福智山 〜 尺岳


2007年5月21日(月曜日)  快晴  微風


コース概念図


今朝は5時少し過ぎに目覚めた。 何時ものように朝の身支度をしてからお湯を沸かし、コーヒーとパンとで朝食を済ませた。

そしてダムの直ぐ横で道幅の広くなった所に車を移動させ、そこに駐車してから登山靴に履き替えた。




 この写真はダムの上を通る道路だが、現在はダムの補修工事中で関係車両以外は立ち入り禁止である。


 但し、登山者の歩行は許可されているようである。


 ここを歩き始めたのは5時55分だった。






下写真はダムの上から写したものだが、左写真のように貯水量がかなり低下しているので、このまま行けば今年の夏場はかなりの水不足が予想される。

それで今後暫らくの間、、北九州市民は今の内から風呂には3日に1回しか入らない位の心構えと対策が必要だろう!(笑)

右写真は貯水池と反対側であるが、放水路の中程にあるのが 『鱒淵公園=ますぶち』 で、その直ぐ下が昨夜私達が車中泊した駐車場である。

ダムの左側で貯水池
ダムの右側で放水路









 ダム上の道路を渡り、ダム管理事務所を過ぎて2〜3分歩くと、写真のように貯水池の上に架かる赤い吊橋がある。


 『福智山登山口』 へは、この吊橋を渡ってから右折である。















 この写真は吊橋の向こう側の道路だが、この道路は貯水池を周回する道路のようで、

 道路標識のように歩行者とサイクリングの専用道路である。










 この案内標識は上の道路脇にあった物だが、それを見ると写真のように

 ダム管理事務所から福智山山頂までが5.5km、尺岳までは10.8kmもあるようだ。


 その距離数を見ながら 『尺岳までだと片道で約11kmも有るのか!、大丈夫かな〜?』 とか、

 『福智山山頂で疲れているようだったら、尺岳には行かずに帰って来ようか?』 等とオバさんと話していた。









 赤い吊橋を渡って上掲の周回道路を15分ほど歩くと、左側に写真のような 『福智山登山口』 があった。


 そこには先に進むと 『七重ノ滝登山口』 との標識があったが、そこまでどの位の距離か?は書いてなかった。


 私はここまで歩いて来ただけで薄っすらと汗を掻き始めていたので、ここでブラウスを脱ぎ半袖シャツ1枚になった。










 上の登山口から未舗装林道を5分ほど歩くと、写真のように車両止めの杭があった。


 そこから登山道は林道から分かれて山道になる。













 車両止めからの登山道は、写真のように植林地帯を登って行く。














 そんな登山道を少し登ると直ぐ横には沢が現れ、登山道は暫らくその沢と平行して進んで行った。


 この付近を歩いていると、沢のせせらぎの音と、早朝のヒンヤリ!とした沢風がとても心地良かった。










 上のような沢沿いの道を10分程?歩くと沢を横切る橋を渡ったが、

 渡った所にあった標識を見ると、写真のように 『福智山より2500m』 との距離表示があった。


 私はそれを見ながら 『福智山まで2500mしかないのか〜!、何だか一気に距離数が減った気がするな〜?』 等と

 オバさんと話していた。






そしてその後は下写真のように小さな岩が多い所を登って行った。


そんな登山道では、下写真の花達を見掛けた。

スミレ
サイハイラン
ケキツネノボタン


カキドオシ
ナルコユリ
1輪だけ見掛けたシャガ



 小さな岩が多い所を過ぎると、その後しばらくの間は写真のように、アカガシの多い所を通る登山道が続いた。


 この付近で、後ろから人の気配がするな〜?と思って振り向くと、私より少し年配の単独行男性が近付いてあった。


 その方と少し会話を交わすと、その方も先程から前方で人の話し声が聞こえるような〜?と思ってあったそうである。


 その方は 『福智山登山口』 までバイクで来たとの事で、この福智山には良く登るとの事だった。











 アカガシの多い所を過ぎると、今度は写真のように土の流出を防止する杭が多い、階段状の所を暫らく登って行った。















 上掲写真のような登山道を20分位?登ると、写真のようにまた車両止めの杭があった。









その車両止めを少し過ぎると樹林帯を抜け、下写真のような草原に出た。

尚、写真の山は福智山ではなく、その山は福智山の東側にあって上方に見える岩場は 『鈴ヶ岩屋』 と呼ばれている場所との説明板が途中にあった。

その草原には下写真のように枯れススキが多かったが、その草原には下に掲載するような色々な種類の花が沢山咲いていた。

ここでは歩を進める度に次々と綺麗な花や新しい花が出て来て、私はその度にそれらの花を片っ端から写真に収めていた。

それで私達はこの付近を通過するのに、かなりの時間が掛かったと思う。


ウマノアシガタ
キンラン
カノコソウの蕾

?1
ヒメハギ
ニガナ?




