2014年(平成26年)5月23日(金曜日) 晴れ 弱風 今朝は5時過ぎに目覚めた。 下写真は起床後少しして写したものである。
道の駅でお湯を沸かし、ホットコーヒーを飲みながらパンを食べ、その後にバナナ、リンゴ、ビワを次々に食べて朝食にした。 今朝ホットコーヒーを飲む時は、また引っくり返されたら困る!と思ったので、私はコーヒーカップを下に置かず、強く手に握ったまま離さなかった。(笑) 横岳 平岳 二子岳 妻岳 御岳 大箆柄岳 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 朝食後は早速、御岳の五合目登山口に向かったが、写真は御岳に大分近く成り、 今日縦走する山々が一望できる所があったので写したものである。
これが 『五合目登山口』 である。 林道がカーブして広く成った所に4〜5台は駐車可能である。 尚、下山時は中央部に見える、車両進入禁止ロープのある 『鳴之尾林道』 を通って この登山口に戻って来る予定である。 誰も居ないこの登山口を出発した時刻は8時15分だった。 上写真で右折した林道を5分ほど登ると林道終点になり、そこにも数台が駐車可能なスペースがあった。 そこからは写真の様な階段が続いていた。 鳴之尾牧場 横岳 平岳 ↓ ↓ ↓ 上の階段を少し登った所で振り向くと、『鳴之尾牧場』 と縦走の終盤時に登る 『平岳〜横岳』 等が見えていた。 そんな登山道の上には綺麗な色のヤマツツジが咲いていた。 階段を登り始めて10分位した所では、私達が五合目登山口に登って来た林道と、 遠くの山頂に白いドームが見えていた。 階段から15分強登ると、写真の様な鉄塔の横を通った。 横岳 平岳 二子岳 妻岳 御岳 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 更に数分登ると上写真で上に見えるパラボラアンテナ(GPS軌跡図ではテレビ塔)に着いた。 そこからは今日縦走する山々が全て見えていたので写したものである。 尚、山の中腹に横線の様な物が見えるが、それが帰路に歩く 『鳴之尾林道』 である。 パラボラアンテナからは写真の様にロープを張った下りが続いていた。 その下りは数分で鞍部に着いた。 鞍部からは当然登りになるが、その登りは下写真の様な鎖を握って登る所が断続的に10分位続いていた。
鎖場を過ぎると、写真の様になだらかな登山道も少しあった。 五合目登山口を出発して55分弱で下写真の『八合目』に出た。
その後の登山道脇にはちょうど満開のミツバツツジが数本あった。 八合目から10分弱登ると、『上祓川コース』 で登って来る登山道と、写真の場所で合流した。 上写真からほんの少し進んだ所が下写真の九合目だった。
九合目から2分ほど登ると、方々の山で良く見掛ける 『人吉・かめさん』 の 『山頂まで5分』 の標識が現れた。 上写真から5分登ったら、本当に下写真の御岳山頂(おんたけ=1182m)に出た。
私達は御岳山頂で行動食を食べながら喉を潤し、初めて20分ほど休憩した。 そして北西方向に見える、これから縦走する山々を眺めながら、 『まだあんなに遠くまでアップダウンを繰り返さなければいけないので、スタミナを付けとかないといけないな〜!』 と思い、二人とも写真の 『アミノバイタル4000』 を飲んでから出発した。(元気モリモリ!・・・笑) 御岳から縦走路への入口部には写真の様な標識があった。 御岳から下りる時は激下りの急坂は無かった様に思う。 そんな登山道にはミツバツツジが咲いていた。 御岳から下り始めて20分弱で鞍部に着いたが、そこはGPS軌跡図で 『妻岳分岐』 である。 この分岐で右折すると、『大箆柄岳=1236m』 への縦走路である。 上の分岐から妻岳への登りは、写真の様なロープを張った階段が多かった。 妻岳分岐から15分ほど登ると、写真の様な 『山頂まで5分』 の標識が現れた。 これが 『妻岳=つまだけ=1145m』 の山頂だが、上写真からちょうど5分で着いた。 妻岳の山頂は上写真の様に周囲は樹木で展望は無かったが、僅かにこれから縦走する西方向の 景色だけが樹木越しに見えていた。 手前に見えるのが 『二子岳』 で、1番奥が 『横岳』、その中間が 『平岳』 である。 妻岳からは写真の様な景色が続いていた。 