経 読 岳


2006年7月16日  曇り時々晴れ  弱風


今はまだ梅雨の真っ只中で、今年も九州地方では大雨が降り続いて大きな災害が発生している所があった。 今日の天気は、昨夜までの天気予報では曇りだった。

しかし所によっては雨雲が通過するかも知れない?との事だったので、今日の山行は今朝の天気予報を見てから決める事にしていた。

登る山は昨夜の内に決めていた。 英彦山山系にある山で、『経読岳=きょうよみだけ=992m』 である。

この山には10年位前から何時の日か登らなくてはいけないな〜!と、何度も思った記憶がある。

しかし、自分でも認知症の関係だと思っているが、その事自体をいつの間にか忘れてしまっていて、今まで 『経読岳』 には登って無かった。

昨夜、その事を急に思い出したので、今回は一晩寝たらその事をコロリ!と忘れてしまっている事の無いようにメモ用紙に記入し、枕元に置いて寝た。(ウソ!)



朝の天気予報を見ると午前中は大体晴れで、午後からは曇りになるが降雨の確率は少ないとの事だったので、山歩きに出掛ける事にした。

『経読岳』 の左隣である 『犬ヶ岳=いぬがだけ=1131m』 や、右隣にある 『雁股山=かりまたやま=807m』 には数回登った事があった。

しかし何故か?、その2つの山の真ん中にある 『経読岳』 だけには登った事がなく、英彦山山系の縦走路歩きもその部分だけが空白のままだった。

今朝は割と早く自宅を出発でき順調に車を走らせていたが、目的地にかなり近くなった所の路上でヘビが横たわっていたので、車を停めて見に行った。



見るとシマヘビだったので更に近づいて写真に撮ろうとしたら、食べられる!と勘違いしたのか?逃げ始め、下写真のように道路脇のブロックの隙間に入り始めた。

その穴が住みかなのか?、逃げる途中に偶然穴があったので入り込んだのか?分らないが、右写真のようにシッポを少し見せたまま動かなくなった。

穴が狭くて入り切れないのかな〜?と思ったが、近くにあった枯れ枝でシッポをクスグッテやったらシッポも中に入った。

しかし、穴が狭くてUターン出来なかったらどうするのだろうか?と、私は要らぬ心配をし始めた。

穴の中でUターン出来なかったらヘビはシッポから外に出る事が出来るのだろうか? バックで動くヘビは見た事が無いような気がする。


自宅から登山口まで約91kmあり、1時間55分を要していた。 耶馬溪側の登山口である 『相ノ原』 付近には駐車場は無い。

それで近くの広くなっている林道脇に駐車したが、その付近には駐車している車が見当たらないので、どうやらこの登山口から登るのは私達だけのようである。

身支度をしていると、軽トラックが通り掛かったので情報を仕入れる事にした。 軽トラックからは私より少し年配位の方2人が降りて来られ、色々と教えて貰った。

地元の方と思っていたが北九州市に住む方達で、週末はこの近くに自分達で建てた小屋で過ごすとの事で、大変羨ましく思った。

小屋で使う薪用の木々を拾いに来たとの事だったが登山道の事を尋ねると、地図には載っていないが、『経読岳〜笈吊峠』 の縦走路から

私達が駐車した場所近くの 『相ノ原バス停』 に下りる別の登山道があり、その分岐点に最近自分達が標識を立てた!との事だったのでその場所を詳しく聞いたりした。

その他には、もしかしたら 『ウチョウラン』 に出合えるかも知れませんよ?との情報も得た。






 この写真がメイン林道から登山道のある林道への分岐で、車止めチェーンの見える右の林道へと進む。

 時間は10時20分だった。














 上写真から10分ほど歩くと林道はまた分岐しており、標識通りに右に進む。















 林道は結構広くて舗装してあり、林道の右側は渓流で時々爽やかな涼風が吹いて来た。









林道脇には下写真のような草イチゴや木イチゴがあったので、私は何時ものようにそれらを採って食べながら歩いていた。 結構美味しかった。








 上の分岐から15分ほど歩くと林道はまた分岐しており、標識通りに左へと進む。

 しかし、ここまでの林道はかなりの急坂の連続で、私はこの付近ではかなりの汗を掻いていた。












 上写真から数十m歩いた道路脇に、写真のような小さな滝壺があった。

