2010年(平成22年)10月17日(日曜) 晴れ 弱風 この写真は前日(16日)の夕方に写したものだが、三瓶山麓の西の原にある 『定めの松・二世』 である。 尚、案内板の後ろに写っている松が 『定めの松・一世?』 である。
男三瓶 子三瓶 ↓ ↓ 私達が西の原の駐車場を出発した時刻は7時20分だったが、 その10分ほど前に同年代の御夫婦が出発して行った。 男三瓶 子三瓶 ↓ ↓ 駐車場を出ると、写真のような草原の中を歩いて行った。 そんな草原の中には下写真のような花々が咲いていた。
出発して20分程で 『男三瓶』 と 『子三瓶』 の分岐地点である写真の場所に着いたが、 この場所はGPS軌跡では 『分岐標識』 になる。 私達はまず 『男三瓶』 から登る事にしていたので、分岐標識に従いここで左折した。 尚、分岐標識には 『男三瓶まで90分』 とあった。 上写真の分岐標識から5分ほど登ると、『標高600m』 の標識が現れた。 それで私は、『これからも100m毎に標識が現れるだろう!』 と思い、『現れる度に写真に撮ろう!』 と思った。 しかし、その予想は見事に裏切られた。 上写真の 『600m標識』 から少し登ると、写真のようにカエルに良く似た切り株があった。 分岐地点から15分ほど登ると、カラマツを多く見掛けるようになった。 そんなカラマツ林の中で先に出発した御夫婦が休んであったので、私達が先頭になった。 尚、この付近は樹林帯の中を九十九折りに登って行った。 雲海 西の原 石見銀山の山群(仙ノ山等) ↓ ↓ ↓ 更に20分ほど登ると樹林帯を抜け、展望が開けた。 左下には写真のような雲海が、眼下には出発した西の原が、 遠くには昨日登った石見銀山の 『大江高山〜仙ノ山〜山吹城跡』 等の山群が見えていた。 その付近の登山道では下写真のような花々を見掛けた。
更に標高が上がると、その後の登山道は写真のようなガレ場になった。 そのガレ場の脇には、写真のようなヤマラッキョウが咲いていた。 そんな登山道を登っていると突然、写真のような 『標高1000m』 の標識が現れた。 更に15分ほど登ると、今度は 『標高1100m』 の標識が現れた。 こんな風に無秩序に標識を立てられると困るんですよね〜!(こちら側にも心の準備が有りますからね〜!・・・笑) 男三瓶の山頂標識 ↓ 『標高1100m』 の標識付近は写真のように、ススキ野が一面に広がり、 その向うに男三瓶の山頂標識が見え始めた。 そんな登山道では、写真のような 『マツムシソウ』 を見掛けた。 『標高1100m』 の標識から5分強で下写真の 『男三瓶』 の山頂に着いた。 途中で先発した御夫婦を追い抜いたので、『私達が今日の初登頂者だろう!』 と思っていたら、展望所には既に3人の登山者がいた。(残念!) 尋ねてみると、その人達は 『北の原』 から登って来たとの事だった。 私達は展望所のベンチに腰掛け、行動食を食べながら周りの景色を眺めたりして、この山頂部で20分近く休憩した。 尚、この山頂部の一角に 『三瓶山の登山道で熊の目撃情報があるので注意して下さい!』 との看板があったので、ドキッ!とした。(コワ!)
