』 を登りに行く事にした。

私達は今まで、筑豊の山には全く登った事が無かった。

と言うのも、この付近には標高の高い山が無いので、何だか?わざわざ登りに行く気が起きず、それよりも他の山が優先になっていたからである。

そう言う事で、同じ福岡県なのにこの筑豊地域は私達にとっては山の空白地帯になっていた。



しかしグリーンウォーク(Vol.33)の記事を見て 『小富士山〜愛宕山〜大阪山と周回してみよう!』、そして序でに 『近くの山にも登ってみよう!』 と思った。

そう言う事で1泊2日の山行計画を立てた。



今日登る予定にしている3山は 『そんなに時間が掛からない?』 と予想されたので、自宅で少し早目の昼食を食べてから出発した。

登山口のある 『五徳越峠』 までは自宅から約71kmで、1時間50分を要していた。


 写真が 『五徳越峠』 の 登山口で、道路脇に10台近くが駐車可能な広場があった。



 この 『五徳越峠』 を通る道路の右側にあるのが、写真の 『牛斬山登山口』 で

 写真には写っていないが道路の直ぐ左側に 『香春岳・三ノ岳』 への登山口がある。



 私達はまず 『牛斬山』 に登ったら、この 『五徳越峠』 に一度下り、

 その後に 『三ノ岳』 に登る予定なのでナップサックに行動食と飲み物だけを入れて出発した。



 尚、写真の看板のようにこの付近にはサルが出るようである。(コワ!)












 『牛斬山』 への登山道(防火帯)は、いきなりの急登に始まった。



 写真はその急坂を登り切った所で、後ろを振り返った時に見えていた景色であるが、

 そこには次に登る予定にしている 『三ノ岳』 のピラミダルな姿が正面にそびえていた。













 この山はワラビが沢山出るようで、ワラビを入れたビニール袋をぶら下げている

 御夫婦や女性グループ等と何組も擦れ違った。



 しかしそんな方達は 『タラの芽』 には興味が無いのか?、

 登山道脇には写真のように大きなタラの芽が放置されていた。(もう大きく成り過ぎていた)



 登る途中では他に 『ワラビ』 や 『コシアブラ』 等も見掛けたが、

 今日は家に帰らないので 『採っても仕方が無い!』 と思い、私達は全く採らなかった。













 登り始めて20分程で写真のような分岐標識が現われた。



 ここで左折すると 『ロマンスが丘』 と、何となく行ってみたくなるような?

 洒落た名前の丘に行くようである。











                              牛斬山
                                ↓









 その後は写真のような登山道(防火帯)を、右前方に牛斬山の山頂を見ながら歩いて行った。














                             牛斬山
                               ↓









 上写真のような所を暫らく歩くと、次は写真のような笹原が続いていた。














そんな登山道脇には下写真のような花が沢山咲いていた。

キジムシロ
スミレ







 先程の 『ロマンスが丘』 の標識から20分強歩くと、写真の分岐標識が現われた。



 標識のように 『牛斬山』 から 『福智山』 に縦走出来るようなので、

 『機会があれば歩いてみたい!』 と私は思った。


















 上の分岐標識から3分ほど登った所が写真の 『牛斬山=580m』 の山頂だった。



 登山口からの所要時間は約50分で、山頂には誰も居なかった。












山頂部からは360度の展望で、南東方向には下・左写真のように次に登る予定の 『三ノ岳〜二ノ岳』 等が見えていた。

尚、『一ノ岳』 は立入禁止になっているが、元は492mの高さがあったそうで、石灰石の採掘の為に現在の標高は約270mとの事である。

それから 『二ノ岳〜一ノ岳』 の後方に薄く見えている山は 『英彦山』 等である。

下・右写真は北北西方向の景色で、『福智山』 への縦走路も見え、稜線の上には 『福智山』 の山頂が少しだけ頭を出していた。

西〜南方向に掛けては 『田川盆地』 等が見えていたが、それらの写真は割愛する。

 南東方向の景色で
三ノ岳          二ノ岳    一ノ岳
 ↓             ↓      ↓
北北西方向の景色で
福智山


下山中には下・左写真のようなクサイチゴの白い花と、右写真のような松の新芽を多く見掛けた。

沢山咲いていたクサイチゴの花
とても綺麗だった松の新芽


『牛斬山』 の山歩きをまとめると、五徳越峠登山口(13:55)〜牛斬山山頂(14:45/14:50)〜五徳越峠登山口(15:30)で、万歩計は8678だった。


BACK


三ノ岳(511m) 〜 二ノ岳(468m)











