前 門 岳(922m)


2009年(平成21年)2月18日   快晴   微風


今日は毎年1度は登っている 『前門岳』 に行く事にした。

近年、この山には今の時期か、または 『キツネノカミソリ』 の咲く夏場か、どちらかの季節に登っている。




 写真が登山口だが、周辺の路肩に4〜5台が駐車可能である。


 自宅から登山口までの距離は45kmで、所要時間は1時間10分だった。


 この登山口を出発したのは10時50分だった。









 登山道は写真のような沢沿いにあるが、歩き始めて15分前後の所から数百m?の区間に渡り、

 登山道脇や右の斜面一帯にキツネノカミソリが咲く。


 今日はその区間で、まだ短いキツネノカミソリの葉を沢山見掛けた。













 またその付近の、沢の対岸には写真のようなツララがあった。











 その後、沢から外れた林の中では自然薯を掘り出した跡が、登山道脇の方々にあった。


 写真は、そんな中で1番大きな穴跡を写したものであるが、私の杖がスッポリ入る深さがあった。


 自然薯を掘り出す事、それ事態は悪い事では無いと思うが、

 しかし最低限のマナーとして掘り出した穴はちゃんと埋め戻して欲しいと思う。(怒!)






 登り始めて35分ほどで林道に出た。


 現在、この林道では拡張工事が行われているようだった。


 今日は工事はしていなかったが、林道上には写真のようなショベルカーが置いてあった。


 尚、写真の左側に黄色の小さな案内板が写っているが、登山道はそこから更に上に続く。








 その後の登山道は小さな沢沿いを少し歩くが、徐々に急坂部分も出て来る。


 そんな登山道では写真のような霜柱が方々にあった。


 山中はやはり、まだ冷え込むようである。






登山口から55分で下・左写真のような山頂に着いた。 時刻は11時45分で、山頂には誰も居なかった。

この山頂からは、西方向の一部が樹木の陰になって見えないが、他の方向の展望は大変良い。

今日は写真のような快晴で、写真ではハッキリ見えないが、肉眼では中写真の由布岳や、右写真の阿蘇五岳等も見えていた。

私達は誰も居ない山頂で写真のような素晴らしい景色を眺めながら、インスタント味噌汁を啜りながら弁当を食べ、食後のデザートやコーヒーを飲んでゆっくりした。

前門岳山頂(背景は北東方向の景色)
御前岳 釈迦岳       渡神岳.
↓    ↓           ↓
東方向の景色で、
由布岳      くじゅう連山     .
↓          ↓        .
南東方向の景色で、
阿蘇五岳



 静かな山頂で素晴らしい景色を眺めながら、1時間ほど昼食休憩をしてから下山する事にした。

 下山時に今日の山歩きで私が楽しみにしていた、私の大好物の 『フキノトウ』 探しをする事にしていた。

 この山では或る場所にフキノトウが沢山出る。

 例年はもう少し遅く行くのだが、今年は暖冬なのでもしかしたら?と思って、今日出掛けたのである。

 私のその勘は見事に当たっていて、左写真のようなちょうど食べ頃のフキノトウが沢山出ていた。

 写真は或る場所の様子だが、この中だけでも6個あります。







 下山時に、採取したフキノトウを選別しながら沢水で洗った。


 左写真は沢の一部を流木で囲い、選別して洗い終わったフキノトウを、その都度囲いの中に投げ込んだものである。


 この洗う作業に30分以上?掛かったが、雪融けの沢水は凄く冷たく、二人とも手の指がすっかりかじかんでしまった。







今日の山歩きをまとめると、登りが55分、下りはフキノトウ探しや沢で洗う時間も含めて2時間15分、万歩計は8773で、誰にも会わなかった。


 二人のフキノトウを合計すると思った以上の量だったので、帰宅して近所の方に少しあげた。

 左写真は当夜の晩酌時にオバさんが揚げたフキノトウ等のテンプラである。


 食材の原産地が大変うるさい今日この頃ですので、このフキノトウテンプラの出どころを明記しますと、

 (原産地=日本国・福岡県八女郡矢部村)で、(生産者=門前岳の大自然)で、(無農薬で伸び伸びと育ち)、
                                    うち
 (数時間前に採ったばかりの新鮮な物)を、(料理上手な家のオバさんが揚げた物)であります。(笑)


 フキノトウのテンプラは今年2回目だったが、今日も凄く美味しかった為に何時もより少し多く飲み過ぎ、

 当夜も又々当世の幼稚園児よりも早く寝てしまったのでした〜。(笑)


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