男三瓶からは女三瓶に向かった。 男三瓶の少し下に 『三瓶山頂小屋』 があるが、そこは写真のように建て替え工事中で、 旧山小屋は閉鎖されていた。(当日は日曜の為、工事は休みで誰もいなかった) 女三瓶山 ↓ 男三瓶からは女三瓶に向かってグングン!下って行った。 そんな途中の登山道では下写真のような花々を見掛けた。
男三瓶からは45分弱で、下写真の女三瓶山頂に着いた。 この山頂には大きなアンテナが何本も建っていた。
女三瓶の山頂では数枚の写真を撮ったら、直ぐ次の孫三瓶に向かって歩き始めた。 写真は女三瓶から下りる途中の景色で、東の原スキー場や上側のリフト駅等が写っている。 下写真はそんな下山途中に見掛けた花達である。
『女三瓶』 と 『大平山』 の鞍部に着くと、そこにはリフトで登って来たと思える若い男女6人がいた。 シャッターを頼まれたので、ついでに私のカメラで写したのがこの写真です。 それにしても若い女の子達は良く喋り、そして何がそんなに可笑しいのか?、 良く笑いますね〜。(しかし、お陰で私も何だか楽しく成りました〜!) 上写真の鞍部から5分弱登ると、写真の 『大平山』 の山頂に着いた。 ここにはテーブルやベンチがあり、他にも10人位の登山者が休憩していた。 私達もここで行動食を食べながら15分ほど休憩した。 この大平山からは下写真のように、三瓶山の4山全部をパノラマ状に一望できた。(周回中に三瓶山の4山を一望できるのはここだけだと思う)
大平山で景色を眺めながら15分ほど休憩した後は、次の 『孫三瓶』 に向かった。 『大平山』 と 『孫三瓶』 との鞍部にある 『奥の湯峠』 までは15分程だが、 その区間には写真のように栗が沢山落ちていて、中には実が入っている物もあった。 『奥の湯峠』 を過ぎると、写真のような岩の多い登りになったが、 そこにも写真に写っているようなオミナエシの花等が咲いていた。 『奥の湯峠』 から上写真のような登山道を15分強登ると、 左写真の 『孫三瓶=907m』 の山頂に着いた。 この山頂では5人の登山者が休憩していた。 私達もこの山頂標識の奥にあるベンチに腰掛け、行動食を食べながら15分ほど休憩した。 子三瓶 男三瓶 ↓ ↓ 孫三瓶で15分ほど休憩した後は、最後の山となる写真の 『子三瓶』 に向かった。 尚、GPS軌跡で孫三瓶と子三瓶との鞍部に見える十字路が 『風越』 である。 『風越』 に下りる途中では下写真のような花々を見掛けた。
孫三瓶 ↓ 孫三瓶山頂から10分強で写真の 『風越』 に着いた。 尚、この十字路で右折すると 『大平山』 方面で、左折すると 『国民宿舎・三瓶荘』 方面である。 『風越』 を過ぎると、写真のような岩の多い登りになった。 そんな登山道では下写真の花達を見掛けた。
『風越』 から20分ほどで写真の 『子三瓶山頂=961m』 に着いた。 時刻はちょうど12時だった。 この山頂で私達が昼食休憩をし終わった時に、私達より少し若い御夫婦が登って来た。 その御夫婦は三瓶山を私達とは逆回りしていて、 午前中に男三瓶〜女三瓶の途中で擦れ違った時にお互いに挨拶だけはしていた。 その御夫婦とはこの山頂標識の前で、お互いのカメラで記念撮影のシャッターを押し合った。 その後にこの御夫婦と会話すると、山口県在住で九州の山にも良く登りに行くとの事だった。 お二人は話していてとても楽しい御夫婦で、暫らくの間お互いに笑いながら話していた。 その御夫婦は近日中にくじゅうの紅葉を見に行く予定との事だったので、 『今度はくじゅうで逢いましょう!』 と言って笑いながら別れた。 写真は 『子三瓶』 と 『男三瓶』 の鞍部にある 『扇谷分岐』 の標識である。 『子三瓶』 の山頂から、この 『扇谷分岐』 まで10分程で着いた。 『扇谷分岐』 からは写真のようなカラマツ林の多い樹林帯の中をグングン!下って行った。 そして登る時に通った、『男三瓶』 と 『子三瓶』 の 『分岐標識』 地点まで20分強で下りた。 写真はそこにあった営林小屋だが、入口は写真のように閉鎖されていた。 西の原に下りると、テントが幾つも立っていて、駐車場は満車状態で、大勢の人達がいた。 係り員の方に尋ねると、下写真のような 『第15回・島根県小学生クロスカントリーリレー大会』 が行われていた。 私達は暫らくの間、小学生達に声援を送りながら観戦した。
今日の山歩きをまとめると、 西の原(7:20)〜分岐標識(7:40)〜男三瓶(9:05/9:25)〜女三瓶(10:05)〜大平山(10:30/10:45)〜孫三瓶(11:15/11:30)〜 風越(11:40)〜子三瓶(12:00/12:30)〜扇谷分岐(12:40)〜分岐標識(13:00)〜西の原(13:20)、 総所要時間は6時間ちょうどで、万歩計は22696だった。 三瓶山を周回している時は登山道や周りの風景等に気を取られて、そんなに思わなかったのですが、 こうして後から撮った写真を見てみると、三瓶山には色んな花が至る所に咲いていたんですね〜。(驚!) この後は翌日(18日)の 『宮島・弥山』 に続きます。 |