 『五徳越峠』 に下山し、今度は道路の左側に見えている登山口から 『三ノ岳』 を目指した。




















 登り始めて5分強した所で写真のような分岐標識が現われた。




 左が 『岩登りコース』 、右が 『ファミリーコース』 とあったので、

 私達は登山時に 『岩登りコース』 を、下山時に 『ファミリーコース』 通る事にした。



















 『岩登りコース』 を歩き始めると直ぐ、正面に写真のような 『三ノ岳』 の山容が見えて来た。























 上写真から3分ほど登った所から、写真のような岩場が現われた。














それ以降は下写真のように、かなり険しい岩場の連続だった。

険しい岩場−1
険しい岩場−2

      二ノ岳         一ノ岳
        ↓            ↓









 そんな途中では右手に写真のような 『二ノ岳〜一ノ岳』 が見える所もあった。






















 また険しい岩場の所々には、写真のような鮮やかな色をした 『ヤマブキ』 が咲いていて

 心を少し和ませてくれた。

















 しかし、その後も険しい岩場は続いていた。



 私達は膝への負担や危険度等を考慮して、急峻な方を登りに使う事が多いが、

 この 『岩登りコースは特に登りに使って良かった〜!』 と思った。



 本当にこの 『岩登りコースは舐めて掛からない方が良い!』 と思う。









                   山頂標識
                     ↓






 岩場を登り始めて25分程で山頂部に着いたが、山頂部も写真のような大きな岩が多かった。



 岩の向うに山頂標識が見えていたのだが、そこに辿り着くまでも大きな岩上を乗り越したり

 岩間に下りて岩の隙間を歩いたりと、中々簡単には行けなかった。











下・左写真が 『三ノ岳=511m』 の山頂で、360度の展望があった。

尚、山頂標識には508mとあったが、ここでは国土地理院発表の511mを採用した。

下・右写真は南東方向の景色だが、飯岳山(大坂山)の下の方には 『道の駅・香春』 も見えていた。

私達は誰も居ない山頂で景色を見ながら、行動食を食べ喉を潤しながら10分ほど休憩した。

牛斬山 福智山                           .
↓    ↓                           .
 飯岳山(大坂山)                 一ノ岳    二ノ岳  .
    ↓                        ↓      ↓   .








