宝 満 山(830m)


2009年(平成21年)4月13日   晴れ時々曇り   微風


今朝も5時に起きて 『マスターズゴルフ』 を見た。

16番ホールでは 『タイガー・ウッズ=米国』 や 『フィル・ミケルソン=米国』 が首位に1打差に迫り大変面白くなったが、その後のホールでボギーを叩き、

残念ながら二人とも優勝争いから脱落し、最終的には 『タイガー・ウッズ』 は8アンダーで6位タイ、 『フィル・ミケルソン』 は9アンダーで5位に終わった。

優勝争いは 『アンヘル・カブレラ=アルゼンチン』、『ケニー・ペリー=米国』、『チャド・キャンベル=米国』 の3人が12アンダーで並び、プレーオフになったが

結果は 『アンヘル・カブレラ』 が初優勝し、アルゼンチンに初めての優勝カップを持ち帰った。

日本人選手も大活躍し、『今田 竜二プロ』 は2アンダーで20位タイになり、

最終日に背中に日の丸を付けてプレーした 『片山 晋呉プロ』 は68と4アンダーの好スコアで回り、10アンダーで堂々の4位だった。



ゴルフ中継を見終わり、『さて!、今日はどうしようかな〜?』 と考えた。

最初は10日から昨日まで3連チャンで山歩きをしているので、『今日はその山行記でも書こうかな〜?!』 と思った。

しかしインターネットで天気予報を見ると、明日から2日ほど天気が崩れるかも?との予想だったので、『ヨシ!、それなら今日も登ろう!!』 と思い直した。

『同じ弁当を食べるにしても、山頂から景色を眺めながら食べた方が絶対に美味しい!』 と思っているからである。

それで色々な山のガイド本等を見ている内に、『今日は宝満山に最近は歩いていないコースで登ってみようかな〜?』 と思い始めた。


 左写真が 『堤谷コース』 の入口である。

 以前は写真の道が私有地とは知らずにこの先まで車で入り、広場(今は畑になっていた)に駐車していた。

 しかし今日は私有地との注意書きがあって、左写真のように車止めが置いてあった。

 車はこの50m位?先と100m位?先の道路の曲がり角部分に、合計で5〜6台が駐車可能である。

 私がそこに着いた時は、既に1台の車が駐車していた。

 車を出発した時刻は10時半だった。




上掲写真の道を100m?ほど進むと登山口の標識があり、そこから山道に入る。

そしてその山道をまた100m?ほど進むと 『T 字路』 に突き当り、そこには下写真のような 『堤谷登山道案内図』 があり、左に折れると 『堤谷コース』 で、

右に曲がると 『シラハケ道』 との道標もあった。

尚、写真のように案内板の 『堤』 の漢字を、『提』 に書き直し、読み方も 『ヒサゲダニ』 とルビが打ってあった。

恐らくそれが本来の名称ではないか?と思うが、しかし殆んどのガイド本や地図でも 『堤谷』 になっているので、ここでは以後も 『堤谷』 の名称で説明する。

コース概念図


上掲の案内図を見て分かるように、この堤谷コースには滝が沢山ある。

私はこの案内図を見て 『滝の全部を写真に撮ろう!』 と思った。







 上掲の案内図から2分ほど進むと、左写真のようにロープを張った岩場が出て来た。









岩場を過ぎて少し進むと、左写真の 『一の滝』 が現れ、その後は数十m間隔で 『二の滝』・『三の滝』 が現れた。

一の滝
二の滝
三の滝







 『三の滝』 からは5分弱で左写真のような 『初音の滝』 が現れた。















 『初音の滝』 の直ぐ横には左写真のような梯子があった。













 その後の登山道では左写真のような、ハングル文字で書かれた真新しいリボンがあった。


 何と書いてあるのか?分からないが、このリボンはその後も数ヶ所で見掛けた。








その後も下のような滝が数分毎に次々と現れた。

『奥の滝』 の標識には(女滝)とのカッコ書きがあり、何だか意味深?だった。(笑)

