2010年(平成22年)9月1日 曇り 弱風 今日は霧立越にあり、花の宝庫である 『白岩山』 と、近くにある 『キレンゲショウマ群生地』 に行く事にした。 この地域には何度も訪れており自宅からの走行距離も所要時間も分かっているので、自宅を9時に出発した。 途中では何時ものように休憩を兼ねて4ヶ所の道の駅に立ち寄り、山歩き中に食べる野菜(キュウリ・トマト)や果物(バナナ・リンゴ・梨・桃)の買い物をしたり、 昼食を食べたりしながら、登山口のある 『五ヶ瀬ハイランドスキー場』 に着いたのは14時10分で、約150kmの走行に5時間10分を要していた。 五ヶ瀬ハイランドスキー場には10台近くの車が停まっていて、15人位?の人達が作業をしていた。 今年のオープン予定日は12月17日との事で、ゲレンデの色々な場所では写真のような重機を使っての 補修工事や改修工事が行われていた。 この 『五ヶ瀬ハイランドスキー場登山口=標高1606m』 を出発した時刻は14時20分だった。
ゲレンデの1番上まで登ると、そこからは下・左写真のような木製階段が続いていて、左側にはネットが張られ、そこには右写真のような看板があった。
登山道脇では下写真のような花やキノコを見掛けた。
前掲写真のような階段の多い登山道を15分弱登ると、 写真のような 『向坂山=むこうさかやま=1684m』 の山頂に着いた。 向坂山の山頂からは下り道になるが、そこも木製階段部分が多かった。 向坂山の山頂から10分ほど下りた所では写真のような標識を見掛けた。 上写真から5分ほど下りると、下写真のような道標等が設置されている 『白岩峠(杉越)』 に着いた。 この白岩峠(杉越)で 『ごぼう畑登山口』 からの登山道と合流する。
今日の行程では登山口の標高が1606mで、1番高い向坂山の標高が1684mなのでその標高差は78mしかなく、 登山道には急激なアップダウンは殆んど無い。 白岩峠(杉越)からは平坦に近い登山道を10分強進むと、写真のような 『白岩山』 の出入り口に着いた。 この白岩山は周りをネットで囲ってある為に鹿や猪を始めとする獣が入り込めないので植物の宝庫になっている。 入口からほんの数分岩場を登ると下写真のような 『白岩山=1620m』 の山頂に着いた。 山頂標識に近ずくと、右写真のように直ぐ横にソバナの花が咲いていた。
山頂からは色々な場所に移動しながらゆっくりと下りて行った。 下写真はそんな下山中に見掛けた花達である。 尚、記載している花名には自信は無く、間違っているかも知れませんので予め御承知置き下さい。
写真は白岩山をネットで囲んでいる、反対側の出入り口である。 両方の出入り口の撮影時間から計算すると、白岩山を囲むネットの中で私達は45分間も花を撮影していた。 上写真から10分弱、平坦な登山道を進むと写真のような説明板や道標のある場所に出た。 ここが 『水呑みの頭』 への分岐点で、 『水呑みの頭』 へは左折する道を登って行く。 写真が 『水呑みの頭=みずのみのかしら=1646m』 の山頂で、上写真の分岐点から5分弱で着いた。 山頂の奥の方にも登山道が続いていた。 その道を進むと 『木浦山』 に行けるようであるが、ガイド本等によると登山道が荒れている!との事だったので、 今回は予定から外していた。 帰路も往路と同じ道を戻った。 途中から写真のような霧が立ち込め、昔の生活道路の呼び方である、『霧立越』 に相応しい風情になった。 その霧は途中で霧雨に変わったので、私達は準備していた折り畳み傘を差して歩いたが、 その霧雨は10分位で止んだ。 五ヶ瀬ハイランドスキー場に戻った時は17時を少し過ぎていたが、まだ作業している人達がいた。 今日の山歩きをまとめると、 スキー場(14:20)〜向坂山(14:35)〜白岩峠(14:50)〜白岩山(15:05/15:50)〜水呑みの頭(16:05)〜スキー場(17:05)で、万歩計は13009だった。 スキー場の建物は全部が施錠されるのでトイレが使用出来ないが、下の駐車場は登山者の為に?トイレが解放されている。(感謝!) それで下山後は下の駐車場に移動した。 そして私は上半身を裸になり、タオルで体を拭いて汗臭さを落とした。 写真が当夜の宴会料理で、何時ものようにオバさんが自宅から持って来た物ばかりである。 宴会料理を簡単に説明すると、 上段の左は、筑前煮 右は、豚肉とナスの味噌炒め 下段の左は、野菜サラダ 中は、シシャモの南蛮漬け 右は、枝豆である。 飲み物はビール1缶ずつと、私は焼酎でオバさんは梅酒である。 当夜は色々な事を話し合いながら飲んでいたので、終了した時刻は10時近くにもなった。 宴会中に車内の温度計を見ると20度位だったが、夜半に寒くなるかも知れない?との事で二人ともブラウスを着てからインナーシーツに潜り込んだが、 翌朝まで寒さで目覚める事は無かった。 当夜、私はかなり酔っ払って寝たようで、翌朝オバさんから 『イビキが凄く煩かった!』 と文句を言われた。(笑) 霧立越の近くにキレンゲショウマの群生地がある。 去年は9月4日に行ったのだがその時は既に花期は過ぎていて(霧立越で既報)、僅かばかりの花しか残っておらず、殆んどが実になっていた。 それで今年は最盛期に見に行きたい!と思っていた。 しかし、今年は全体的に色々な花の開花期が遅れているようなので、キレンゲショウマもそうでは?と思い、今日まで延び延びになっていた。 そう云う事で、期待しながら恐る恐るキレンゲショウマの群生地に行ってみると、 今年も私が期待しているような、花が一斉に咲き乱れているような状態では無かった。 去年より多く咲いていたが、写真がその中で1番良く咲いていた場所の開花状態である。 群生地の多くの場所では写真のように既に落花したものが多く目に付いた。 そして写真のような実になっているものも多かった。 しかし、場所によっては写真のようにまだ硬い蕾も結構有るのである。 それから写真のように花弁の先端が黒く変色している花も結構見掛けた。 最後はこのように黒くなって落花するのだろうか? 左写真が当日、群生地に咲いていた花の中で私が1番綺麗だ!と思った花である。 尚、当日の群生地の中を全体的に観察してみると、 1.落花したもの ・・・ 3割位 2.既に実になっているもの ・・・ 3割位 3.まだ蕾のもの ・・・ 2割位 4.花弁の先端が黒くなっている花 ・・・ 1割位 5.綺麗な状態の花 ・・・ 1割位 のように私には見えた。 もしかしたら、この群生地のキレンゲショウマ達は一斉に咲く事は無く、 日当たり具合や土壌等の違いにより、個体毎にバラバラに咲くのでは?と思った。 キレンゲショウマの群生地には下写真のような花も咲いていた。
この後は翌日の 『スキー場〜小川岳』 に続きます。 |