 山頂から下りる時は 『ファミリーコース』 を通る事にした。



 写真は下り始めて10分弱で出た分岐点である。

















 写真のように広い登山道(防火帯)を 『二ノ岳』 の方に歩いていると、

 前方から3人の中年男性が歩いて来た。



 尋ねてみるとその方達は 『二ノ岳』 に登った帰路との事で、

 山頂までの登山道は1本道で、そんなに危険な所も無い!との事だった。
















 分岐点から上写真のように広い登山道(防火帯)を10分ほど進むと、

 前方の登山道の真ん中に写真のような 『通せんぼ』 のロープが張られていた。



 しかし横を通り抜けられるので進んでみると、その先で崖が少し崩れていた。




















 その後は写真のような登山道を九十九折りに登って行った。



















 上のような登山道をゆっくりと15分弱登った所が 『二ノ岳=468m』 の山頂だった。



 『三ノ岳』 からは30分が経っていた。



 山頂は狭く、写真のように岩がゴロゴロした間に山頂標識があった。










山頂の周りは樹木に覆われていて展望は無かったが、僅かに南東方向だけに樹木が無かった。

下・左写真では樹木のてっぺんに隠れているが、その部分に 『道の駅・香春』 が見えていた。

道の駅・香春   飯岳山(大坂山)          一ノ岳
   ↓        ↓                   ↓
左写真で一ノ岳部分のUP

  牛斬山                         三ノ岳
    ↓                            ↓





 二ノ岳の山頂では5分ほど、風景写真を撮ったら下りる事にした


 写真は下山中に眼前に見えていた景色である。


 左の方に先程登った 『牛斬山』 が、そして眼前には登ったばかりの 『三ノ岳』 が見えていた。


 『三ノ岳』 に登る時は、左側に見える急勾配の岩場を25分ほど掛けて登った訳である。















 下山時は花の写真等を取りながらゆっくり歩いていると、

 30分程した所で前方に写真のようなゲートが見えて来た。



 その手前に写真のような小さな道標があり、そこから右折して植林地に入った。













 植林地の中を2分ほど下りると、写真のように道が分岐していた。


 そこの道標は分解していて、写真のように樹の根元に道標の一部が置かれていた。


 その道標は左の道が 『五徳越峠』 と指して置かれていた。


 それで私達は何の疑いも無く左折したのだが、

 結果的には右折した道が 『五徳越峠』 への道だったのである。


 誰かがイタズラしたのだろうか?












 左折した道を下りている途中で 『オカシイ?』 と気付いたが、地理的に 『五徳越峠』 を通り過ぎた林道に出る事が

 分かっていたので、そのまま下りて行ったら20分程で写真の場所に出た。











 そこからは写真のような 『三ノ岳』 を右手に見ながら舗装林道を20分ほど歩いて 『五徳越峠』 に戻った。



 それにしても 『三ノ岳』 の右斜面に見える岩場は、こうして見ても急峻だと思う。








下写真は二ノ岳からの下山中に見掛けた花達である。

スミレ
センボンヤリ

ヤマブキ
スミレとクサイチゴ


『三ノ岳〜二ノ岳』 の山歩きをまとめると、

            五徳越峠登山口(15:30)〜三ノ岳山頂(16:10/16:20)〜二ノ岳山頂(16:50/16:55)〜林道(17:45)〜五徳越峠登山口(18:05)で、

            万歩計は12964だった。



五徳越峠からは時間にして20分ほど離れた所にある 『道の駅・香春』 に移動した。

『道の駅・香春』 に着いた時刻は18時40分だったので、駐車場に停まっている車は5台位だった。

しかしナンバーを見ると、『宮城』 や 『川崎』 ナンバー等もあった。


 当日の宴会は何時もより少し遅く、19時15分頃から20時半頃まで続いた。

 写真が当夜の宴会料理だが、例によって全てオバさんが家から持って来た物ばかりである。

 上段の容器は、 (鶏肉、カシュウナッツ、ピーマン、人参、生シイタケ、タケノコ)の炒め物、

 中段の左容器は、(キャベツ、キュウリ、人参、ソーセージ、玉ねぎ、チーズ)のサラダ、

      右容器は、(ちくわ、ハリハリ漬け)、

 下段の左容器は、(デザートのリンゴ)

      中容器は、(厚揚げの煮物)

      右容器は、(サラミソーセージ)である。

 飲み物は缶ビール(正確には発泡酒)1缶ずつの他は焼酎とウイスキーである。






道の駅の直ぐ横を国道201号線が通っているので、私は国道から1番離れた列に駐車していた。

当夜は少し冷え込み、夜半に何度か目覚めた時やトイレに行った時に感じたのだが、この国道201号線は一晩中トラックの往来が激しく、結構その音が響いて来た。




小富士山(337m) 〜 愛宕山(488m) 〜 飯岳山(573m)


2010年(平成22年)4月17日(度曜日)   晴れ   弱風




 今朝は6時少し過ぎに起床した。


 昨夕は5台位しか停まっていなかった車は夜中に増えたようで、10台位になっていた。


 お湯を沸かし、『ホットコーヒー、パン、ゆで卵、バナナ、リンゴ』 で朝食にした。


 写真は道の駅を出発時(7時15分)に撮ったものである。


 この道の駅には12時迄には戻り、ここで昼食を食べる積もりなので、

 二人ともザックの中は必要最小限にして出発した。










 写真が道の駅の直ぐ横にある登山口で、写真のコンクリ道を登ると道の駅の裏側の上に出る。



 その道の駅の裏側は農産物等の搬入口になっていて、その時刻は軽トラック等が沢山停まっており

 大勢の人達がタケノコや野菜等を搬入していた。












 コンクリ道が終わると写真のようなプラスチック階段が現われ、5分弱で鉄塔の下を通った。













 その後は20分ほど植林地や雑木林の中を通ると、写真のような竹林が現われた。



 その付近の登山道は写真のように虎ロープが張ってある程の急登だった。







そんな竹林の中に入ると、登山道や登山道脇の方々で写真のように大きなタケノコが、少しだけ頭を出しているのを沢山見掛けた。

今日私が持っている道具は、小さな 『多機能プライヤー』 だけである。

そんな物でこんなに大きなタケノコを掘り出す事はとても不可能なので、私はそれらのタケノコに 『お前達は命拾いしたな〜!』 と言いながら通り過ぎて行った。(涙)

