車について     2004年11月 


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私達は登山に出かける時は車で行きます。

離島の山に登る時でも車をフェリーに乗せて行きます。 (五島の場合のみ時間がなかった為に例外)

それは下山後にその付近にある遊園地、名物料理、名所・旧跡等の観光巡り、温泉等に効率良く行くためです。

これがないと山登りだけでは子供が納得せずに機嫌が悪く、次の山行にも影響します。

その他にも車で行くメリットとしては、朝が早かったり帰りに疲れている時等には子供が寝ていられる事、又起きている時は学校の事を話したり、

尻取りやクイズや歌を歌ったりしながら走行し、疲れたら休憩し、景色の良い所があればコーヒータイムにする等、

家族だけですので誰に気兼ねする事もなく、自由気ままに出来る事です。 (それはそっくり登山中にも当てはまります)

車を使うデメリットとしては運転者 (オジさん) が飲めない事と、車の所に帰らなくてならず、下山時に違うコースを通りづらい事位ではないでしょうか?


車につきましては最初は普通のセダンでした。

その時は車のすぐ横にテントを張って寝ていました。

しかし途中で1ボックスカーに買い換ええてからはもの凄く便利になりました。 

中間座席と後部座席がセパレートタイプでは無くベンチタイプを購入しましたので、両座席を倒して厚手の毛布等を敷けば、即ベッドになるのです。

そして車内の天井に自分で車用の蛍光灯を取り付けましたので、夜でも車の中で本が読める程の明るさになりました。

その車になってからはそれまでの様にテントが張れる場所を探さなくても、登山口や公園の駐車場や見晴らしの良い場所等に駐車して寝泊り出来る様になり、とても便利になりました。

2000ccの車ですが荷物を運転席や座席の下等に置き、互い違いに寝れば4人でも十分の広さがあると思います。

子供であればもっと多くてもOKの広さです。



それにテント使用時には朝、テントの収納にかなりの時間を要していました。

降雨後や朝露が付いた時等はとても時間も掛かっていましたがそれが無くなり、出発時間も早くなりました。

その他にも車の中に居れば、たとえ車に落雷しても大丈夫だとの事ですので心強いと思います。

キャンピングカーだともっと良いのでしょうが、値段も跳ね上がりますし、通常の使用時に少し不便ではないか?と思います。

キャンピングカーをセカンドカーとして持てる余裕があればベストだと思いますが、普段の買い物等のタウンユース以外に時々趣味の山登りや

アウトドアに使用したい向きには、1ボックスカーのベンチシートタイプ (2ボックスカーにも有り) はオジさんのお勧めです。


それから車の駆動方式につきましては、4WDの必要性を感じた事はありませんでした。

それは私達が住んでいる所が雪の少ない九州のせいであるかも知れません。

冬山やスキーに良く行く人ならば4WDの方が良いかなーと思いますが、九州から車で余り出ない私達は、積雪時や凍結時はチェーンの装着で乗り切ってきました。

性能の良い4WDであるに越した事はないと思いますが、その性能が有るが故に普通の車であれば自重して行かない様な所や

行ってはいけない様な所まで行って乗り回したり、危険な場所にまで行き非常事態に陥っていると思います。



それからこれは4WDだけに限りませんが、道にわだちの跡が付けば降雨時にその部分を水が流れ、段々土が流されて深くえぐられていきます。

普通の車が通れないそんな所でも大きなタイヤを付けた一部の4WD車は、その性能を誇示する様にして平気で乗り越え、

益々奥の方まで道が荒れる要素を作りながら土ぼこりを上げて疾走して行き、私達は何度も苦々しい思いをした事が有ります。

そのような人達には、無理せずに歩く気持ちと、自然や歩行者への思いやりと謙虚さを持って欲しいものだと思います

以上、車について取り留めの無い事を思いつくままに書いてみましたが、参考になる事が一つでもあれば幸いです。

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