 そこで汗を掻いた顔などを洗う。 冷たくてとても気持ちが良かった。













 小さな滝壺を過ぎた辺りから、林道は未舗装になった。

 そして上写真から10分ほど歩くと写真のような分岐があり、標識通りに右に進む。












 上写真から少し歩いた右側に、写真のような石組みがあり中にプラスチックのケースが見えていた。

 何かな〜?と思って見てみると、登山自由ノートが入っていた。

 しかし、ケースが少し壊れており、先日の大雨時に濡れてしまったらしく、ノートはページをめくれないほど濡れていた。













 これから先の林道は現在造っている途中らしく?、写真のようにまだ新しくてかなり広かった。












 先程の分岐から10分近く歩いた所の右側に写真のような小さな標識があった。

 その地点が山中に入る山道の入り口らしいが、標識が写真のように小さいので草がもっと伸びて茂れば

 隠れて見えなくなるかも知れないなー?と思った。

 時刻はちょうど11時で、相ノ原登山口から40分ほど掛かっていた。






山道は下写真のようにおおむね沢に沿っていて、途中で何度もその沢を横切るが、時折吹いて来る沢風がとても気持ちが良かった。

先週(7月9日)の登山時(鷹取山)は全くの無風でとても蒸し暑く、二人とも途中でバテてしまった。

その時のオバさんは少し体調が悪かったらしく 『吐き気がする!』 と言うので、私はドキッ!とした。

それで私は思わず 『もしかして・・・!?』 と訊いてみた。(最近の私は思い当たるような事はナ〜ンにも無いのだけどネ!)

そうしたらオバさんが 『バ〜カ!』 と言って笑ったので、私はホッ!としたのだった。(爆)

今日はオバさんの体調も良さそうなので、私も安心する。


山道の前半は沢沿いだった?が結構急坂が多く、私はかなりの汗を掻きポカリをゴクゴク飲んでいた。

そして山道を登り始めて35分程で下写真のような 『笈吊峠=おいづるとうげ』 に着いた。

この峠には10年位前に山の反対側にある求菩提キャンプ場に子供と一緒に泊まり、うぐいす谷コースを通ってこの峠に登り、

犬ヶ岳(別名:カメの尾=1131m) ⇒ 一の岳(1124m) ⇒ 求菩提山(くぼてやま=782m) ⇒ キャンプ場 と周回した事があった。 

この周回コースの登山道は大変素晴らしく、とても気持ちが良かった事を憶えており、私は何時の日かまた歩きたいと思っている。

ちなみに、この順に歩くと下り部分が多くなって楽だが、逆に周回するとダラダラの上り坂が多くなり大変疲れると思う。



『笈吊峠』 ではそこに到着したばかりの10人位のグループの方達と一緒になった。

女性が10人位で男性が1人だけの、大変羨ましいような?、大変怖いような?(笑)、北九州市のグループの方達だった。

少し会話をしてみると 『経読岳』 に既に登って来てこの峠まで戻り、ここのベンチで昼食を食べるとの事だった。

『経読岳』 からは復路で1時間20分ほど掛かり、倒木とアップダウンが多く、花は全く見掛けなかったとの情報を貰った。


この峠にある道標によると、この峠から左の 『犬ヶ岳』 までは1.1km、右の 『経読岳』 までは2.8kmの距離があるようだ。

尚、求菩提キャンプ場側からの登山口が福岡市や北九州市から近いので、その登山口から登る人が多いようで、そちら側の道がメイン登山道になっているようである。

私達もここで行動食を食べてベンチで10分近く休憩してから 『経読岳』 へと出発した。

ガイドブック等によると 『笈吊峠〜犬ヶ岳』 間の方が 『シャクナゲ林』 は凄いらしいが、『経読岳』 方面に歩き始めると、

登山道の両脇には数百mに渡って下の写真のように 『シャクナゲ林』 が断続してあった。

『犬ヶ岳』 周辺の 『シャクナゲ』 は九州ではちょっと有名で、国の天然記念物にも指定されている。

その為に枝等を切る事が出来ないのか?、写真のように登山道に枝が張り出しているのでかなり歩き辛かった。 右写真はシャクナゲの根元を写した物である。


シャクナゲの花は今の時期は全く無く、下・左写真のように花の枯れた物は所々で見掛けた。 しかし、右写真のようなシャクナゲの実?は結構あった。

シャクナゲの花の枯れたもの
シャクナゲの実?