 『鈴ヶ岩屋』 付近までは下ばかりを見て歩いていたのだが、『鈴ヶ岩屋』 を過ぎた辺りでふと前方の空を見ると

 写真のように文字通り、雲一つ無いスカーッとした五月晴れの青空に、一筋の飛行機雲が見えていた。


 あまりにも綺麗だったので写真に撮ったのだが、ハッキリ写っておらず残念である。(切腹!)













 上写真から少し進むと福智山の山頂が見えて来たが、辺り一面は写真のようにクマザサが多くなって来た。









下・左写真が福智山の山頂だが、8時20分に着いた。 鱒淵ダムを歩き始めてから2時間25分が経っていた。

山頂標識に掛けてある温度計を見ると、中写真のように16度だった。 風は殆んど無く、気温も暑くも寒くも無く、大変気持ちが良かった。

私達が山頂に着いた時は誰もいなかった。 先程登る時に私達を追い越して行かれた男性の姿も見えなかったので、違った道を通って帰られたのだろう?


この山頂からは360度の展望だが、当日は少し霞が掛かっていて遠くまで見渡す事は出来なかった。

下写真はこの福智山の山頂部から、各方向の景色を写したものである。

北方向で尺岳や皿倉山方面
北西方向で八幡西区や中間市方面   .
       .     北東方向で足立山や戸ノ上山方面     
      西方向で鷹取山や直方市方面


 西 + 東


東方向で貫山や平尾台方面      .
南西方向で赤池町方面       .
       .
    南東方向で牛斬山や障子ヶ岳方面
南方向で方城町や田川市方面



 福智山の山頂では、喉を潤したり風景写真を撮りながら10分ほど休憩した。


 その間に他の登山道から5人位の登山者がこの山頂に登って来た。


 私達は上の風景写真で、北方向に見えていた 『尺岳』 に向かって下り始めた。


 左写真は下り初めると直ぐ眼下に見え始めた、山小屋とトイレの屋根である。





山小屋には山頂から10分弱で着いた。 山小屋の中には誰もいなかった。

山小屋の裏には新しくバイオトイレが出来ていた。 中をちょっと覘いたが大変清潔だった。

尚、山小屋の前を20〜30mほど下ると、下・右写真のような水場がある。 私達はここに水場がある事を知っていたので、水は持って来ていなかった。

この水場で水を1リットル程ペットボトルに入れて、コーヒー用等に備えた。

山小屋(荒宿荘)
トイレ
水場(たぬき水)