奥の滝(女滝)
鼓の滝
金剛の滝

下の中写真は 『水垢離(みずごり)の滝』 であるが、この滝がこの 『堤谷コース』 の中では1番落差がある?ように思った。

尚、左右の花はその滝の近くに咲いていたものである。

ハルリンドウ
水垢離の滝
スミレ

その後も5〜10分位進むと、下写真のような滝が現れた。

『行者の滝』 の直ぐ上には平らな岩があり、爽やかな沢風が吹いていたので、私はそこに腰掛けて10分ほど休憩した。

般若の滝
行者の滝







 その後の登山道には左写真のような梯子や、ロープが設置されている所があった。









その後の登山道で、滝名の標識に気付いたのは下写真の 『絶食の滝』 だけだった。

下山後、家に帰ってから案内図に記入してある滝名と、撮影した滝を照合したら、4つの滝を撮影していなかった。

何処にあったのだろうか?、もしかしたら標識が無かったのかも?知れない。

絶食の滝?
百日絶食の記念碑




 『百日絶食の記念碑』 から少し進むと左写真のような分岐標識があった。


 左に折れると 『キャンプ場・山頂』 で、直進すると 『金の水・尾根道』 である。


 私は 『金の水』 方向に進んだ。










 左写真が 『金の水』 で、上掲の分岐標識から約20分登った所にあった。


 今日私はこの水を汲む積もりだったので、家から真水は持って来て無く、この水をペットボトルに汲んだ。














 その後は道標に従って尾根道に出てから、山頂に向かった。


 写真は山頂直下の鎖場である。











下写真のような宝満山の山頂に着いたのは12時半で、登山口からちょうど2時間も掛かっていた。

これは登る時に、普段より休憩回数が多かったからだと思う。

下写真のような山頂には4〜5人の登山者が居て、昼食中だった。


 竈門神社の上宮   .
神社前から見える福岡方面

 私は竈門(かまど)神社横の岩に腰掛けて昼食を食べる事にした。

 私は 『金の水』 を沸かして味噌汁を作り、左写真のような弁当を食べた。

 この 『ほっともっと亭』 の 『チキン南蛮弁当』 は2日前にも食べたが、期間限定(4月10日〜15日)の

 キャンペーン商品で、110円引きの390円と安い割には中々美味しかったので、今日も途中で買ったのである。(笑)

 神社横で昼食を食べていると、次々に登山者が登って来た。

 その殆んどの登山者はまずこの神社に御参りをするが、お賽銭を上げる登山者は少なかった。(笑)

 大体がこの竈門神社は 『縁結びの神様』 なので、それにはもう無関係の中高年が多かった勢なのかも知れない?(笑)



『○○と煙は高い所に登りたがる!』 の言葉がある。

私もその一人だと思っているが、同類の○○達は下・左写真のように、山頂部でも更に高い所で昼食を食べる事が多い。(笑)

下・右写真は神社裏の岩場から見た、眼下に見えるキャンプ場である。

神社裏やこの山頂部の周りは、高さ数十mの岩場になっているので、時々ロッククライミングしている人達を見掛けるが、今日はクライマー達はいなかった。


梵字が掘ってある山頂部の岩

神社裏の岩上から見える、仏頂山とキャンプ場
仏頂山     キャンプ場       .
↓         ↓         .

昼食後は 『金の水コーヒー』 を飲み、風景写真を撮ってから下山する事にした。

下写真は、山頂部から5分弱で着いたキャンプ場の様子である。

キャンプ場には10人位の人達が居て、左写真のような満開の桜の樹の下等で昼食中だった。

それからキャンプ場には右写真のように綺麗なバイオトイレが、去年?出来ている。

山頂部                 .
↓                 .
キャンプ場にあるバイオトイレ







 左写真がキャンプ場の水場で、バイオトイレの100m位?先にある。












 復路も 『堤谷コース』 を下りた。


 登る時には気付かなかったのだが、下山時には左写真のような形をした

 『グリーンハートストーン(私が命名した・・・笑)』 を見掛けた。







下写真は今日の山歩き中に見掛けた花等である。

ミヤマシキミ
ミツバツツジ
五葉アケビの花

ムラサキケマン
綺麗な形をしていたシダ

今日の山歩きをまとめると

          登山口(10:30)〜2時間〜宝満山山頂(12:30/13:20)〜1時間20分〜登山口(14:40)で、万歩計は13293だった。



今日は気合い不足だったのか?、それとも4日連続で山に登った勢で疲労が蓄積していたのか?分からないが、登る時は普段よりも休憩回数が多く時間が掛かった。

今回は久し振りに 『堤谷コース』 を登ったが、このコースは殆んどが沢沿いの為に沢風がとても心地良く、そして水場も数ヶ所かありますので、

特にこれからの夏場はお薦めのコースだと思います。

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