上写真の様な景色の登山道を10分ほど下り、その後は5分ほど登ると、 写真の 『二子岳山頂=1107m』 に出た。 この山頂は全く展望は無いので、この写真を1枚撮ったら次に進んだ。 その後の登山道も、この様な雰囲気の登山道が続いていた。 先程の山頂からアップダウンの余り無い、上写真の様な風景の登山道を7分ほど進むと また同じ標識のある山頂に出た。 二子山は双耳峰で、両山頂とも全く同じ高さの様である。 この山頂も写真の様に展望は全く無かったので、この写真を1枚撮ったら直ぐ次に進んだ。 その後の登山道では樹の根が写真の様に罠に成っている物が多く、 気を付けないと引っ掛かり、つまずきそうに成る時があった。 その後の登山道では写真の様に、大きな蔓に他の小さな蔓が巻き付いて、絞りあげた跡のある物を見掛けた。 その後の登山道も今までと変わらない写真の様な 『ミカエリソウ=オオマルバノテンニンソウ』 の大群落の中の 登山道を歩いて行った。 これまでの登山道も周りはミカエリソウばかりで、『この山域全体の林床がミカエリソソウで覆い尽くされている!』 と 表現しても良い位だった。 それで私はミカエリソウの開花期にこの道を歩けば、どんな光景が広がっているのだろう?と思いながら歩いていた。 またその付近では写真の様に、少し緑掛かった樹の花を見掛けたが、名称は分からない。 その後も写真の様なミカエリソウの中の登山道を、ロープを掴みながら登って行った。 先程の2番目の二子山山頂から、上掲の様な登山道を40分ほど歩くと 写真の 『平岳=ひらだけ』 の山頂に出た。 この山頂では喉を潤しただけで次に進んだ。 その先の登山道脇にも、写真の様にちょうど満開のミツバツツジがあった。 平岳山頂から15分弱下りると、写真の様に 『33』 の標識があり、登山道が分岐している鞍部に出た。 この場所はGPS軌跡図に書き忘れているが、『平岳分岐』 の名称である。 私達は平岳から左側の道を通ってこの場所に下りて来たが、この後 『横岳』 に登った後は又この場所に引き返し、 今度は右側の道を通って 『鳴之尾林道』 に下りる予定である。 上写真から横岳へ登る登山道は、写真の様なロープを張った急坂が多かった。 そんなロープの途中には写真の様に細く成り、今にも切れそうな所があったので 今後登る人は余り体重を掛けない方が良いと思う。 その様なロープを張った急坂は横岳の山頂近くまで続いていた。 平岳分岐から上の様な急坂を15分強登ると、写真の 『横岳山頂=1094m』 に出た。 到着時刻は11時55分だったが、陽が射していて暑かった。 それで日陰を探し、お昼のNHKニュース等を聴きながら昼食(行動食)を食べる事にした。 ガイド本には360度の展望と書いてあったが、その後の樹木の成長で、 現在は山頂標識の前方(南西方向)しか展望が無かった。 写真はその方向に見えていた眼下の景色で、漁港等が見えていた。 この写真は北西方向の樹木越しに、霞んで見えていた桜島を かなりズームアップして撮ったものである。 横岳山頂は日陰が無く暑かったので、30分弱休憩したら下山する事にした。 写真は横岳からの急坂をロープを伝って下りて来るオバさんである。 横岳山頂から上写真の様な急坂を10分ほど下りると、平岳分岐に戻り着いた。 ここからは右の道を進んで行った。 分岐地点から5分強下りると、写真のような土砂崩れ跡?を通ったが、そこにはヤマツツジが咲いていた。 この写真はその土砂崩れ跡の上方を写したものであるが、そこにもヤマツツジが咲いていた。 この写真も上写真と同じ場所から、今度は下方を写したものであるが、そこにもヤマツツジが所々に咲いていた。 上の土砂崩れ跡から5分強下りると、写真の様にちょうど満開で綺麗なヤマツツジがあった。 どうやらこの付近はヤマツツジが多い様である。 その後の登山道も写真の様に、急坂部分の少ない樹林の中が多かった。 めいのお 平岳分岐からちょうど30分で 『鳴之尾林道』 に下りた。 最後は写真の様な木の階段を、ロープを掴んで下りた。 鳴之尾林道に下りた直ぐ横は、写真の様に満開のヤマツツジが多かった。 その後の林道脇では、下写真の様な木の花を多く見掛けた。
