雲仙普賢岳(1359m)


2005年11月3日  雨のち晴れ  弱風


今日は雲仙の 『普賢岳』 に登りに行く事にした。 雲仙の紅葉が見頃との情報を得ていたからである。

昨夜の天気予報では午前中は少し雨が残る所があるかも知れないが、午後から回復傾向にあるでしょう!との事だった。

それで今朝も早起きし、外を見たら地面が少し濡れている程度で、自宅を出発した時も小さな雨がポツンポツンと落ちている位だった。

しかしその雨は西に向かって走る程、そして時間経過と共に少しずつ強くなって来た。 そして20km位走ったところで朝の天気予報が放送された。

午前中の雨は50%位の確率だが、午後からは20〜50%位の降雨予想だった。

その天気放送の前からオバさんと、どうしようか? 引き返そうか? 等と話しながら結論の出ぬまま車を走らせていた。

結論の出ぬまま、佐賀市を抜けた辺りから雨は本降りになった。 しかしその時は40km位走り、1時間近く経っていたので、もう引き返すにも引き返せなかった。



折角早起きしたのに、オバさんと雨の中をドライブしただけで家に帰るのは大変シャクに触る。

その付近では先程の天気予報で、午後からの降雨確率が低かったのを一縷の望みにして車を走らせていた。

雨足は鹿島市を通る時が一番強く、ここを走っている時はほとんど今日の山登りは諦めていた。

しかしここまで来たからにはタダでは帰らず、雲仙の温泉に入ってから帰ってやろう!と思っていた。

その後、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返していたが、やがて車は諫早市の海岸通りに入って来た。

この通りには果物の形をしたバス停がある事を知っていたので、それからはバス停が現れる度に車を停めて、その写真を撮って行った。

それが次の写真である。

スイカ
ミカン
トマト

イチゴ
メロン
ステンドグラス

バス停の形は上掲の他にも、山小屋風など異なったバス停が多く、今度はどんなバス停が現れるかな〜?等と結構楽しみながら車を走らせていた。

途中の 『愛野展望台』 でも少し休憩し、『普賢岳』 の登山口で1番下の無料駐車場である 『池の原園地』 に着いた時は雨は小降りになっていた。

着いた時刻は9時20分で、走行距離は140kmだった。 この位の雨だったら登ろう!と、オバさんとすぐ意見が一致する。

その時は雨足は弱かったが、空はまだ一面雲に覆われていて、又いつ強い雨が降り出すかも知れない状態だったので、雨に対する完全武装をした。






 写真の様な 『池の原園地』 の1番下の駐車場を出発したのは9時40だった。

 雨はほとんど止んでいた。









 『池の原園地』 の遊歩道は写真の様に 『雲仙ゴルフ場』 のすぐ横を通る。

 この 『雲仙ゴルフ場』 は日本で4番目に出来た(大正2年=1913年開場)ゴルフ場で、現存するゴルフ場では

 日本最初である 『神戸ゴルフ倶楽部』 に次いで2番目で、パブリックゴルフ場としては日本初だそうである。

 尚、このゴルフ場は国立公園内にあり、長崎県営で9ホールである。

 私もゴルフは嫌いな方では無いので、プレイヤーの姿を捜したが不思議な事に一人も見当たらなかった。

 このゴルフ場はその後も仁田峠や登山道の途中からも良く見えるので、その度にプレイヤーの姿を捜したが、
 
 帰る迄とうとう1人の姿も見なかった。 今日は祭日なのに営業していないのだろうか?と不思議に思った。


『池の原園地』 の遊歩道を歩き始めると、その両脇には花が多く目に付き、それらを写真に撮りながら10分程歩いた所で、また駐車場に出た。

その駐車場には見覚えがあり、前回はここに駐車して登った事を思い出し 『スッカリ忘れてた〜!、二人ともアルツハイマーが進行してるな〜!』 等とオバさんと笑いながら歩いていた。

しかし、そこから5分も歩かない内にもっと上部にある駐車場(妙見駐車場)の横に出た。

しかしその駐車場の事は二人ともまったく思い出せないので、『これはアルツハイマーのせいでは無く、つい最近出来た駐車場だろう!』 と言う事に無理やり結論付け、

大幅なアルツハイマーの進行を否定した。(分かるでしょう! この気持ち!!)

