釈迦連峰山開き、釈迦岳〜普賢岳


2011年(平成23年)4月29日  快晴  弱風


今日は釈迦連峰の山開きに参加した後、私達はまだ歩いた事の無い椿ヶ鼻から釈迦岳のルート(Green Walk Vol.36で紹介)を歩く事にした。

下・左写真が山開き会場の 『椿ヶ鼻ハイランドパーク』 で、受付けでは右写真のような 『海淡水、タオル、焼酎(225ml入りの見本品)』 を貰った。

第44回山開きプログラム
受付で貰った参加賞

神事や式典が1時間近く続いた後、下・左写真のような 『餅まき』 があったが、私達の周りの人達は猫のように手が早く、やっと直ぐ近くに落ちてきた餅を拾おうとすると

周りの何処からかサッと手が伸びて来てその餅をかっさらって行くので(怒!)、私達は1個ずつ拾うのがやっとだった。(涙)

その後、1番盛り上がる右写真のような 『宝さがし』 があった。

私は3枚のくじを拾ったが、5等(スピンライト)が1つだけで、あとの2枚はスカだった。(また涙)

オバさんはちょうど目の前にくじの塊りが落ちて来たとの事で、2等(木製コマ)が1枚、3等(ヤマメ又は柚子胡椒)が2枚、6等(使い捨て木皿)が1枚を拾っていた。

餅まき
宝さがし







 写真が 『餅まき』 と 『宝さがし』 で私達がゲットした賞品である。













 山開きが終わり、私達が椿ヶ鼻ハイランドパークを出発した時刻は11時25分だった。



 風車(風太郎)の横から山道に入ったが、登り始めて15分強の所からは写真のような鎖場がしばらく続いていた。












 そんな登山道脇では写真のような 『ヒゴスミレ?』 を見掛けた。










                   渡神岳
                     ↓



 登り始めて30分弱の所に展望岩があったが、

 左写真はそこから眼下に見えていた山開き会場(椿ヶ鼻ハイランドパーク)を写したものである。



 ここまでは割と急登の連続だった。












 上の展望岩から5分強登ると、東屋のある写真のような 『雪ヶ岳城跡広場』 に出た。













  『雪ヶ岳城跡広場』 からは多少のアップダウンはあるが、急激な坂道は少なかった。



 途中には写真のような 『浅次郎湧水』 の標識があったが、紹介記事によると現在は涸れているらしい。











 その後の登山道には写真のように大きなヤマカガシがいた。



 私は今年初めての蛇との遭遇だったのでビックリ!した。












 その後の登山道は小さなアップダウンを繰り返しながら、前方に見える普賢岳のドーム下に出たが、

 私達はまず釈迦岳に登って来る事にした。








                御前岳
                  ↓





 写真が普賢岳から10分弱で着いた 『釈迦岳=1231m』 の山頂である。


 私達がこの山頂に着いた時は4組(9人)の登山者が昼食中だった。


 私達もこの山頂部で弁当を食べたが、その間にも御前岳方面から3組(7人)の

 登山者が登って来た。










           椿ヶ鼻ハイランドパーク  渡神岳
                    ↓       ↓



 釈迦岳の山頂で昼食後はドームのある 『普賢岳=1150m』 に移動した。



 写真は普賢岳展望所から見た東南東の景色だが、

 平らに見える所が山開き会場の椿ヶ鼻ハイランドパークで、

 その後方に薄く見える山は 『くじゅう連山』 である。



 普賢岳からは紹介記事にあるように林道を歩いて戻った。








今日の山歩きをまとめると

       椿ヶ鼻(11:25)〜釈迦岳(12:45/13:05)〜普賢岳(13:15/13:20)〜椿ヶ鼻(14:25)、総所要時間は3時間ちょうどで、万歩計は12798だった。


下山後は明日登る予定にしているくじゅう連山に直ぐ移動する積もりだったが、下山した時刻が余りにも早かったので付近や途中の林道を車でゆっくり走りがら

今が旬のタラの芽を探す事にした。 そうすると下写真のようなタラの芽を方々で採取する事が出来た。(喜)

タラの芽−1
タラの芽−2
 タラの芽−3




 採取したタラの芽は翌日まで鮮度を保つ為、濡れタオルで包み、保冷バックに入れて保管した。


 写真は翌日(30日)帰宅して撮ったものだが、全て29日に収穫したタラの芽です。


 これらは帰宅した30日、半分だけ天麩羅とホイル焼きにして晩酌のツマミにしました。(とても美味しかった〜)