山小屋では写真を撮ったり水を汲んだりして、ここでも10分ほど休憩した。

山小屋からは下写真のような 『カラス落し』 と呼ばれる所をグングン下って行った。







 『福智山〜尺岳』 間の距離は5.3kmあるようだが、

 登山道には写真のような距離標識が500m置きに設置してあった。













 上写真の標識まで、山小屋前の水場を出発してから20分ほど経っていたが、

 登山道はその少し前辺りから写真のように徐々になだらかになっていた。












 写真は 『豊前越』 と呼ばれている鞍部で、ここからも 『七重ノ滝』 へ下る道がある。


 尚、福智山山頂からこの 『豊前越』 までは、殆んど下りの連続だった。












 上記のようにこの 『豊前越』 までは殆んどが下り部分だったが、『豊前越』 を過ぎると写真のような登りになった。


 やっとこの付近から上り始めるのかな〜?と思っていると、その登りの部分は少ししかなかった。








そしてその登りの部分が終わると、また下写真のようななだらかな下り部分が暫らく続いた。




 上写真のようになだらかな下り部分が多くて、楽で気持ちの良い登山道を20分ほど歩くと、

 『山瀬越』 と呼ばれる写真のような場所に着いた。


 私達は尺岳に登った後はこの場所まで戻り、ここから 『七重ノ滝』 経由で下山する予定である。


 尚、ここから 『竜王峡キャンプ場』 に行く道もあった。












 このプリントはこの 『山瀬越』 に置いてあった物だが、『けんご山の会=平均年齢58歳』 の

 『ケヤキ谷〜尺岳〜福智山』 の 『登り時の所要時間』 を分かり易く説明してあったので、

 参考になればと思って掲載します。


















 『山瀬越』 を過ぎると写真のような登りになったので、今度こそ少しずつ登り部分が多くなるのかな〜?と思った。












 しかし上写真のような登りは直ぐ終わり、また写真のようななだらかな下りが現れたのである。


 この付近では 『何時になったら登り始めるのだろうか?、あまりにも下りばかりが続くと

 最後は急激な登りになって、疲れるからイヤだな〜!』 等とオバさんと話していた。











 その後も上写真のようになだらかな下り部分が多くて、とても楽な登山道を15分弱歩くと写真のような林道に出た。


 写真の標識には、この林道を通っても 『鱒淵ダム』 に行けるとの記入があった。













 その林道を過ぎて少し進んだ所に、写真のような距離標識があった。












 しかし尺岳まで僅か1kmしかないその付近になっても、登山道は写真のようになだらかな下り部分が多く、

 時々ほんの少しだけ申し訳ない程度の登り部分が現れるだけだった。


 この付近では、『もしかしたら下り切った所に小さな古墳のような山があって、それが尺岳かも知れないね〜?』 等と

 オバさんと笑いながら話していた。










 そのような、なだらかな登山道を5分ほど歩くと、写真のような分岐標識があった。


 この分岐からも 『竜王峡キャンプ場』 に行けるようである。














 上の標識から1分ほど歩くと、写真のように尺岳まであと500mの標識が現れた。











 それでも登山道は写真のように、まだなだらかな下りなのである。


 そして前方には山らしき物は何も見えて来ないのである。


 それでこの辺では、『もしかしたら尺岳は大阪にある、日本一低い天保山(標高は4.5m)のような感じの山かも

 知れないね〜?』 等と笑いながらオバさんと話していた。





そんな事を笑いながら話している内に、下写真のようにかなり広い原っぱに出た。

どうやらここが 『尺岳平』 と呼ばれる場所のようである。

そして、ここで初めて下・左写真のように尺岳の山頂を望む事が出来たのだった。

尚、この 『尺岳平』 からは 『皿倉山』 への縦走路もあった。

尺岳平から尺岳山頂を望む
尺岳平にある休憩所



 尺岳の登山口は、上の左写真で樹木間に黒い穴が開いているように見える所である。


 その登山道は写真のように割りと急坂で、今まで下りばかり歩いていたので、

 何だか登りがとても懐かしく、そして少し嬉しく感じられた。


 こんな風に登りを嬉しく感じたのは、私は今回が初めてではなかろうか?(笑)


 それにしても尺岳は天保山のような山ではなく、ちゃんとした山だったので良かった〜。(ホッ!)






 これが 『尺岳=しゃくだけ=608m』 の山頂である。


 この山頂には15人位の保育園児達とその先生3人と、私と同年代の3人組の男性登山者がいた。


 保育園児達は私達と入れ違いに下りて行った。












 この山頂部には上写真の山ツツジとは別に、写真のように今が満開の山ツツジが数本あった。









尚、下・左写真のように、この尺岳の山頂にも福智山の山頂と同様に、この山頂から見える全方向の景色説明版があった。

私は3人組の方達から、この山頂から見える色々な景色等を教えて貰った。

下の中写真は北西方向に見えていた 『金剛山』 だが、この尺岳からも縦走出来るそうである。

尚、右写真は先程登って来た 『福智山』 だが、とても遠くに見え、エ〜!あんな遠い所から歩いて来たのか〜!と、少し驚きながら見ていた。

銅板製の景色説明版
北西方向に見えていた金剛山
南方向に見えていた福智山

この山頂にある松の樹で蝉が 『ジィジィジィジィー』 と鳴いていたが、3人組の一人の方がその蝉を素手で捕まえられた。

羽根が透き通っていて下・左写真のように、大きさも形も 『つくつく法師』 に良く似ていたが 『春蝉』 との事だった。 そこにいる全員が、初めて見た!と言っていた。

その他には、蝶々が山ツツジに止まって内側のその綺麗な色模様を見せていたので、私はその蝶々が羽根を広げた瞬間を撮った積もりだった。

しかし自宅に帰ってから見てみると、右写真のようにタイミングが合っておらず、その綺麗な内側の色模様は全く写っていなかった。(又々、切腹!)