それから前回子供と一緒に登った時に、その付近で 『温泉旅館組合』 の豪華なバーベキューに出合った事を思い出した。

その時そこを通りかかると、普賢岳噴火の際に皆さんに大変お世話になったから! と、ホテルの一流料理人さん達が作ったと思われる、

彩も鮮やかで豪華なおせち料理等と一緒にご馳走になった事があり、二人ともその事を思い出しながら歩いていた。(また出会いたいな〜!)







 そんな 『池の原園地』 を出る頃にはもう目の前には綺麗な紅葉が沢山あり、早速写真に撮る。













 『池の原園地』 を出ると、写真の様な階段状の登山道になるが、これが結構勾配があって疲れ、汗が出る。

 この付近では雨は完全に止んでいた。

 しかし、私達は雨の完全武装をしていたので、この辺ではもう汗グッショリだった。












 そんな登山道の両脇には花や木の実等が多く目に付き、それらを写真に撮りながら登っていた。

 そして登山道のすぐ横にはお地蔵様を祀ってあったが、そのお地蔵様には写真の様に傘が差してあった。











 歩き始めて50分で写真の様な 『仁田峠』 に着いた。

 この 『仁田峠』 までは有料道路(770円)で登って来れる。 私達が着いた時は既に100台近くが駐車していた。

 ここでは観光客の姿の方が圧倒的に多かったが、マイクロバスで来ている登山者の団体も多く目に付いた。

 この時には雨はスッカリ上がっていたので、そこに設置されているテーブルで二人とも上の雨着を脱いだ。










 『仁田峠』 からは割と急坂の階段状の道をジグザグに登って行く。

 そんな登山道の両脇にも綺麗に紅葉した樹や花等が結構多く、写真に撮りながらゆっくり登る。

 この写真はそんな所から、私達が駐車した 『池の原園地』、『雲仙ゴルフ場』、『仁田峠』 等を写したものである。









 『仁田峠』 を歩き始めて40分程で写真の場所に着いた。

 ここにはロープウェイの 『妙見岳駅』 と展望所がある。

 下の 『仁田峠駅=標高約1100m』 から、この 『妙見岳駅=標高約1300m』 までの標高差は175m有るそうで、

 500mの距離を約3分で運ぶロープウェイである。

 ちなみに料金は大人が往復1220円(片道=610円)である。(子供は半額)





 上の写真から5分程で 『妙見神社』 に着いた。

 他の登山者の方達がお参りをしているので、私達もそれに習ってお参りする事にした。

 私はお賽銭を1万円ほど弾もうと思っていたが、他の登山者の方達を見ると誰もお賽銭を上げていなかった。

 それで私は 『郷に入れば郷に従え』 のことわざを思い出し、私も急きょこの地方の慣習を見習う事にした。

 (神様、気持ちだけは有ったのですよ!・・・分かって下さい!!)