 この写真は 『笈吊峠』 を出発して20分位して写した前方の景色である。

 遠くに見えるのが 『経読岳』 かな?と思ったが、自信は無い。












 この写真は上写真から5分位歩いた所にあった道標だが、登山道は道標のように直角に右折する。

 尚、この地点は 『笈吊峠』 から700m歩き、『経読岳』 まであと2.1kmの地点である。













 この写真はこの付近の登山道脇に落ちていたカエデである。

 緑ばかりの中で赤色が目立ち、パッ!と目に飛び込んで来たので写真に撮った。












 『経読岳』 までの縦走路は先程のグループから聞いた通りに数回のアップダウンがあった。

 数えてはいなかったが、『経読岳』 に着くまでに5回位は有ったのではなかろうか?

 また倒木も写真のように結構多く、既に朽ち果てた倒木もかなりあった。













 縦走路の途中には写真のように台風で?壊れたトイレがあった。














 この写真はその付近の風景だが、雑木林の中では小鳥の鳴き声が絶えず聞こえ、

 また時折吹いて来る涼風がとても気持ちが良かった。








下写真は 『笈吊峠』 から1時間ほど歩いた所にあった経読林道の終点だが、この林道にはどこから入るのか?、また車の乗り入れが可能なのか?は知らない。

この地点からは右写真の道標のように、『経読岳』 の山頂まであと900mのようである。








 この写真は上の経読林道の終点から10分ほど歩いた所にあった大きな岩である。

 その基部には風雨や地震で?崩れた大小の岩が無数に転がって階段状になっており、

 そこをグングン!下りて行ったが、今、地震が無い事をご先祖様に祈りながら急いで通り過ぎた。(笑)













 この写真は上の岩部分の基部を通り過ぎ、向こう側に登り返した所で

 歩いて来た方向の景色を写したものだが、中央に見える高い山が 『犬ヶ岳』 のような気がした。

 しかし山座同定をした訳ではないので自信は無い。







下写真が 『経読岳』 の山頂だが、先程の経読林道の終点から距離にして900mを40分以上掛かっていた。

その理由はあとで説明するが、写真を撮る為に何回も待機した為である。

『経読岳』 の山頂は細長くて狭く、また周りは樹木が茂っていて景色は見えず、写真のお地蔵様の背後の隙間から右写真のような山並が見える位だった。

石碑に刻んであるように、昔はこの山頂に読経をする為の経読堂(経読岳の由来か?)が建っていたらしいが、そのお堂跡を偲ぶような物は何も見当たらなかった。

経読岳 の頂上部−1
経読岳 の頂上部−2
お地蔵様の背後の風景

誰もいない山頂に傘シートを敷き、インスタント味噌汁をすすりながら昼食にしたが、蚊がいたので蚊取り線香を周りで2本焚きながらの昼食だった。

食後のコーヒーを飲みながら上・中写真の道標を見て、まだ歩いた事の無いこの山頂から雁股山までを、何時の日か歩かなくてはいけないな〜!、

しかしその距離は6.1kmもあるようなので実行時には何処からどんなコースにするか?、良く検討しなければな〜・・・等とオバさんと話していた。

コーヒーを飲み終わる頃に上空が少し暗くなり、遠くからは雷鳴も聞こえて来た。

それで、雨具を直ぐ取り出せるようにパッキングしてから、早々に 『経読岳』 の山頂をあとにした。 しかし山頂では50分近くの昼食休憩をしたようだった。


 この写真は 『経読岳』 山頂から15分ほど歩いた付近で左に見えていた『小屋ヶ岳=こやがだけ=991m』 である。

 登山口で出会った二人連れの方に教えて貰った、まだ地図には載っていない 『相ノ原バス停』 に下りる分岐標識が

 この付近の縦走路にあると聞いていたので、往路時にも注意していたのだが気付かなかった。

 それで、復路時も二人して注意しながら歩いていたのだが、とうとう分らなかった。

 もしかしてと思い、経読林道にも少し入り込んで探したのだが見付からない。

 復路時は往路時とは違った登山道を歩きたかったのだが・・・どこに分岐が有るのだろう? 残念だった!