春蝉
とても綺麗だった蝶々


 尺岳の山頂部では3人組の方達と話をしたり、景色を撮ったりして10分ほど居た。

 その後 『尺岳平』 に下りて、写真のような休憩所でコーヒーブレイクする事にした。

 私達がその休憩所に行った時は、先程尺岳の山頂で入れ違いになった保育園児達が休憩していた。

 この山の麓にある保育園の4歳から6歳までの園児達で、私はその園児達と何だか訳の分からない事を

 笑いながら話して仲良しになり、その園児達が帰る時は私とハイタッチして別れた。

 その園児達が帰った後、私達はお湯を沸かし、コーヒーを飲みながら饅頭等の行動食を食べた。

 私達がこの尺岳平で休憩している間にも、単独行や2〜3人組の登山者が10人近くこの尺岳平を通り過ぎて行った。







 コーヒーを飲んだ後にその尺岳平を少し散策してみると、写真のような 『カノコソウ』 が群生している所があった。


 この尺岳平で25分ほど休憩したので下山する事にした。 時刻は10時55分だった。











 この写真は登る時にも紹介した 『山瀬越』 である。


 尺岳平からここまで25分ほど掛かっていた。


 この分岐から私達は 『七重ノ滝』 の方向に下った。






『七重ノ滝』 への登山道を下り始めると直ぐ、登って見える私達より少し年配の御夫婦と出会った。 少し会話し、お互いの山情報を交換した。

こちらの登山道は 『福知山〜尺岳』 間の登山道に比べると狭いが、写真のように自然林の中ばかりを通り、こちらの登山道も中々気持ちが良かった。

そしてこの登山道にも急坂は無く、殆んどなだらかな下りの連続だった。








 『山瀬越』 から歩き始めて25分位の所で、右側に写真のような岩があり、『くじら岩』 との名前が付いていた。









それからこちらの登山道では小さな沢が多く、そこを渡る橋が幾つも架かっていたが、いずれの橋も老朽化が激しく、下写真のように隙間があった。

私達が歩くと橋全体がユーラ・ユーラと揺れた。 これらの橋は一人ずつ渡らないと危険だと思った。 多分、このままだと壊れるのにそう時間は掛からないと思う。

現在は事故が起きると直ぐ訴訟するのが当たり前のようになっているので、管理者は早急に対策を立てた方が良いのでは?と私は思った。

裁判で負ければ、工事費よりも補償費等の費用の方が高く付くのではなかろうか?








 その後、登山道は少しの区間だけ写真のような植林の中を通る所があった。















 植林部を通り過ぎて少し進むと、写真のように小さな沢と平行する所が続いた。









そんな所では下写真のような花を見掛けた。

コケイラン

花名はミラさんより
ヤマキツネノボタン?







 上掲のような沢沿いの登山道を10分程?歩くと、

 写真のように 『七重ノ滝』 への分岐標識があり、そこから沢に下りて橋を渡った。








橋を渡って少し歩くと、それから先は下の写真のように色々な表情をした滝の連続だった。(花の群生地ではなく、滝の群生地である)

『七重ノ滝=ななえのたき』 との名称が付いているので、私は滝が7つ在るのだろう!と思っていた。

しかし実際は大小様々な滝があるので、どの滝が 『七重ノ滝』 に選択されているのか分からなかった。(下の方の滝には番号が有ったが、上の方の滝には無かった)

下の写真は割りと大きな滝だけを掲載したが、これ以外にも小さな滝?のような物は幾つもあった。

この滝群生地を通過するだけであれば、実際はそんなに時間は掛からないのではないか?と思うが、私はそれらの滝を写真に収める為に

その都度滝壺近くまで下りていたので、自宅に帰ってから撮影時間を見てみると、この滝群生地を通過するのに30分以上を要していた。


 この写真は滝群生地横の鎖場を下りるオバさんである。 滝が沢山ある所だから、その横を通る登山道も当然急峻である。

 このような鎖場は2〜3ヶ所あった?ように思うが、それにしてもここに設置してある鎖は重たかった。

 私でもかなりの力を入れないと持ち上がらないのである。

 女性(注:か弱い方のみ)や子供だったら、この鎖を簡単に持ち上げる事は出来ないのではなかろうか?

