白 山



2014年(平成26年)7月30日(水曜日)  晴れ  弱風


1/2万5千 地形図上でのGPS軌跡
白色の点線は10秒間隔緯線10秒間の距離=約310m、経線10秒間の距離=約250m)、青色のは1分間隔、水色の斜線は磁北線

緯  度.






36°09′00″













36°08′00″





               136°                136°                136°                136°
                  44′                 45′                 46′                 47′
                00″                00″                 00″                 00″





 今朝は4時半に起きた。


 そして4時45分に駐車場を出発したが、その時の温度は20℃だった。













 駐車場からは階段を登って行った。













 駐車場から階段等を10分ほど登ると、『別当出合登山口』 に出た。


 ここで、コースは二つに分かれていて左のコースに入ると 『観光新道』 で、

 直進して吊り橋を渡るのが 『砂防新道』 である。


 尚、この二つのコースは上部にある、『黒ボコ岩』 地点で合流する。















 私達は、登山時は 『砂防新道』 を通り、下山時に 『観光新道』 を通る事にしていたので、吊り橋を渡った。













 吊り橋を渡って15分弱登った付近は急坂の石段で、そこには 『転倒注意』 の看板があった。








        駐車場 吊り橋  別当出合登山口
          ↓     ↓    ↓






 その付近からは下方に、この様な景色が見えていた。














 更に10分弱登ると道標があったが、別当出合から室堂までの距離は6kmあるようだ。








上の道標から15分ほど登ると 『中飯場』 に出、そこにはトイレやベンチ等があった。

標識
ベンチとトイレ

中飯場から15分ほど登った所からは下写真の様な大規模な砂防ダムの工事が行われているのが見えた。

砂防ダムの左上には資材を尾根に運ぶため?のケーブルも見えていた。

またそこからは直ぐ下に右写真の様な舗装道路が見えたが、ケーブル地点に行く工事車両用の専用道路かな?と思った。

ケーブルと大規模な砂防ダム
工事車両用の専用道路?