平岳 ↓ 鳴之尾林道に下りて5分強進むと、前方に先程登った平岳の山頂が見える所があった。 林道脇には写真の様な木イチゴが沢山生っていた。 私は大きくて良く熟れた物を見掛けると、採ってはポイ!と口に入れて食べながら歩いていたが、 この林道を歩いている時に私が食べた木イチゴは20個近くあったかも?知れない。 林道脇では写真の様な中小の滝を幾つも見掛けた。 また登山道上に、写真の様な 『ニワゼキショウ』 が咲いている所があった。 林道に下りて25分ほど歩くと、写真の様な23番があり、その先に 『万滝→』 の道標があった。 尚、この場所がGPS軌跡図で 『万滝下降点』 である。 二子岳 妻岳 御岳 ↓ ↓ ↓ ↓ 万滝下降点から15分ほど進むと、前方に今日縦走した山々の山頂が見えて来た。 そんな登山道では写真の様に赤い色をした蛇を見掛けたが、強い毒を持つと言う 『赤マムシ』 だろうか?(コワ) その後の登山道脇でも下写真の様な小さな滝が幾つも現われた。 ところで今日は天気が良いので、この林道を歩く時は暑いだろうな〜!と、ある程度覚悟していたのだが、半分以上?が木陰だったので大変助かった。(ホッ!) それから林道のアップダウンは殆んど無く、平坦部分がずっと続いていた様に思う。
御岳山頂 ↓ その後の登山道では御岳山頂の真下を通る所があったが、そこからは写真の様な土砂崩れ跡が見えた。 鳴之尾林道を歩き始めて、1時間50分で五合目登山口に到着したが、 そこには写真の様に大勢の生徒達がいた。 訊ねると鹿屋市の中学3年生との事で、この中学校では1合目から御岳に登るのが 恒例になっている!との事だった。 またこの五合目登山口には、私達の出発時には無かった仮設トイレが設置されていた。 今日の山歩きをまとめると、 五合目登山口(8:15)〜林道終点(8:20)〜テレビ塔(8:40)〜八合目(9:10)〜九合目(9:20)〜 御岳山頂(9:30/9:50)〜妻岳分岐(10:05)〜妻岳山頂(10:25)〜二子岳@(10:40)〜 二子岳A(10:50)〜平岳山頂(11:30)〜平岳分岐(11:45)〜横岳山頂(11:55/12:25)〜 平岳分岐(12:35)〜鳴之尾林道出合(13:05)〜万滝下降点(13:30)〜五合目登山口(14:55) 総所要時間は6時間40分で、万歩計は写真の様に25372だった。 下山後は明日の登山口である 『猿ヶ城キャンプ場』 に向かった。 その途中に下写真の様な浜平温泉がある事を調べていたので、入って行く事にしていた。(300円/1人) 右写真が湯船だが時刻が16時頃だった勢か?、私が入った時は男風呂には誰も居なかった。 湯船内には泡風呂や電気風呂等、数種類の設備があった。 私が入っている時に地元の同年代の方・3人が入って来たのでお尋ねすると、この温泉は海岸に近いので塩分濃度が高く、 その為に浴槽内が黒く成り、少しヌルヌルするとの事だった。
ゆっくり温泉に入って疲れを取った後は、温泉の女将さんに近くのスーパーマーケットを教えて貰った。 そして教えて貰った 『スーパータイヨー』 に行き、宴会料理用の肉・野菜・タコの刺身・缶ビール、明日の朝食用のパンと果物、及び行動食や飲み物等を購入した。 刀剣山山頂 ↓ その後は今夜の宿泊予定地である 『猿ヶ城キャンプ場』 に向かった。 写真はその 『猿ヶ城キャンプ場』 が大分近くなり、前方に明日登る予定の 『刀剣山山頂』 が 間近に見えて来たので写したものである。 これが 『猿ヶ城キャンプ場』 の駐車場である。 このキャンプ場には18年前(1998年12月)に子供と一緒に来た事があったが、その時もこの先の林道が崩壊して 通行止めに成っていた為、急遽 『垂桜』に行って 『大箆柄岳』 に登った事があった。 尚、このキャンプ場はシーズン前の勢なのか?、閉鎖されているのか?は分からなかったが誰も居ず、 当夜は私達の貸切りだった。 これが当夜の宴会料理である。 簡単に説明すると、 左上の丸い皿は、 持参品で、柿ピー、小魚の干物、アーモンドチーズ 左側の中容器は、 持参品で、ニンニクの味噌漬け 左下の丸い皿は、 タコの刺身とキュウリ 中央のフライパンは、肉・タマネギ・ピーマン・ニンジンの炒め物 その他は、冷奴を半丁ずつで、飲み物は仲良く500mlの缶ビールを1本ずつと オバさんは梅酒で、私は焼酎である。 当夜の宴会は19時半頃から20時半過ぎまで続き、 私が良い気分でシュラフに潜り込んだのは21時前だったと思う。 この後は、翌日の『刀剣山・国見山』 に続きます。 |