写真のように少しだけ頭を出したタケノコはその後も沢山見掛けたが、暫らく進むとまた何時の間にか周りは雑木林になっていた。

登山道にも沢山出ていた、タケノコ−1
登山道にも沢山出ていた、タケノコ−2









 その後は 『懐良台』、『鶴ヶ峠』、『小富士前山』 等の標識のある小ピークを次々に通り過ぎ、

 写真の 『小富士山=337m』 に着いたのは7時55分だった。

















 小富士山を少し過ぎると、また竹林が現われた。



 今度の竹林は写真のように凄く荒れていて、そして虎ロープがずっと張られている程の連続急坂だった。







そんな登山道にも下写真のようなタケノコが少しだけ頭を出していた。

このように少しだけ頭を出しているタケノコを私達が見掛けた数は、先程の場所まで合計したら 『50本ではとても利かない!』 と思う。

登山道に出ていたタケノコ−3
登山道に出ていたタケノコ−4

その後は 『わらび田の一本桜』 の案内板のある、下・左写真の場所を通ったが、その付近には下・右写真のような大きなワラビが沢山出ていたので、

私達は見掛けたワラビを採りながら歩いて行った。

わらび田の一本桜
登山道脇に沢山出ていた、大きなワラビ


 その後も 『赤松台』 や 『高山』 等の標識がある小ピークを通り過ぎ、

 写真の 『愛宕山=488m』 に着いたのは8時45分だった。



 愛宕山の山頂は写真のようにかなり広い台地になっていてベンチも2台あり、

 大きな 『オオバヤシャブ』 の樹等もあった。



 私達はベンチに腰掛けて、行動食と飲み物で5分ほど休憩した。



 その後は東南東方向の樹間に見えている 『飯岳山(大坂山)』 のアンテナ群に向かった。














 愛宕山からは10分程の間に、『山内ピーク』 や 『愛宕山東峰』 の標識のある小ピークを

 過ぎると、樹間からは飯岳山(別名=大坂山)のアンテナ群がかなり近くに見えて来た。






















 その後の鞍部には写真のように平坦で気持ちの良い登山道もあった。























 しかし上のような登山道は長くは続かず、また直ぐ写真のように急登の植林地に入った。






















 上写真のような植林地の急登を10分弱登ると、写真のような林道に出た。





















 上写真の林道を横切った後も、以前と同じような急登の植林地だったが、

 そこには写真のようなゼンマイが沢山生えていた。



 ゼンマイは食べる迄が面倒臭く、また少し位採っても仕方が無いので私達は採らなかった。


















 林道から5分強登った所が写真の 『飯岳山=いのたけやま=573m』 の山頂だった。



 この山頂にも誰も居なかった。












山頂はほぼ360度の展望で、下・左写真は北西方向の景色、右写真は南南西方向の景色だが遠くに 『古処山地』 の稜線が薄く見えていた。

私達は写真のベンチに腰掛け、四方の景色を眺めながら行動食と飲み物で20分ほど休憩した。

        一ノ岳      二ノ岳      三ノ岳 福智山
        ↓         ↓        ↓   ↓ .
古処山地
 ↓



 飯岳山(大坂山)の山頂で20分ほど休憩した後は、往路と同じ道を通って

 30分ほどで愛宕山まで戻った。



 その下山中には大きな紙バックを持ち、ゼンマイだけを採っている年配男性と会ったので

 飯岳山の山頂近くに沢山ゼンマイが出ていた事を知らせた。



 そして愛宕山の山頂でもベンチに腰掛け、行動食と飲み物で5分ほど休憩した後、

 今度は写真の 『西山を経て椿台へ』 の標識方向に下り始めた。















 写真が 『西山=476m』 の山頂標識だが、

 愛宕山からは小さなアップダウンを経て10分程で着いた。













西山から15分弱下りた所に展望所があった。

その展望所からは下・左写真のように、昨日登った 『二ノ岳』 等が綺麗に見えていた。

またそこには既に4人の年配登山者の方達がおられ、話してみると山口県S市のお医者さんグループで、最高齢の方は何と!81歳だった。