 私は1円も上げ無いのに少し悪いと思ったが、安全で楽しい登山と・・・それ意外にも少しだけお願いした。

 しかしオバさんは1円も上げて無いのに、私より長くお参りしていた。







 そこからは写真の様な登山道を歩くが、その道脇にも花が結構咲いていた。

 その付近では諫早市から来てある10人位の方達と一緒になり、話しながら歩いた。

 そしてその方達から、道脇に咲いている花名や風景等を教えて貰いながら歩いていた。













 正面に山が見えて来たので山名を尋ねると 『国見岳』 だったが、写真の様にガスが掛かっていた。










 そんな所を歩いていると、右側が少し開けた所で同年代の男性の方がカメラを持って座ってあった。

 目の前はガスで何も見えないので、その方にここから何か見えるのですか?と訊ねてみた。

 そうすると、ガスが切れたらここから 『普賢岳』 と 『紅葉』 が綺麗ですよ!との返事に、私もそこで待つ事にした。

 会話を続けると、その方はその場所でもう10分以上待っている!との事である。

 その時は目の前はガスばかりで何も見えなかったが、私が待ち始めて1分もしない内に

 ガスが段々薄くなって来て、写真の様に少し山の形が見えて来た。







 そして上の写真から1分位の内に見る見るそのガスが薄くなって行った。

 その様子はまるで薄いベールを1枚ずつ剥がしていく感じで、徐々に 『墨絵の世界』 から 『色彩の世界』 に変わって行った。

 この辺りから私は次第に興奮して来て、自分でも知らない内に 『ウォー! ウォー!』 等と言いながら

 何十回もシャッターを切っていた。






そしてその後も歩きながらその方向に少しでも開けた所が出て来ると、『普賢岳』 と 『紅葉』 に向けて何十回ともなくシャッターを切った。

そんな風にして歩いている内に、下の右写真の様にガスはスッカリ切れ、鮮やかな色が浮かび上がって来たのである。







 私は興奮したまま、その後も開けた所がある度に写真を撮りながら歩いていると、

 左写真の様な 『国見岳分岐』 の標識が現れたので、左折して 『国見岳』 に登る事にした。













 『国見岳』 への登山道は写真の様に岩場が多くて狭く、下山者も多いので擦れ違うのに大変だった。

 尚、登る途中には鎖場が数ヶ所あった。














 これは 『国見岳』 に登る途中に写したものだが、写真の様に登山者が列を成していた。














 左写真は 『国見岳』 の山頂標識だが、先程の 『国見岳分岐』 から20分程で着いた。

 後方の山は 『平成新山=1486m』 だが、現在はまだ登れない。








下の写真はいずれも 『国見岳』 の山頂から写したものであるが、中写真の 『普賢岳』 の山頂部に小さく蟻の様に写っているのは人である。

1番右は先程登って来た 『妙見岳』 だが、写真の様にガスに覆われ始めていた。

   平成新山             普賢岳
    ↓                 ↓
普賢岳        .
↓        .
妙見岳      .
↓      .

『国見岳』 の山頂は狭い上に、人が多いので風景写真を撮ったらすぐ下りる事にした。

先程の 『国見岳分岐』 まで戻り、『普賢岳』 へと向かう。

そこから登山道は谷底に向かってグングン下って行く。 その急坂部分にも色々な花が咲いていた。

しかし、その急坂では花よりも眼下に見え始めた 『鬼人谷』 の光景に私は目を奪われていた。

『鬼人谷』 の谷底に下りる途中から私は数歩進んでは写真を撮る事を繰り返していた。 それほど素晴らしい光景が眼下に広がっていた。



鞍部に着くと、そこには三脚を構えた方が二人と、紅葉を眺めながら昼食中の二組の御夫婦がおられた。

そこからの紅葉風景は筆舌に尽くし難いほど素晴らしかった。

私はこの様な紅葉は今までに他所でも見た事はあったかも知れないが、これだけのスケールの紅葉をこんなに間近で見た事は始めての様な気がしていた。

その 『鬼人谷』 の紅葉の説明に付いては、いかなる美辞麗句も不要と思うので、そこで写した写真だけを掲載する。



興奮したまま 『鬼人谷』 で何十枚も撮影したので、満足して 『普賢岳』 に歩き始めたが、足下を見ると登山道の落葉も下写真の様にとても綺麗だった。







 上の 『鬼人谷』 から5分も歩かない内に、写真の様な 『普賢岳分岐=紅葉茶屋』 に着いた。

 そこでは30名前後の団体の方達が、そこの広い部分や登山道の隅で昼食中だった。













 上の 『普賢岳分岐』 から 『普賢岳』 への登山道も左写真の様に紅葉が綺麗だったが、急峻な岩場が多く、

 また団体の下山者も多くてすれ違うのが結構大変だった。














 『普賢岳』 の山頂近くになると、写真の様にロープを張った岩場が多くなった。














 そして先程の 『紅葉茶屋』 から25分ほどで 『普賢岳』 の山頂に出た。

 時刻は12時45分だった。













 山頂標識に取り付けてある温度計を見ると、13度だった。

 風は殆んど無くて雨は完全に上がり、上写真の様に雲の切れ間から時々陽の光さえ差す様な天気になっていた。














 この写真は 『普賢岳』 山頂から数百メートル離れた所にある 『平成新山』 だが、まだ少し噴煙が上がっていた。









下の写真は 『普賢岳』 の山頂部から見えた風景だが、狭い山頂部や直ぐ下の広場等には写真の様に昼食中の登山者が多かった。

又、そこから見える紅葉も大変綺麗だった。

山頂部の登山者
山頂直下の広場風景
山頂部からの景色

『普賢岳』 の山頂部では風景を楽しみながら写真を撮り、行動食を食べたりして10分位いた。

山頂から下りる時も登って来る大勢の登山者とすれ違った。 天気が回復したので 『仁田峠』 等の駐車場で登山を迷ってあった人達が登り始めたのだろう?