 普通このような鎖やロープに2人以上の人が掴まるのは大変危険であり、1人ずつ掴まるのが原則である。

 特に体重差のある人同士が、同じ1本の鎖等に掴まると、体重の軽い人は体重の重い人に振り回されて滑落する可能性がある。

 しかしこれだけ鎖が重たいと、その恐れは少し減少するが、やはり危険性は残る。

 ここの鎖の大きさや重さは四国の石鎚山の鎖には遠く及ばないが、

 それにしても、上品で、非力で、か弱な私にとっては、凄く重たく感じられた。(笑)




 この橋が1番下にある滝(1番の番号札があった)の所にある橋である。 私はここでオバさんを見て驚いた。

 すっかり若返って、結婚前のようにとても可愛くて、凄く綺麗になっているのである。

 (今はどこを捜しても、その頃のその面影は微塵も見当たらないけどネ!・・・爆)

 オバさんも私を見て、瞳を潤ませ、うっとりとした表情で見詰めている。(笑)

 これは滝群生地を通っってマイナスイオンを沢山浴びた為に、全身の細胞が突然変異を起こして

 二人とも若返った物と思われた。(笑)

 この現象は現代の科学ではまだ解明出来ない、『浦島太郎の逆現象』 だと私は思う。(爆)



それで今後、読者の皆さん方は私達の事を 『ごましおオジさん』、『ごましおオバさん』 とは呼ばずに、これからは 『黒髪お兄さん』、『黒髪お姉さん』 と呼んで下さいネ〜!(爆爆)

上の橋を渡って少し歩くと、その付近には下写真のようなシャガの群生地があった。

登る時の登山道では1輪しか見掛けなかったシャガの花だが、こちらの登山道には沢山あった。

シャガの群生
シャガのUP







 シャガの群生地を過ぎると、道は何時の間にか写真のように広い林道になっていた。















 上のような林道を10分ほど歩くと、写真のような 『七重ノ滝登山口』 に出た。














 上の写真で突き当たった道路(鱒淵貯水池を周回する道路)を右の方に5分弱歩くと

 今朝早く通過した写真のような 『福智山登山口』 の前を通った。














 その後も写真のような歩行者とサイクリング専用の周回道路をゆっくりと歩いて行った。















 そんな道路脇には写真のような 『ベニニガナ?』 も咲いていた。















 周回道路を暫らく歩くと、前方に貯水池に架かる赤い吊橋が見えた来た。









 この写真は赤い吊橋を渡った後に、ダムの上からの鱒淵貯水池の様子を写したものである。

 今朝の往路時にここを通った時にも、殆んど同じ場所から撮った写真を紹介したが、

 私はその時に比べると心持ち水量が増えているような気がした。

 先程、紹介したように 『七重ノ滝』 からの水が流れ込んだ為だろう?と思った。(笑)

 その 『七重ノ滝』 部分には沢山の水があったので、その後も順調にこの貯水池に水が流れ込む様子だった。

 それで、今朝ここを通る時に北九州市民は夏場の渇水対策として、3日に1回位しか風呂に入れないだろう!と

 書いたが、まぁ今のところは2日に1回位の入浴回数に緩和しても良いだろう!(爆)






 この写真はダムの直ぐ横で、道路の広くなっている場所の写真である。


 今朝私達が駐車した時には他の車は無かったのだが、写真のように20台以上の車がこの一帯に駐車していた。


 今日は平日(月曜日)と云うのに、福智山への登山者はかなり多いようである。






今日の山登りをまとめると

      登りが、    車(5:55)〜20分〜福知山登山口(6:15)〜2時間5分〜福知山山頂(8:20〜休憩10分〜8:30)

                      〜10分〜山小屋(8:40〜休憩10分〜8:50)〜25分〜豊前越(9:15)〜25分〜山瀬越(9:40)〜25分〜竜王越(10:05)

                      〜5分〜尺岳平(10:10)〜5分〜尺岳山頂(10:15〜休憩10分〜10:25) で、合計4時間20分。

      下りが、    尺岳平(10:55)〜25分〜山瀬越(11:20)〜1時間45分〜七重ノ滝登山口(13:05)〜30分〜車(13:35) で、合計2時間40分。

      休憩時間を含む総合計時間は7時間40分で、万歩計は32842だった。



車に帰り着いてから公園に移動し、お湯を沸かして木陰で昼食を食べた。

それにしても今日は約20kmの山道を、7時間40分の時間を掛けて32842歩も歩いた。

歩いた距離や歩数から考えて、もっと疲れていて良い筈であるが、二人とも殆んど疲れは感じて無かった。

これは福智山以降の登山道に急激なアップダウンが少なく、その大部分がゆるやかな下り道だった為だろう?と思われた。



私は今日歩いたコースが大変気に入っていた。

私はもう少し歳を取って現在よりも体力が少し落ちた頃に、今回と同じコースを歩いてもまだ大丈夫ではないだろうか?と思った。

私は数年後にまた今回と同じコースを歩こう!と決心してから、この地を後にした。

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