その方は以前に久留米市に11年間住んでいたとの事で、私達が久留米市在住と分かると大変懐かしがって握手を求めて来られた。

そしてその方は医師で登山家としても著名だった、あの脇坂先生からも教えて頂いた!と言われていた。

またその方達は昨夜は 『柿下温泉に泊まった!』 との事だったが、『5千円の宿泊代で食べ切れない程、色々な料理が出た!』 と喜んであった。

香春鉱業と太平洋セメントの工場     一ノ岳       二ノ岳   
  ↓                    ↓         ↓
山口県から来られていた、お医者さんグループ

展望所から少し下りた所にはベンチがあり、『椿台』 との標識があったので椿の花を探したが、そこには椿の花は全く無かった。(何で椿台と言うのだろう?)

『椿台』 から5分ほど下りると、下写真のように大きな 『山桜』 の樹があったが、既に花は散ってしまっていた。

八叉の山桜
        八叉の山桜の説明板









 八叉の山桜からほんの少し下りると、今度は 『イヌシデ』 の樹があり、

 写真の左下に写っているような案内板があった。

















 それで私は回り込んで、樹の裏を見に行った。



 そうしたら写真のように、余りにも凄い根に私はビックリ!し過ぎて腰を抜かし、

 暫らくの間立ち上がれなかったのでオバさんに助け起こして貰った。(爆)



 それ以降にも 『浦松桜』 の案内板のある、大きな山桜の樹等があった。


















 尚、ここまでの途中では写真のような 『マルバコンロンソウ』 を見掛けた。























 愛宕山から下り始めて1時間10分程で、写真の 『湯山第一登山口』 に出た。














湯山第一登山口からの道の駅へ戻る道路では、最初の方は前方に下・左写真のような 『一ノ岳〜二ノ岳〜三ノ岳』 を見ながら、

途中からは右写真のように先程登って来た飯岳山(大坂山)への稜線等を右手に見ながら、舗装道を約35分ゆっくり歩いて道の駅に戻った。

道の駅への到着時刻はちょうど12時だった。

     一ノ岳           二ノ岳    三ノ岳  .
       ↓              ↓      ↓   .
                  飯岳山(大坂山)
                 ↓


『小富士山〜愛宕山〜飯岳山』 の山歩きをまとめると、

        道の駅(7:15)〜小富士山(7:55)〜愛宕山(8:45/8:50)〜飯岳山(9:25/9:45)〜愛宕山(10:10/10:15)〜展望所(10:40/10:50)

                  〜湯山第一登山口(11:25)〜道の駅(12:00)で、万歩計は21339だった。


今朝、道の駅を出発する時は10台位しかなかった駐車場は、私達が到着した12時には空きスペース待ちの行列が生じる程の混雑ぶりだった。

また、ちょうどお昼時だったので、道の駅内の食堂も大混雑していた。

それで私達は道の駅で弁当を買い、誰もいない綺麗な休憩室のテーブルで、持参していたインスタント味噌汁を啜りながら弁当を食べた。


 昼食後は道の駅で農産物を色々と購入した。


 タケノコは小さい物や中位の物は既に売り切れていて、大きいタケノコしか残っていなかった。

 それらは価格も余り変わらなかったので、それならば!と私は1番デカイ!タケノコを買った。


 写真が購入したタケノコだが、自宅で大きさ等を計量してみると、

 1番大きい所の直径は29cm、高さは48cm、重量は何と!5.5kgもあった。


 ちなみにタケノコは、私は歯応えのある下の硬い部分が好きだが、

 オバさんは私とは逆に、真ん中より上の柔らかい部分が好きなので、
  こと
 事タケノコに関してはそれを取り合っての夫婦喧嘩はまだ1度も無い。





このように、結婚する前に相手の人は 『タケノコは柔らかい部分と硬い部分のどちらを好きか?』 を良く確かめてから結婚しないと、もし好みが同じだったら

タケノコを食べる度に夫婦喧嘩をする事になり、後で大変苦労しますよ!(爆)

(私達の場合、他の食べ物では掴み合っての夫婦喧嘩はあるけどネ!・・・笑)




障子ヶ岳(427m)