下・左写真は縦走路の途中にあった風景だが、四国の石鎚山や瓶ヶ森等で見た白骨林のミニ版のような感じだった。

下・右写真はそこから下方に見えていた景色だが、遠くに 『耶馬溪ダム』 が見えていた。

尚、その 『耶馬溪ダム』 の彼方に薄く見えている山並は方向的にみてくじゅう連山ではないか?と思ったが、自信は無い。

ミニ白骨林
耶馬溪ダム方向の景色







 それから地図を見ると縦走路の直ぐ近くに 『茶臼岳=ちゃうすだけ=1039m』 があるので、時間があれば登ろうと思っていた。

 地図ではこの標識のある付近のようだった。

 この標識の後ろにピークが見えるので、ザックをデポし空身でちょっと登って来る事にした。

 かなりの急坂だがどこからでも登れる感じなので、適当な所から登り始めると踏み跡らしき道があり、それを辿った。








山頂には5分位?で着いたが山頂部はかなり広く、写真のように草が生い茂っていた。

山頂部には山頂標識も三角点も見当たらないので二人して少し探したが、両方とも見つける事は出来なかった。

だからこの写真が 『茶臼岳』 の山頂かどうかは分らない。 下写真の風景写真を撮ったら直ぐ下りる事にした。

山頂?風景ー1
山頂?風景ー2


 左写真は上写真から20分ほど歩いた所にある 『笈吊峠』 のベンチである。

 ここに到着した時は16時を少し過ぎていたが、ここには誰もいなかった。

 ここでは写真を1枚撮っただけで往路と同じ登山道で下りる事にした。

 尚、この写真の樹の幹にぶら提げてあるように、その樹の名称を書いた名板が縦走路にかなりあった。

 目に付いたそんな樹の名称をアイウエオ順に列記すると、アオハダ、ウリハダカエデ、エゴノキ、クリ、コシアブラ、

 コバウチワカエデ、コブシ、シキミ、ソヨゴ、ドウダンツツジ、ネジキ、ハウチワカエデ、ヒサカキ、ブナ、ホシアブラ、

 ミズナラ、ミツバツツジ、モチノキ、ヤマグルマ、リョウブ、等である。



私はかなりの汗掻きである。 今日はこれまでに、ポカリスエット(500ml)、麦茶(500ml)、飲料水(500ml・・・インスタント味噌汁や食後のコーヒーも含む)等を

合計1.5リットル以上飲んでいたが、小便は1回だけしかしていない。 あとの水分は全部汗として出たのだと思う。

夏場は何時もタオルを2枚持って来て、大体山頂でTシャツを着替える時にタオルも取り替えるのだが、今日は忘れてタオルは1枚だけしか持って来ていなかった。

だから汗拭きタオルは自分でもイヤになるぐらい臭かった。 それで下山時に途中の沢で初めてそのタオルを洗い、体も拭いた。

そうしたら、驚いたことに暫らくすると少し下の方の水面に 『イワナ』 や 『ヤマメ』 がポカ〜!と浮いて来たではないか!!

『イワナ』 や 『ヤマメ』 は私の汗があまりにも臭いので気絶したのだろう!(笑・・・魚の気絶だけウソ)