 タラの芽採取後はくじゅうに移動し、目的地の沢水キャンプ場には18時半ごろ着いた。

 キャンプ場には5張りのテントがあり園児〜小学生位の子供連れの家族がバーベキュウ等を

 していた。 私達は車内を整理しベッドメーキングした後、19時過ぎから宴会に入った。

 当夜の宴会料理を説明すると、何時ものように全てオバさんが家から持って来た物ばかりで、

 真ん中のメイン料理が 『焼き餃子とタマネギ』、その他の皿は 『ソーセージと魚の缶詰』、

 『キュウリ、人参、ナス、大根の浅漬け』、『枝豆』、『柿ピー、サラミ、アーモンド』 等である。

 飲み物はビール2本ずつの他は焼酎で、宴会は20時半頃まで続いた。


 二人とも餃子を沢山食べたので歯を磨いた後も凄くニンニク臭かったと思うが、

 この歳になればキス等はしないので、もうどんなに臭くてもちっとも構わないのである。(爆)




当夜も私はかなり酔っ払い、シュラフに潜り込んだのは21時頃だった?と思う。


鳴子山〜白口岳

2011年(平成23年)4月30日  曇り時々晴れ・3時位より雨  強風

 1/50000地形図上でのGPS軌跡
緯線・経線とも10秒間隔(緯線10秒間の距離=約310m、経線10秒間の距離=約250m)、水色の斜線は磁北線

     経度      131°14′00″           131°15′00″            131°16′00″           131°17′00″
緯度     .












33°05′00″















33°04′00″

           鳴子山
             ↓



 今朝は6時少し前に起床した。


 そして車内を整理した後、お湯を沸かし 『ホットコーヒー、パン、ゆで卵、リンゴ、バナナ』 で朝食にした。


 写真は沢水キャンプ場を後にする時の6時50分に写したものである。






 レゾネイトクラブ          鳴子山
     ↓                ↓




 沢水キャンプ場からは近くにある、レゾネイトクラブの第3駐車場に移動した。



 写真はその駐車場を出発する時の、7時10分に写したものである。







出発して5分強で下写真の 『一番水』 に着いた。  私は少し飲んで見たがかなり冷たかった。

一番水
一番水の説明


 出発して25分程で今回山行の大きな目的の1つである、4000本の山桜林に着いた。

 インターネット情報ではこの大型連休頃に満開になるのでは?との予想だったので、今日見に行く事にしたのである。

 しかし山桜林に着くと、私が期待していたような景色は無かった。

 写真のように葉桜の方が断然多かったのである。

 開花している樹はほぼ満開だったが、開花している樹は全体の2割程度?のように感じた。

 若木が多い為に、開花させるような樹勢がまだ無いのだろうか?




それからレゾネイトクラブが山腹に展望所を造ったとの事だったので(感謝)、そこにも行ってみる事にした。

下・左写真が展望所だが、『くたみ分かれ』 の20m位手前から5分ほど登った所にそれはあった。 そこからは遠くに阿蘇の根子岳も薄く見えていた。

展望所
                   根子岳
                   ↓
展望所からズームアップして撮影

今年の3月26日に立中山に登った時(立中山で既報)、くたみ分かれから5分ほど進んだ所で下・左写真のような 『鳴子山』 への登山道の分岐標識を見掛けていた。

私達はその道をまだ歩いた事が無かったので、そこを歩くのも今回山行の大きな目的の1つだった。

3月26日時点では左写真のような分岐標識が有ったのだが、当日はその分岐標識は無く、右写真のように小さなケルンが入口部分の両側にあった。

3月26日に見掛けた鳴子山への分岐標識
当日、分岐標識は無かったがケルンがあった

その 『鳴子山東尾根登山道』 は少し登った所から、両手で前方の樹の幹や枝を掴んで身体を引っ張り上げるような急登が続いていた。

下写真は東尾根登山道に入って30分ほど登った所で写した景色だが、写真のような急登がずっと続いていた。

急登が続いていた
右側には大船山が見えていた

     山桜林  レゾネイトクラブ
       ↓       ↓






 上写真のような急登を更に40分ほど登ると、写真のように下の景色が開けている所に出た。










 上写真から更に5分ほど登ると開けたピークに出たので、そこが鳴子山の山頂かと思ったら

 鳴子山の山頂は写真のようにまだ遠くにあり、私はそれを見て疲れがドッ!と出た。(フ〜!)

 それから今迄は樹林帯の中を登って来ていたので風は殆んど感じなかったのだが、

 この稜線に出ると西から物凄い強風が吹いていた。

 その強風は小型台風並みはあり、体重の軽い私達は真っ直ぐ歩けない程だったので、

 風速は20m近くあったのではなかろうか?

 特にその強風は岩場を登り下りする時は、岩から剥がされそうになり恐怖を感じる程だった。








 しかしそんな稜線上には、左写真のような 『クサボケの花』 が咲いている所もあった。









下・左写真が 『鳴子山=なるこやま=1643m』 の山頂だが、2つ前の写真からは物凄い強風と闘いながら稜線上を30分強歩いてやっと着いた。

私達が山頂に着いた時は、沢水展望台から登って来たと言う同年代の単独男性が休んでいた。

鳴子山山頂
                    中岳        白口岳
                    ↓          ↓
鳴子山の山頂から歩いて来た稜線等を写したもの
レゾネイトクラブ    .
↓     .