 上写真から20分近く登った所にあった道標は倒れていた。








上の標識から10分弱登った所には 『別当覘』 の標識があり、右写真がそこから見えていた景色である。

尚、標識にある様にこの地点の標高は1750mとの事である。

別当出合の標高が1260mらしいので、ここまで1時間20分で約500mの標高差を登って来た事になる。

別当覘
別当覘から見えていた景色

上の別当覘から35分強で 『甚之助避難小屋』 に着いた。

ここにはトイレ・ベンチ・水道等があり、下写真の様に大勢の登山者が休憩していた。

私達もこのテーブルで朝食(行動食)を食べながら25分ほど休憩した

私は避難小屋の中に入ってみたが、詰めれば20人前後が泊まれる位の広さがあり、昨夜はここに泊まった!と言う登山者が3人いた。

甚之助避難小屋の標識
トイレや水道等があった
避難小屋の中





 甚之助避難小屋から先の登山道脇には色々な種類の花が咲いていたので、

 私はそれらの花を撮りながらゆっくりと登っていた。


 そんな風にして50分強登った所には、写真の様な標識があった。


 尚、前方に見える稜線の少し下にある登山道が、帰路に通る予定の 『観光新道』 だが、

 肉眼ではその登山道を登っている登山者が数人見えていた。











 更に10分弱登った所には 『延命水』 があり、写真の姉妹が水を飲んでいた。


 私も飲んでみたが、冷たくて美味しかったですね~。













  延命水を飲んでいる時に、下からガスが一気に吹き上がって来た。














 延命水の直ぐ先では、永平寺の修行僧と言う若い二人に擦れ違った。















 延命水から石段を10分ほど登った所が 『黒ボコ岩』 で、

 別当出合で 『砂防新道』 と 『観光新道』 に分かれていた二つのコースはここで合流した。


 尚、ここまでの所要時間は3時間45分だった。









                   白山山頂
                     ↓




 黒ボコ岩の少し先からは木道に成った。


 尚、前方に白く見えるのは雪渓である。







              白山山頂
                ↓









 黒ボコ岩から25分ほど木道等を登ると、『白山室堂』と 呼ばれている場所に着いた。












                               白山山頂
                                  ↓




 上写真の山小屋の中や、小屋裏の広場には沢山のザックがデポしてあった。

 私達もザックをデポし、空身で白山山頂に登って来る事にした。


 尚、白山室堂の標高は2450mとの事なので、山頂(2702m)との標高差は252mで、

 その間の距離は1120mあるようだ。


 尚、鳥居の後ろに見える 『奥宮祈祷殿』 は取り壊し中で、左側に新しく建設中だった。







             白山山頂
                ↓






 私達は鳥居の横から写真の様な登山道を空身で登り始めた。














 登り始めて5分強した所で振り返ると小屋の全体が見えていたが、下からはガスが吹き上がって来ていた。













 そのガスは一気に、私達が登っている場所まで来た。













 山頂までの半分位を登った所で、私はザックの中に貴重品を入れたままにしているのに気付き、

 早足で下り、また登り返した。

 その所用時間は25分位だった?と思うが、それでドッ!と疲れてしまった。(ハ~!ハ~!)
















 これは山頂部にあった社で、奥に山頂標識が見えている。



















 これが白山の最高峰である 『御前峰=ごぜんがみね=2702m』 の山頂標識である。


 到着時刻は10時30分で、別当出合の駐車場を出発して5時間45分の所要時間だった。
















 山頂から眼下には、白山室堂が見えていた。













 山頂の奥(北方向)には池が見え、このお池巡りも出来るようだが、

 先程の早足往復で疲れていた私はその気力が出ず、山頂に10分ほど滞在した後は白山室堂に下山する事にした。










 これは小屋の裏側であるが、この左横にロープで囲われたお花畑があり、

 山頂からの下山時はそこを巡って下りたので時間が掛かり、ここに着いたのは11時45分だった。


 私達はこの広場に沢山設置されているテーブルで昼食休憩をする事にした。
















 この霊峰白山の説明板は上の広場にあった物である。


















 白山室堂で45分ほど休憩し、12時半に下山し始めた。


 そして花の写真等を撮りながら、木道等をゆっくりと下りて行った。


 白山室堂から25分程で 『黒ボコ岩』 に到着し、ここからは 『観光新道』 を下りる事にした。









観光新道は尾根の少し下に登山道が続いていた。

この観光新道は砂防新道に比べると登山道の整備やトイレの設置等が遅れている様で、砂防新道に比べると極端に登山者が少なかった。

登山道の様子ー1
山道の様子ー2

この観光新道を歩く登山者は、上の登山道写真に誰も写っていないほど少なかったが、咲いている花の種類やその数は下写真の様に凄く多かった。

観光新道脇の花ー1
観光新道脇の花-2











 その後も登山道脇には色んな花が沢山咲いていた。














 この女性は福井から来ていた二人組のお一人ですが、この方が花に大変詳しく、

 自分でもデジカメで花の写真を撮りながら下りてあった。


 私達は途中からこの方達と一緒に下りる様になり、花名を教えて貰いながら写真に撮っていた。(感謝!)