 その後は登る時には気が付かなかった物を撮影しながらゆっくり歩いたが、

 写真のような山道入り口には 『笈吊峠』 から25分で着いた。












 その後の林道もゆっくり歩き、登る時にあった小さな滝壺でもタオルを洗ったり体を拭いたりした。

 下りの林道歩きは登る時よりも少し時間が掛かったが、車に到着する直前に登る時には気付かなかった

 『ネムノキ』 の花が目に付いた。 写真のようにとても綺麗で涼しげな色だった。







車に帰り着いた時刻は17時15分だった。



今日の山行をまとめると、(相ノ原登山口)〜40分〜(山道入り口)〜35分〜(笈吊峠)〜70分〜(経読林道終点)〜40分〜(経読岳)〜

                            90分〜(茶臼岳)〜20分〜(笈吊峠)〜25分〜(山道入り口)〜45分〜(相ノ原登山口)で、

                            合計所要時間(昼食休憩は含まず)は6時間5分、万歩計は23878だった。



下写真は今回の山行中に見掛けたキノコ達であるが、どのキノコも名前は知らない。




下写真は今回の山行中に見掛けた生き物達である。

 この写真は、今回の山行中に良く鳴き声を聞いたり逃げ去る姿を見掛けた、『ヒグラシ』 である。

 特に 『笈吊峠〜経読岳』 の縦走中は周りでうるさい程に鳴き、私達が近くを通ると逃げ去っていた。

 それで私は写真に撮ろうと思って近づくとサッ!と飛んで逃げ、中々その姿を写真に撮る事が出来なかった。

 それで私は鳴き声のする近くで身動きせずにその姿を探したが、敵は私に居場所を悟られないように

 仲間で談合し鳴く場所を交互に変えたりして私をたぶらかし、カムフラージュする。 意地になった私はオバさんと共に

 その場所で5分位身動きせずにその姿を探したが、中々その姿を見付ける事は出来なかった。 そんな事を何回も

 何回も繰り返した末に(合計で20分近く?)やっと写したのが、左の写真です。 どうぞゆっくり見てやって下さい。(笑)



ところで 『ヒグラシ』 の鳴き声は皆様にはどんな風に聴こえるでしょうか?

本等には殆んど 『カナ カナ カナ ・・・』 と書いてありますが、私にはどうしてもそんな風には聴こえない!

しかし、『どんな風に聴こえるか?書き表してみよ!』 と言われても、先入観があって旨く表現出来ない。

先入観がなく、聴こえたままに表現する子供達に今度聞いてみようと思っている。

 この写真は登る途中に見掛けた、樹の上で日向ぼっこをしていたヘビである。

 私はその5〜6m位前で何となく動く姿を目の端で捉えたので立ち止まったが、

 敵は既にこちらに気付いており、写真のようにトグロを巻いて攻撃態勢に入っていた。

 あまり近づくと怖いので、この写真は私のデジカメ性能では最大である3倍ズームにして写したものである。

 ハッキリは分らなかったが、マムシだと思う。

 ヘビは地面だけではなく、このように葉っぱの上や樹の上でも良く日向ぼっこをしていますので、

 皆様も十分注意されて下さい。


ヒグラシの抜け殻

足の長い蜘蛛?

アワフキムシの卵

卵名は釋護法さんより

山ミミズ
マムシグサとコガネ虫
トカゲ

蟻の巣
沢蟹
バッタ

それから縦走路の復路時にオバさんがビックリ!した声を上げたので、何事か!と思ったら、オバさんの袖に人差し指位の大きさのシャクトリ虫がくっ付いていた。

私が枯れ枝で取り除こうとしたが、ペッタリ!とくっ付いて中々外れなかった。

今回はオバさんの身体に何の被害も無かったので良かったが、私達は山行中に時々服やザックに虫などがくっ付いていないかどうか?お互いをチェックをしている。

枝に触れて歩いた時や樹木の下を通った時等は、身体やザックに虫等がくっ付いたり落ちて来たりしている事があるので、皆様も十分注意されて下さい。

それから縦走中や林道を歩いている時にも何度も鹿の鋭い 『ケーン!』 と言う鳴き声を聞いたので、この山域にはかなりの鹿が生息しているのだと思う。

私は鹿の写真を撮ろうと思い、鳴き声のする方向にカメラを構えて何度も見回したが、ついに一度も鹿の姿を見付ける事は出来なかった。

鹿の方は多分、私達の行動を観察していて警戒の鳴き声を発していたのだろうと思うが?・・・。

その他の生き物としては、小鳥の鳴き声を良く聞いたし山鳩の姿を何回か見掛けたが、それらは写真に撮る事は出来なかった。



次の写真は今回の山行中に見掛けた色々な種類の苔達である。 しかし、いずれも名前は知らない。



次の写真は今回の山行中に見掛けた花達である。

ツクシガシワ

花名はミラさんより
(ナンテン?)ハギ

ケキツネノボタン


(ナガサキ?)マンネングサ
(イブキ?)ショウマ
オニルリソウ

今回の山行では花はあまり見掛けなかった。 特に 『ウチョウラン』 に出合えなかったのが残念だった。



今年は日本各地で大雨が降り続いて中々梅雨が明けませんが、あと1週間もすれば梅雨明けが宣言されて、真夏の天気になると思います。

そうすれば麦酒等が益々美味しくなる季節になりますね〜! 『ごましお山荘』 では皆様からの 『暑中お見舞い』 や 『お中元』 をお待ちしております。(笑)

ちなみに私は 『生麦酒』 が大好きで〜す。(爆)

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