     白口岳          片ヶ池
       ↓             ↓


 鳴子山の山頂で10分近く休憩した後、次の白口岳に向かったが、

 その途中では写真のように尻尾の長い犬の形?をした 『片ヶ池』 が右下に見えていた。



 尚、この付近はオオヤマレンゲが咲く事で知られているので、もしかしたらその花芽位は見れるのでは?と思い

 注意しながら歩いていたが、それを見つける事は全く出来なかった。(まだ早いのだろう?)





           鳴子山
            ↓



 上写真から10分ほど進んだ所に平らで見晴らしの良い岩があったので、

 私達はその岩上で行動食を食べながら10分近く休憩した。



 写真はその岩上から、先程までいた鳴子山を写したものである。






    中岳                白口岳
     ↓                  ↓

 上写真から10分強進むと写真の 『稲星越』 に着いた。

 この 『稲星越』 からは 『稲星山、中岳、白口岳』 等へ登る道があるが、

 私達はこれから先のルートは決めていなかった。

 写真の上空は晴れているが、反対側の西空は黒ずんだ雲が多くなって来ていた。

 それでオバさんとサミット会議を開いた結果、今朝の天気予報でも夕方から雨が降るとの事だったし、

 山では降雨が早くなるかも知れないので早めに下山しよう!との事になり、白口岳に向かった。




『稲星越』 からは15分程で下・左写真の 『白口岳=しらくちだけ=1720m』 の山頂に着いた。

この山頂では2組(3人)の登山者が休憩中だった。

右写真では小さくて良く見えないが、双眼鏡で見ると坊がつるキャンプ場にはカラフルな十数張りのテントがあった。



白口岳山頂
白口岳山頂から北東方向の景色で
法華院温泉 坊がつる 平治岳 立中山 鉾立峠       大船山  .
↓         ↓    ↓     ↓  ↓          ↓   .



 白口岳山頂も西からの強風が酷かったので、数枚の風景写真を撮ったら鉾立峠に向かって下山を開始した。


 写真は下山中の風景だが、鉾立峠までの半分近くは写真のような岩場が続いていた。


 この鉾立峠へ下山する登山道は白口岳の東側になるので、西からの強風は殆んど影響が無かった。

 それで私達は途中の岩場に腰掛け、行動食を食べながら5分ほど休憩した。









 岩場を過ぎると、今度は写真のように滑り易い粘土層になった。



 この付近では登って来る2組=3人(内2人は山ガール)の登山者と擦れ違った。







              白口岳
                ↓






 写真が 『鉾立峠』 の標識だが、白口岳の山頂からは45分程で下りた。











 『鉾立峠』 からは 『法華院温泉』 とは反対側になる、写真の 『佐渡窪』 に下りて行った。


 そして佐渡窪のベンチに腰掛けて 『ホットコーヒー、ホットドッグ、リンゴ、バナナ』 で昼食にした。


 その後は今年の3月26日と同じ登山道を通って戻ったので、その説明は省略する。







今日の山歩きをまとめると

       第3駐車場(7:10)〜展望所(7:50/7:55)〜鳴子山東尾根入口(8:15)〜鳴子山山頂(9:55/10:05)〜稲星越(10:35)〜

       白口岳(10:50/10:55)〜鉾立峠(11:40)〜佐渡窪(12:05/12:25)〜第3駐車場(13:55)、総所要時間は6時間45分、万歩計は24126だった。


最後に今日の山歩き中に見掛けた花をまとめて掲載する。

ユキザサ
キランソウ
筑紫ショウジョウバカマ
春トラノオ
オオカメノキ(ムシカリ)
三つ葉ツチグリ
スミレ−1
スミレ−2
スミレ−3
ジロボウエンゴサク
ニリンソウ&イチリンソウ

フウロケマン
ムラサキケマン
エヒメアヤメ

車で帰路に就くと直ぐ、ポツン!ポツン!と雨が落ちて来た。

その後、帰路の途中に瀬の本高原の 『三愛』 に立ち寄ってオバさんの好きな 『チーズケーキ』 を買い、再び車を走らせていると今度は物凄い土砂降りの雨になった。

もし 『稲星越』 から違う山に登っていたら、下山途中でこの猛烈な雨に遭っていたのではないか?と思う。

そのような雨にも遭わず無事に下山できた事は、『私の普段の行いが良いお陰だから、感謝しなさい!』 と、私はオバさんに話しながら帰宅していた。(笑)

inserted by FC2 system