 昼食後は道の駅から車で10分位の所にある、『障子ヶ岳』 への 『宮原登山口』 に移動した。



 写真が宮原登山口だが標識等が何も無かったので、直ぐ近くの民家に尋ねに行った。



 そうしたらそこが登山口で、そこの広場(3台位が駐車可能)に駐車して良い!との事だった。










上写真の登山口から5分弱進んだ所に 『障子ヶ岳へ』 の標識があったが、登山口にも一つ標識が欲しいところだな〜!と私は思った。

この山の登山道も竹林内を数回通ったが、下・左写真のようにかなり荒れた所もあった。

そしてその竹林では登山道脇にも、下・右写真のようなタケノコが方々で頭を出していた。

私は先程道の駅で大きなタケノコを買ったばかりだったし、そして持っている小さな 『多機能プライヤー』 だけではとても掘り出せない事は分かっているので、

私はそれらのタケノコを出来るだけ見ないようにして登って行った。(笑)

荒れた竹林
登山道脇に沢山出ていたタケノコ

それからこの登山道も下写真のような急坂部分が多く、かなり足が疲れた。

急登の登山道−1
急登の登山道−2

                 道の駅・香春      セメント工場
                     ↓            ↓








 登り始めて45分位した所では、右下に写真のように、

 『道の駅・香春』 や、一ノ岳下の 『セメント工場』 等が見える所もあった。













                     障子ヶ岳山頂
                         ↓








 上写真から10分ほど登った所で或るピークに出たが、

 そこからは写真のように 『障子ヶ岳』 の山頂を前方に見ながら歩いて行った。






















 写真が上写真から20分程で着いた 『障子ヶ岳=427m』 の山頂である。














この障子ヶ岳も標高は427mと低いが、景色を遮る物が何も無く、360度の展望である。

下・左写真は西方向の景色で、写真のように昨日登った 『二ノ岳〜三ノ岳〜牛斬山』 等が綺麗に見えていた。

     一ノ岳    二ノ岳     三ノ岳       牛斬山
     ↓      ↓        ↓          ↓

北東方向の景色で苅田町や行橋市等



 ところで私達がこの山頂に着いた時は2人の登山者の方達が居られ、

 ご機嫌で歌ってあった。



 この方達も大変山好きのようで、ここから見える景色を教えて貰ったり、

 お互いが登った山の情報交換等をして暫らく話した。



 写真は私達が下山する直前に写したものだが、

 山好きのお二人は北九州市在住の0さん達である。







障子ヶ岳の山歩き中には下のような花を見掛けた。

ハルリンドウ
スミレ


『障子ヶ岳』 の山歩きをまとめると、

         宮原登山口(13:00)〜山頂(14:10/14:30)〜宮原登山口(15:30)で、万歩計は10210だった。



これで今回計画していた香春町の山歩きは全て予定通りに終了したが、香春町の山に対する私の印象としては、

    1.どの山も標高こそ低いが急坂部分が多く、翌日に足が凝る。

    2.特に 『三ノ岳』 の 『岩登りコース』 は険しい部分が多く、そこを通る場合は本当に緊張感を持って臨まないと危険である。

    3.最後にどの山も標高こそ低いが、『展望が良かった!』 等である。



ところで今日の 『小富士山〜愛宕山〜飯岳山』 等の山歩き中には、下写真のように見ただけで美味しそうな 『タラの芽』 や 『コシアブラ』 等を採取していた。

特に下・右写真の 『大きなタラの樹』 では、その1本だけでちょうど食べ頃のタラの芽が10個ほど採れた。

見ただけで美味しそうな、タラの芽
大きなタラの樹

見ただけで美味しそうな、コシアブラ−1
見ただけで美味しそうな、コシアブラ−2

当日採取したタラの芽
当日採取したコシアブラ

当日の山歩き中に採取した 『タラの芽』、『コシアブラ』、『ワラビ』 は、道の駅で購入したタケノコと共に下写真のような酒のつまみにして食べた。

当夜は新鮮で美味しい山菜の天ぷら等をつまみにして、何時もより 『ビールがススム君だった!』 事は言うまでもないだろう!(笑)

タラの芽とコシアブラの天ぷら
タケノコとワラビの煮物

如何ですか?、貴方もおにぎり等を持って山歩きに出掛けてみませんか?、楽しい事が沢山ありますよ!

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