 観光新道に入って35分位した所では工事をしていた。


 尋ねると、避難小屋とトイレを建設する!との事だった。


 後方に重機類が写っているが、そこに建設されるようだ。











 観光新道には登りもあり、奥に見えるピークを越して行った。














 上写真のピーク近くで写した物である。

















 観光新道のちょうど半分の地点(室堂へも別当出合にも3km)には岩のトンネルがあった。


















 その後も登山道脇に現れる色々な花を写しながらゆっくりと下りて行った。


 そしてこれが別当出合にある、観光新道の登山道入口である。


 到着時刻は15時20分で、黒ボコ岩で観光新道に入ってから2時間半の所要時間だった。















 上写真から10分程で駐車場に着いたが、まだ沢山の車が駐車していた。










 今日の山歩きをまとめると、

   駐車場(4:45)~別当出合(4:55/5:00)~中飯場(5:40)~甚之助避難小屋(6:55/7:20)~

   延命水(8:20)~黒ボコ岩(8:30)~白山室堂(9:05/9:10)~御前峰(10:25/10:35)~

   白山室堂(11:45/12:30)~黒ボコ岩(12:55)~別当出合(15:20)~駐車場(15:30)で

   総所要時間は10時間45分、万歩計は37153だった。




霊峰・白山に咲いていた花は多く、下に今日の山歩き中に見掛けた花をまとめて掲載します。

尚、花名には自信は有りませんので、予め御承知置きください。

ウバユリ
イブキトラノオ
ヨツバシオガマ

ミヤマダイモンジソウ
ニッコウキスゲ
キヌガサソウ

エゾシオガマ?
ナナカマドの実?
イワギキョウ

クルマユリ
クロユリ
ハクサンフウロ

オンタデ
カラマツソウ
ハクサンコザクラ

ミヤマキンバイ
ハクサンボウフウ? or シラネニンジン?
カライトソウ

テガタチドリ
イワオウギ
マツムシソウ

シモツケソウ
タカネナデシコ
ハクサンシャジン

ハクサンタイゲキ
タテヤマウツボグサ
ミヤマシシウド

ヨツバヒヨドリ
ハクサンオミナエシ
イワオトギリソウ

オオバギボウシ
ヤマアジサイ






2014年(平成26年)7月31日(木曜日)  快晴  弱風












 これは当朝に撮った物であるが、昨夜はこの 『道の駅・みくに』 で車中泊した。




















 そして近くの 『東尋坊』 に行った。


















 これが東尋坊の断崖絶壁である。


 断崖絶壁の上にはコオニユリが咲いていた。


 尚、後方に見える島がこの後に行った 『雄島』 である。


















 東尋坊の岸壁沿いには遊歩道があった。












その遊歩道沿いには幾つもの句碑や歌碑があったが、下に3つだけを紹介する。

虚子等の句碑
石原八束句碑
林光雄歌碑









                           お じま
 東尋坊を見物した後は、少し先にある 『雄島』 にも行ってみた。


















                          あ ま
 上写真の赤い橋周辺では、4~5人の海人さんが素潜りをしていた。













 雄島の1番高い所には灯台があった。














 雄島の周回中には先ほど行った、東尋坊が見える所もあった。














 雄島を半周して戻ったら、直ぐ近くに海人さんが来ていた。














 大岩の上に行き、海人さんを真上から撮ってみた。












 これがタライの中だが、ウニが殆んどでサザエや貝も少し入っていた。


 尋ねてみると、大体1時間半での成果!との事だった。







東尋坊と雄島を見物後に越前海岸沿いを走っていると、駐車場があり下写真の 『鉾島』 があったので、ちょっと立ち寄ってみる事にした。

鉾島の説明
鉾島

頂上にあった祠
頂上からの景色










 その後も越前海岸沿いの305号線を走って行った。












その後、道路の直ぐ横に駐車場があってその近くに奇岩が見えたので、又ちょっと立ち寄ってみた。

そこでは釣りの準備をしている人がいたので、何が釣れますか?と尋ねたら、先日はここで黒鯛が釣れた!との事だった。(二匹目のドジョウがいるかな~?・・・笑)

越前海岸沿いにあった奇岩群
二匹目のドジョウを狙う釣人

その後は国道365号線を走り、『道の駅・あぢかまの里』 で休憩したが、庇の下にはツバメの巣があった。

道の駅・あぢかまの里
ツバメの巣

                伊吹山山頂
                   ↓









 その後も国道365号線を走っていると、左手に明日登る予定の 『伊吹山』 が見えて来た。





















 『道の駅・伊吹の里』 でも休憩した。


















 その後は 『関ヶ原古戦場』 の見学に行った。








上写真で、石像の後ろに見える階段を5分弱登ると、下・左写真の笹尾山山頂に着いた。

山頂には下・右写真の様な、そこから見える景色と諸大名の陣形図があり、ボタンを押すと音声による説明が聞けた。

私は誰も居なく成ってからそのボタンを何度も押し、陣形図を見ながら関ヶ原合戦の様子を目に浮かべ、何度も何度もその説明を聴いていた。

笹尾山山頂にあった石田三成の陣地跡
関ヶ原合戦の陣形図









 その後は今夜の宿泊地である、『道の駅・池田温泉』 に行った。


 尚、後方に見える建物が池田温泉(新館)である。
















 これが池田温泉(新館)で、入湯料は500円/1人だった。


 このあと私は浴室の中も写真に撮ったのだが、あとから良く見ると余計な物?が写っており、
                    ワイセツブツ
 その写真を公開すると私は猥褻物陳列罪で逮捕されるかも知れないので、

 残念ながら掲載する事はできない。(爆)








この後は翌日(8月1日)の 『伊吹山』 に続きます。

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