下山時は 『紅葉茶屋』 まで20分程で下り、そこから左折して 『アザミ谷』 を通る下山道を歩く事にした。

『アザミ谷』 の紅葉も綺麗だったが、その登山道脇にも花が沢山咲いていた。






 その付近でガスが掛かって来たので後ろを振り返ったら、写真の様に 『普賢岳』 にもガスが掛かり始めていて、

 このすぐ後にはガスで完全に見えなくなった。









 『普賢岳分岐』 から45分位で 『仁田峠』 に着いたが、そこにも小さな 『妙見神社』 があった。 

 読者の中にもお気付きの方が多いと思うが、今日の山歩きでは最初は雨が降っていた。

 しかし私が歩き始めると雨は直ぐ止み、前方に掛かっていたガスは私がそこに行くと晴れ、

 そして私がその場所を離れると、そこには又ガスが掛かる事の連続だった。

 この幸運は登る前にお参りした 『妙見神社』 の御利益に違いない!と、私は思っていた。

 それで、これは 『妙見神社』 にお礼をしなければ罰が当るかも知れない?と思い、

 私はここのお賽銭箱に思い切って100円玉を投げ、『妙見神社』 の神様に丁重にお礼を言った。


そう言う事で、『妙見神社』 は安全登山や天候に大変ご利益が有る事が判明しましたので、今後 『普賢岳』 に登られる方は登る前に 『妙見神社』 に

お賽銭を沢山はずんでからお参りされる事を強くお薦めします。(笑)


 『仁田峠』 には写真の様に100台以上の車が駐車していて、ロープウェイの 『仁田峠駅』 前の展望所は

 沢山の観光客で賑わっていた。

 この 『仁田峠』 ではまだ2時を少し過ぎた位の時刻だった。

 私達は昼食をまだ食べていなかったが、そんなにお腹が減っていなかったし、それにまだ余力があったので

 この 『仁田峠』 の駐車場から 『普賢岳』 とは反対側にある 『野岳』 に登る事にした。

 そして、そこの山頂で昼食にしよう!と言う事でオバさんと直ぐ意見の一致をみた。

 それで駐車場の前にある土産物店を少し冷やかしてから、『野岳』 に登り始めた。







 この写真は登る途中にある 『野岳展望所』 から写した、『野岳』 の山容である。

 『野岳』 の山頂はアンテナが沢山建っている奥の山のようである?












 『野岳』 への登山道は写真の様に広くて良く整備されていた。

 私達の他にも2組の家族連れの観光客が登っていた。

 この登山道脇にも綺麗に紅葉した樹や花が結構あった。











 紅葉や花の写真を撮りながらゆっくり20分位歩いたら、写真の様に道が2つに別れている所が現れた。

 しかし、そこには何の標識も無い。

 それでこれはどちらの道からも山頂に行け、周回出来るのだろうと思い右の道に行った。













 そうしたら5分位進むと大きなアンテナの横を通って、写真の様なNTTのアンテナに突き当たり、そこから先には行けなかった。

 それで 『野岳』 の山頂はもう一方の道だったのか!と思い、先程の分岐に戻り左の道を進んだ。













 その左の道は写真の様に細くて草が茂っていたが、数種類の花が咲いていた。










 しかし、その道も5分位進むと建設省のアンテナで行き止まりになり、そこには写真の様な注意書きがあった。

 一体この 『野岳』 の山頂はどこにあるのだろう!、頂上標識や三角点は無いのだろうか?

 『仁田峠』 には 『野岳入り口』 の標識と共に1時間位?で往復出来ますとの案内板があった。

 しかし、山頂部には何の案内も無い。 私は少しムカ付いていた! せめて道が2つに別れている所にでも、

 これから先は行けません!との注意書き位立てるべきであると、憤慨しながらオバさんと話していた。

 しかし、その付近で辺りを見回して見ると、親指程もある大きなムカゴが目に付き、

 それを少し採ったら私のムカ付きは治まった。(私は食い物に弱い軟弱者です!・・・笑)




 私達は 『野岳』 の山頂で昼食にしようと思っていたが、山頂が分からないので登る途中にあった

 写真の様な 『野岳休憩所』 に戻って昼食にする事にした。


 ここに戻る途中にも3組の家族連れが登って来たが、この先は行き止まりである旨を説明したので 3家族とも引き返して行った。

 この様に 『仁田峠』 にある案内板を見てから登って来る人達も結構多いので、関係者は何か対応策を考えた方が良いと思う。










 今日の昼食は写真の様に私の大好きな 『キムチ雑炊』 だった。

 その後は誰も登って来なかった 『野岳休憩所』 で、私達は 『キムチ雑炊』 とデザートとコーヒーをゆっくり楽しんだ。

 この休憩所では1時間近くゆっくりしてから、下りる事にした。







 妙見岳駅  ゴンドラ       普賢岳 仁田峠駅
    ↓    ↓ ↓         ↓    ↓





 この写真は下りる途中にある 『野岳展望所』 から写したロープウェイと 『普賢岳』 の全景である。

 空はいつの間にか写真の様な青空になっていた。








     雲仙ゴルフ場  池の原園地 おしどり池
         ↓       ↓      ↓





 この写真は同じ 『野岳展望所』 から写した、上の 『普賢岳』 とは反対方向の写真である。

 こちらの方向は写真の様に少しガスが掛かっていた。








その後も花や紅葉等の写真を撮りながら、1番下の 『池の原園地』 の駐車場に辿り着いのは5時少し前だった。



今日の山歩きをまとめると、(池の原園地)〜50分〜(仁田峠)〜50分〜(妙見岳)〜15分〜(国見岳分岐)〜20分〜(国見岳頂上)〜15分〜(国見岳分岐)〜

                            15分〜(普賢岳分岐)〜25分〜(普賢岳頂上)〜20分〜(普賢岳分岐)〜45分〜(仁田峠)〜30分〜(野岳)〜

                            20分〜(仁田峠)〜40分〜(池の原園地) で、万歩計は28632だった。



『雲仙普賢岳』 の紅葉風景はこれまで紹介した様に大変素晴らしいものだったが、次は紅葉の色合いやコントラストを紹介してみようと思う。

これも駄文による説明は不要と思うので、写真のみを掲載する。






今回の 『雲仙普賢岳』 は今までに紹介した綺麗な紅葉以外にも、花や木の実等も大変多く、私は目に付いたそれらの写真も全部撮っていた。

それらの写真を合計すると300枚近くになっており、今回その花や木の実まで紹介すると、この山行紀が大変長くなり使用メモリも大変多くなるので、今回はそれらの紹介を割愛する。






 帰る時は暗くなった。 帰路にも私の好きな 『愛野展望台』 の横を通る。

 朝もその 『愛野展望台』 に寄ったが、朝は写真の様に雨とガスで素晴らしい景色は見れなかった。











 帰りも休憩を兼ねてそこに寄ったが、暗くて橘湾の綺麗な景色は見えず、写真の様な漁り火しか見えなかった。


 今回の山行では私の好きな橘湾の景色を見れなかった事と、

 後で知った事であるが、当日 『普賢岳』 に登っていた知人に会えなかった事が心残りだった。







今回の山行では4山を登ったが、翌日国土地理院のHPを訪れ、長崎県の山を見て驚いた。

長崎県の標高の第1位は 『平成新山』 の1486mだが、その山は噴火の為に現在は登れない。

第2位は 『普賢岳』 で1359m、第3位は 『国見岳』 で1347m、第4位は 『妙見岳』 で1333m、そして第5位は 『野岳』 で1142mだった。

な、なんと!!、今回の山行だけで長崎県で登れる山の上位4山を一気に登っていたのである。

登った当日の夜も自宅に帰ってからオバさんと乾杯したが、それを知った翌日の夜も私はスッカリ嬉しくなって又オバさんと乾杯し、又々酔っ払ったのだった。(笑)

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